種族:ウィークリング(ミノタウロス)
年齢:24
性別:男
職業:冒険者・名誉人族
称号:『凪の双角』『義の激刃』
外見:灰色の短髪と燃えるような赤の角を持つウィークリングミノタウロスの青年。
蒼い鋭さと穏やかさを併せ持つ瞳と整った目鼻立ちに日焼けした肌。左目に傷痕と、常にかけているメガネが印象的。
服装はぴったりとしたインナーの上から意匠をこらした赤のロングコートに革手袋。左肩に肩当て。
常に背中には長年の相棒である大剣を鞘ぐるみの上から革帯を巻いて持ち歩いている。
身長は194cm。鍛え上げられた筋肉を練り上げ、引き締まった体躯に秘めており、なりは比較的細めだがその筋力はすさまじいものがある。

性格:
穏やかで人づきあいがよく、落ち着いた理知的な人物。面倒見もよく、砕けた態度も取れることから人のいいあんちゃんと言った風情。
義理人情に篤く、弱者や困っている人を放っておけないところがあるが、その経験と半生故物事をシビアに見ることも出来
状況によっては大局を見据えて動くことも。
育ての親である人族を蛮族に殺された経緯から蛮族に対しては敵対的で、かつ護るべきものの為には鬼にもなれるため、対蛮族や闘いにおいては普段の落ちつきようからは考えられないほど勇猛果敢に闘う。
自らの経験から「人とはその出自やたどってきた道にかかわらず自らの人生を拓くことができる」という持論を持ち
どんなものであれ、味方をし、いつくしみ、共に歩むものには寛容。
無論、相応の判断を下した上でのことではあるのだが。
冷静で落ちついた物腰の裏には熱い激情を眠らせた男であり、感情的であり、論理的でもある。

設定

蛮族領にてさらわれた女性が生んだウィークリング。
生まれてすぐ殺されそうになったが、母親の命をかけた決死の脱走によって逃げ落ち
蛮族領との境目に近い辺境の村で母親が事切れて彼を抱いているところを人族の夫婦に拾われ、ウィークリングだということを隠して育っていく。
彼が成人する間際に、村は蛮族の攻撃を受けて壊滅。家族や村の人間を失う。
二度も家族を失った痛みから強くなることを望み、正体を隠して冒険者として活動していくうちに、めきめきと実力をつけ
やがていくつかの活躍の後に名誉人族として認められるまでになる。
現在はトップクラスに位置する実力者として 普段は冒険者として様々な難事や依頼の解決を手伝いつつ活動している。
宮廷魔術師のレカール・アーベラインとは彼が冒険者として活動している時の仲間であり、哲学や様々な分野の薫陶を受けた師匠のような存在で、そのころからの愛称で「巌の旦那」と呼んで親しんでいる。無論敬意は払っているが。
そういった経緯から時折、国がらみの難事の解決や、レカールからの協力要請などに応じて駆りだされることもある。

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眠り夜
最終更新:2013年06月08日 21:27