名前:イリス・リーゼンフェルト
称号:「蒼騎士」
種族・人種:人間・ヴァルター族
アルカナ:Mater=Adamas=Diabolus
Adamas=Diabolus=Ardor
生没年:1043年~
性別:女性
聖痕:髪・魔剣・血
共振:髪が青く変色する。
容姿:腰まで届く細い銀髪、白い肌、蒼い瞳、細い顎、美人。
身長体重は170cm未満・60kg前後と女性の平均よりは体格が良い。
中性的というわけではないのだが美男子にも見える。
両サイドの髪を三つ編みにしている。
スタイルは普段は鎧を着こんでいるため判らない。
名前と同じ花の香水の匂いがする。
装備:
防衛型装備:
一振りの騎士剣と腰に差した直刃の剣。頑丈な革の籠手。
青に赤のアクセントを入れた甲冑と脚甲。花の髪飾り。
騎士剣の銘はノクスレギナ。強固な護拳がついた両手剣。
青い刀身にマテラ語で"月の無慈悲さを"と書かれている。
攻撃型装備:
一振りの大剣。機動力を重視した鎧と革製の装備。花の髪飾り。
そして自身の体と融合しており、魔力で紡ぎ召喚する黒塗りの槍。
槍の銘はエクリプス。日食と月食の光で鍛えられた魔槍である。
生い立ち、性格:
神聖騎士団に所属する若き騎士。
平民の出であるが、疫病の流行により両親を亡くす。
その後高名な騎士の家系であるリーゼンフェルト家に養子として迎えられた。
子供が居なかったリーゼンフェルト家で実子のように愛され、幼少期を過ごす。
修道院に入り修道女として成長期を過ごす。この時、聖職者としての洗礼を受ける。
しかしその後なぜか淑女としてではなく厳しい騎士の訓練を受け、神聖騎士団に入団する。
師と仰いでいた養母から騎士剣を授かり、分隊長に任命されるまでに至る。
同じ神聖騎士団のノエルとは年齢が近い女性ということもあり、友情を築き上げている。
性格は騎士道精神に溢れ、忠誠心と信仰心と正義感が強い。
生真面目で純情、正直で頑固、熱血で潔い。
面倒見がよく姉御肌で子供に好かれる。すげぇ男らしく割と攻撃的。
創造主アーへの信仰よりも聖母マーテルの信仰の方が強く、旧派、新派共に偏見が無い人物。
正しさというものの本質を理解し、その正義を貫いていく。真の騎士と呼ばれる一人。
直感で動くことが多いが、その直感は100%当たる。
なお、彼女には月に纏わる加護が多く、月の下において全力を発揮することができる。
ちなみに伴侶が居るという噂は聞かない。
経歴:
61年、黄金杯の探索、同年探索中止を進言したが受けいられず、閑職に追いやられる。
63年、ブレダ進撃の伝令隊を指揮し、情報をフェルゲンに届けそのままノエル指揮の下で防衛戦に参加。
同年、アンゼル王子入城後、ヒルデガルドを狙う獣の無を持つ暗殺者達とスパイダーと共に撃退。
同年、その際、ヒルデガルドから所領の一部を貰い受ける。
64年、北狄大征伐の際にはヒルデガルドから貰い受けた領地を運用し、補給路の確保を行っていた。
65年、ロウレンド襲来によりフェルゲンを焼かれる。その際、バートと共にヒルデガルドを救出する。
66年、ヒルデガルドの勅命によりアンセル王子の生存の噂を確かめるためにヴィンス公国へ。
その際、リエッタ=クリューガーを助けヴィンス三十日戦争集結に尽力。
67年、ヒルデガルド、ノエルの救出及び亡命の支援を行いケルバーまで送り届ける。
68年、ヒルデガルドの抱える理想に共感を覚えユニオンに参加。
69年、ユニオン側陣営として三王会戦に参戦。
三王会戦前夜、元王室親衛隊隊長のエルネストと激突。それを協力者と共に撃破する。
70年、ヒルデガルドから絶大な信頼を得ていたイリスは、その子供の護衛件養母となる。
争いの無い未来のために。
逸話:
聖痕の宿ると言われる髪は素晴らしい美しさを誇ると伝説に残されている。
彼女が髪を切ったならば、その髪を欲しがり金が動くとすら言われた。
絡まらず、燃えず、切れず、汚れない。奇跡の髪と表現される。
槍を持った時の彼女はとても勇ましい逸話が多い。
- 比喩でも何でもなく、光の速度で槍が飛んでくる。
- 無手だと思い奇襲した三十人の追手が瞬殺された。
- なにか腕を振ったと思ったら地表にクレーターが出来ていた。
- 投擲で木や瓦礫程度なら貫通しても威力がほぼ落ちない。逃げ場なんて無いと思え。
- 弓兵を槍の投擲で一方的に攻撃できる。それも弓の射程外からな。
- 槍の投擲は榴弾砲と評される。何故なら地面に当たって飛んできた土塊が凶器になるからだ。
- エルネストとの戦いにおいてケルバーの広場を瓦礫の山に仕出かした。
- 最大射程距離は、月である。
三王開戦前夜、天文学者により月に隕石か何かが激突し、月が揺れたとの記録があるが、
激高した彼女が黄金杯を引っ掛けて上空に放り投げたという冗談のような真実が存在する。
カール一世決起の際に、今まで民のためになにもしていなかった彼を王と認めなかった。
その際に、カール一世を強く批判する言葉を残している。
「それが擬態であろうと病であろうと、王位を欲しがるだけの餓鬼の駄々に付き合う気は無い。」
イリスとは日本語で言えばあやめの事である。
花言葉は「恋のメッセージ」「雄弁」「変わりやすい」「吉報」「消息」「あなたを大切にします」
古代のとある国では「信仰・知恵・勇気」の象徴とされあがめられていた。
ちなみに毒がある。
彼女は間違いなく女性であるが、何故か愛称として「旦那」という男性格の表現で呼ばれている。
最終更新:2013年12月07日 23:48