ヤヌス・ヴァンシュタイン
年齢:46
性別:男
身長:162
体重:53
出身:ドイツ
星座:山羊座
血液型:A
ワークス:何でも屋
カヴァー:研究者
ブリード:クロスブリード
シンドローム:キュマイラ/ソラリス
コードネーム:―
持病:胃潰瘍、偏頭痛、低血圧、冷え性
外見:栗色の髪に茶色の眼をした痩せぎすでギョロ目の男。
白衣以外の着る物に頓着しないが、紫のインナーを好む。
セリア?の夫で病原微生物学と遺伝子生物学の研究者。
専攻は『植物型EXレネゲイドによるレネゲイドウイルス感染者の治療』
19年前からレネゲイドウイルスについて研究を始めた最古参の部類に入る研究員であり、かつては国家機関で研究を行っていたが、後述する襲撃事件の後はフリーの研究員兼実験体としてUGN、FH双方に協力している。
学生時代に秀才などと持て囃されていて得意になっていたら、研究所で真の天才の前に挫折した典型的エリート(笑)
敗北を認める事が出来ず、生活を犠牲に己を被検体にして何とか天才に追いつくべく研究に没頭していたら、憎んでるようで憎みきれない挫折させた張本人に求婚された。解せぬ。なんか負けたような気がするので結婚。
羨んだり、嫉妬したり、凹んだりしながら何だかんだで研究尽くめの新婚生活を送って数年、後にレネゲイドビーイングと呼ばれる被検体
『リリス』?が研究所に送られて来た為、初の夫婦共同研究と相成る事となる。
天真爛漫で徐々に聡明な妻に似ていくリリスに嫉妬、隔意、羨望といった負の感情を抱えつつも実の娘のように愛情を注ぎ、その結果としてやっぱり自身を実験体にしながらも家族のように日々を過ごしていた。
が、しかし、幸せな日々は長くは続かない。仮初ならば尚更の事。
10年前、レネゲイドウイルスという強力過ぎる力を危険視した組織が研究所に襲撃をかけ、研究成果全てを焼き払うという暴挙に出た。
成す術も無く燃え盛る研究所の中、リリスが傷付けられた事に逆上したセリアが報復の為、彼の研究成果の一つであったオルクスの純シンドロームウイルスを自身に投与し覚醒。
彼女を止めるべく彼もまた、付近にあった失敗作の混血種ウイルスを自身に投与した結果、ちぐはぐなオーヴァードに覚醒した。
結局、彼女を制止することに成功はしたものの、それが原因で彼女とは袂を分かつ事となり、彼もまた今まで散々味わってきた自身の無力を再度思い知らされる事となり表舞台から姿を消した。
性格は陰気で狭量。かなり嫉妬深いが虚勢を張るのが無駄に上手い。
肥大化した後に打ちのめされ屈折したプライドはそのまま劣等感となり彼の思想の根底となり、コンプレックスを山ほど抱えている。
天涯孤独の生まれ故か、人に頼る事を良しとせず、何でも自分で背負い込むきらいがある。
実のところ、セリアを研究成果で追い抜けたら求婚しようと思っていたくらい妻を憎からず思っていたのだが、男前な奥さんは世間話でもするかのようなノリで求婚して来た為、未だその事を言い出せていない駄目な大人である。というより、結婚してかれこれ20年近いが未だ言っていないというのは駄目というレベルでは無い気もする。
娘に対しては比較的率直に接してはいるものの、自意識を持ったレネゲイドウイルスという確実に人類とは違う存在、それも人類より優秀な存在であることや、そんな彼女を実験体として研究しなくてはならない事から隔意や嫉妬、罪悪感といった負の感情を抱いてしまう自分に嫌悪感を感じてしまう。
上9行を一行に纏めると、『要するに面倒くさい奴』である。
レネゲイドウイルスに感染した植物から抽出した成分から、レネゲイドウイルスに対する抗体や、衝動の抑制剤を作成する研究をしている。
戦闘スタイルは獣化(植物化)による肉体変化と脳内麻薬を利用した身心制御による超近接距離でのヒットアンドアウェイを主体とする。
獣化後の姿は、ハオルシアに酷似した植物が群生して右腕を覆い、右手の甲からはヤシの葉状の爪がジャマダハルのように伸びている。また、左腕からはカギカズラのような鈎付き触手が伸びている。
最終更新:2012年02月04日 12:01