カウフマン
年齢:?
性別:男
身長:172
体重:66
種族:ワイト族
髪:金 目:碧眼 肌:白
Gladius=Ventus=Ardor
共振
アルデスハイムにある自衛組織を担う家の出身。
代々アルデスハイムの領主に仕え支えてきた。
祖父、父、母、兄、兄、兄、兄、兄、兄、自分と、7つ子の末っ子。
よくいたずらをして回り、ロヴレントに喰われるぞ等と怒られて育った。
長閑で平和なアルデスハイムにふさわしく、その性格はむらっけがあり一つの事を集中して成し遂げることはしない。
そのむらっけは武術にも表れており、剣術を学んでいたかと思えば棒術に手をだし、あまつさえ今は槍術に浮気中である。
旅人もめったに訪れないこの町で、何が楽しいのか宿舎を営んでいるお隣さんには病弱な一人娘のエレーヌがいる。
昔から外に出れなかったため、話し相手になることが多く気が付けば隣にいることがあたり前になっていた。
独り立ちの儀を受ける時期に差し掛かった際に、エレーヌより砂丘が見たいと目を輝かせて強請られた。
この頃はおねだりにめっぽう弱く、安請負して悪巧み連中4人をお供に砂丘を目指した。
結果、4人が流浪茸取り付かれた。
何があっても、何一つ欠けることなく、共に生きよう。
その誓いを、裏切った。
取り付かれた部位を斬りおとし、手当てをして4人まとめて町まで運ぶ。
夕刻を過ぎて到着した時には大きな騒ぎになったものの、4人は命を取り留めた。
数日もたたず処分が決まった。
元々予定してた独り立ちの儀の内容を変更し、エステルランド王国、エクセター王国、ヴィンス公国を回って戻ってくること、となった。
これは誓いであり、果たされるべき約定である。
出立の早朝にエレーヌと将来を誓い、必ず、どんな形であれ帰ってくると契約を結んだ。
様々な国で色々な出会いがあったが、忘れられないのはエクセター王国で出合った騎士である。
魔獣に襲われ、武術のむらっけが悪い方向に出てしまった際助太刀に入った長躯の男だ。
剛毅で快活、胸の透くような立ち振る舞いに感銘を受け、名を聞いたが剣の名前だけしか教えてもらえなかった。
のちに国を回ってる最中に十勇士長であると知れたものだ。
そんなこんなで各国を回り、無事にアルデスハイムに帰ってきた。
あれから何年たったのか、もう覚えてはいない。
大切なのは、誓いを守れたことと、エレーヌが待っていてくれた事だけである。
最終更新:2014年11月30日 10:00