鷹嘴・弘明
年齢:28
性別:男
ワークス:UGNエージェントA
カヴァー:FHエージェント
シンドローム:オルクス
コードネーム:万能の天才(オール・パーパス)、導きの鷹(ガイド・ホーク)
外見:黒髪のボブカットに緑のメッシュが入った、黒眼で長身の青年。
   テンプレートな美形に近いが、自信と嘲笑が透けて見えるような含み笑い
   を浮かべているのが珠に瑕。

  • 設定
FH内でリエゾンエージェントとして活躍中の青年。
しかし、その実態はFH内部の稼動セルの監視とセントラルドグマの正体を探る為に派遣されたUGNのスパイである。
19年前の始まりの刻に弟妹と共に覚醒。しかし、ジャーム化した妹の処遇を巡って弟と対立してしまう。
最終的に、弟の制止を振り切って妹を殺害。放心状態の所を兄弟共々UGNに拾われる。
その後、10年前に受けた初任務でFHに潜入した際、脱出不可能になり、幸か不幸か初任務で顔を知られていなかったことからスカウトされFHエージェントとなってしまった。
個性派揃いのFHの中にあって良識と傲慢さと押しの強さと実力を兼ね備えた彼の存在は貴重だったのか、とんとん拍子に出世して、現在ではセル同士の連携連絡を担当するリエゾンエージェントにまで成り上がった。
その間も、少々犠牲の大きすぎる任務や一部セルの独断専行に関してはUGNに情報を流し掣肘していたが、結果的に厄介者や自制できない実力者を消し、日本国内のFHのスリム化を果たしてしまった面もある。
実は未だ初任務を継続中な為、UGNでの任務達成歴は0。所謂『草』である。

謎の多いシンドロームであるオルクスのピュア種というある意味貴重な存在である彼の戦闘方法は『完全後衛』
肩に止まった一匹の鷹が敵の行動を妨害し味方の行動を導く《迎撃の鷹》と《導きの鷹》の二つのコンボを見る限り、主に動物を用いているようだが、実のところ、鷹は彼が領域に潜ませた因子が視覚化したものであり実在はしていない。云わば幽波紋のようなものである。

性格は冷笑家で秘密主義。モラルは低いが矜持は高い。
『使いこなされる事』に飢えていて、仕えるべき主足りえる人物を探している節がある。
外面的にはサディストだが、内面的にはマゾヒスト。
UGNに残した弟と10年会ってないことが悩み。

コードウェルの帰還以降は、UGNという組織のあり方について疑問を持ち始めた。
特に、現在のUGN内でオーヴァードが占める割合の多さについて、現在の上司がテレーズ・ブルムであることも相まって危機感を覚えている。
今回の任務は監視セルの一つであるヴァルチャーとそのリーダーである大森源壱郎の監視。
FH内でも今はいない都築京香と並んで数少ない尊敬に足る人物であった大森。
彼が決死の覚悟で挑むというユグドラシル輸送計画。
成功か失敗かはわからないが、初任務が終わる時が近付いている気がしている。
最終更新:2012年05月03日 23:24