長谷川・奈々
年齢:18
ワークス・カヴァー:・高校生
ブリード・シンドローム:エンジェルハイロウ・エグザイル
身長体重:157cm・黙秘権を行使。
外見:人がよさそうなタイプな小顔。天然茶髪を結っている。小柄な女子生徒。
設定:
不幸。
高校三年生早生まれ。非オーヴァード。
テンションは普通だがやたら発言がネガティブ。涙脆い。
只管厄介ごとに巻き込まれる上、自分で厄介ごとに突っ込む性質をしている。
人の頼みを断れず、ひたすら自分で抱え込んでしまうタイプ。
人の為に行動し、自身に関してはどうでも良いと考えている。
正義感に関してはお金が落ちていたら交番に届けるでもなく、拾うでもなく、見て見ぬふりをするくらい。
ただし家族や友達のためならば例え嫌われようとも関わろうとする行動力を持つ。
ヘルツに対しては最初のころは嫌悪感や巻き込まれてしまった的思考による絶望感でまともに口を利かなかったぐらいだが、運悪くジャームに襲われた時にヘルツの手により命を救われたことに気づき、徐々にコミュニケーションを取っていき、学生生活によるいくつかの騒ぎがあったものの、良好な信頼関係を築きあげている。
交通事故で一度死んでしまうが、その時、うっかりレネゲイドビーイング:ヘルツに寄生されてしまい蘇生する。
どうやら彼曰く「奈々とは最高に相性がいい」とのこと。
何かしら、物流の流れを見たり、物品を手に入れることに関する才能があるらしい。
危険や危機はひたすら回避しようと考えるが、大体の場合ヘルツに説得され人助けなどを結果的に行うことになる。
ヘルツ:
心臓のレネゲイドビーイング。
左肩、腕、胸部に掛けて寄生し、まんま心臓の役割を担っている。
通常は擬態し、奈々の身体の外見を装っているが、肩のあたりから口や目が出て、見てしゃべれる。
好奇心旺盛で大仰。饒舌で皮肉屋。
レネゲイドビーイング特有の人間を理解したいという本能と自身の形状から、人間に寄生しその死骸を乗っ取るという方法を取る。
不幸にも彼の目の前でFHの起こした事件により殺害されてしまった奈々の身体を使おうと思い寄生。
しかし、不幸にも奈々が蘇生してしまいしかも身体の主導権を完全に乗っ取られてしまった。
主導権を奪えず、困りに困った彼は情報収集の方向を転換する。
まずは、奈々の行動を逐一観察し、人間の価値観を手に入れようとする方針に切り替えた。
二か月程度のコミュニケーションなのだが、物事の吸収が早かった彼は凄まじい速度で価値観を変え、人間臭くなった。
というより、寄生している奈々の意識に引きずられているフシがあり、彼の実際の観察能力を超えた速度で人間の価値観を手に入れた。
ほぼ支配されているという不満感はあるものの、奈々本人は嫌々ながらも彼に付き合ってくれるため、現在の状況を楽しんで活動を行っている。
上記の「奈々とは最高に相性がいい」とは自信への皮肉交じりの言葉であるが、コミュニケーションを取っているうちに信頼関係を築き上げることが出来たこともある。
最近、左手の主導権を借りることが出来るようになり、戦闘も効果的に行えるようになったが、奈々の運動能力を考慮して、自身でこなすことが出来る射撃のみに重点を置いている。
戦闘の際には奈々に袖をまくってもらい、肩が横にスライドし、腕がにょきっと生え、銃に取りつき射撃を行う。
割と気持ち悪い。なお、奈々が傷を受けた際の再生などは全て彼が行っている。
奈々の肉体は非オーヴァードと同等程度の能力しかないが、支配型レネゲイドビーイングをほぼ完全に抑え込むという特性を持っていた。
そのため、この特性を理解した他組織から狙われることもあった。
彼がゼノスに所属していない理由は2つほどある。
兄妹以外のレネゲイドビーイングに対してさほど興味が無い。
奈々を巻き込むわけにはいかない(既に十分に巻き込んでいるが)
彼が戦う理由としては、戦闘という極限状態では人間の本質が出るという理論と共に、ジャームに対して本能的な嫌悪感を抱いていることと、作り上げられた価値観による正義感。
奈々に足りない正義感は彼がすべて補っている程である。
元は一つの人間の形をしたレネゲイドビーイングが切り刻まれて出来上がったレネゲイドビーイングとは本人談だが、大言壮語を吐くこともあるので真実とはいいがたい。
最終更新:2012年06月23日 01:08