年齢:17際
性別:女性
ワークス/カバー:高校生/新妻高校生
ブリード:トライ
シンドローム:ブラムストーカー・サラマンダー・ノイマン
コードネーム:シンクロニシティ・ブライド
外見:腰までの長い黒髪と蒼い瞳を持つ色白の美少女。
目が見えないわけではないが、右目に蛇のレリーフの入ったアイパッチをはめているのと、左手の薬指に輝く指輪が特徴的。

設定とか

元FHエージェント「ダブル・フェイス」として活動していたオーヴァード。
生まれた時から全身に様々な不死の病を背負い、ずっと病院で暮らしていたが、10歳の時にオーヴァードとして覚醒したことによって病を駆逐し、健常な肉体を得ることが出来た。
しかし、その代償として深い暴走状態に陥ったところを当時研究の都合で居合わせた幾多・数多の手によって鎮められ、その治療の為に周囲の人間に記憶操作をかけた上で連れて行かれることに。
強いレネゲイド能力により、即時の治療は無理だと判断された数多の手によって戦闘用人格アリサを埋め込まれたことによって何とか暴走は緩和されたが、その為に本来は主人格である梓が意識の底に眠る結果となってしまった。
それからは意識の底でまどろみながらも、少年山田・鉄哉と交わした将来の約束に縋り、今日まで意識を保っていた。
長い年月の中でアリサと同調することによってレネゲイドを制御する能力を身に付けたが、同時にアリサに人格を食いつぶされる危険性をはらんでしまった。
T市における騒乱の結果、幾多数多の遺した研究資料と、アリサ自身の自意識の強固さによってアリサがビーイングとして独立したことでその呪縛からも解放され、現在はUGNの保護観察と監視の下、山田家にお世話になりながら高校生として過ごしている。



性格は物静かで心優しいが、胆力があり芯が強く、ここぞという時にはめっぽう押しが強い。
実は行動力という面ではアリサより梓が強かったりする。
そういった意味で結構気が強いため、おとなしい顔して何気にしたたかで抜け目ない。
気弱そうに見えて強い梓と、気が強そうで弱いアリサとでお互いにバランスがとれているのかもしれない。
滅法なロマンチストであり、病魔にむしばまれていたころに交わした結婚の約束をずっと覚えていて、鉄哉を本気で愛している。
その経緯故少々感覚がずれているのか、アリサを含めた三人の奇妙な関係をすんなりと受け入れていたりする。

好きなものは鉄哉、アリサ、外に出かけること、お日様、お昼寝

アリサとは別個の肉体を得たが、その能力はシンクロしているらしく、お互いに手をつなぐなどの接触を経なければ能力を行使することが出来なくなっている。
しかし、能力の行使中はお互いにレネゲイドを通じてつながりあっているのか、非常に巧みな連携を行うことが出来、二人で1人のオーヴァードと言っても差支えはなくなっている。
このときは片目の色がお互いの色になり、オッドアイになる。
これはアリサが梓を元にしたビーイングであることなどに起因すると
思われているが、詳しい原因は調査中である

Q市およびT市の事件においての鉄哉の浮気については何も言及していないが、実のところ「一番深く愛しているのは自分で一番絆が深いのも自分だ」という自負から来る信頼故。
何気に一番黒く 不動の妻の地位の為常に既成事実を作ろうと画策している。
最終更新:2012年06月09日 00:58