名称:飛竜家。辰宮家。 辰宮としか呼ばれないのは内緒。
登場世界観:厳密にいえばNWのみ。
設定:始まりは千年前、機龍の分家である飛竜がある一体の『蛇にて竜の魔王』を討伐することになった。
同時期に機龍は『フェンリル』討伐に全力を注いでいたため飛竜単独で行うことになったのだが、ある方法にて一方的な勝利を得た。
その時『蛇にて竜の魔王』の力を得ようとし取引をし、その時の代償として生まれてくる当主の息子を要求してきた。
混迷の時代だったためにその取引を受け入れ飛竜は竜の力を手に入れることとなる。
当主が意外にも律儀なのか何かしらの理由があったのかは現在は不明だが受け渡しはすんなり行ってしまったがその時の『蛇にて竜の魔王』の目的は人間への興味だったために興味本位で次期当主を育てあげることになった。
その次期当主が非常に類稀な才覚とカリスマを持つ人格者に育ち一族は繁栄していくことになる。
『蛇にて竜の魔王』は人間を観察し育て上げていく過程に楽しみを見出してしまい以降千年にわたり飛竜家に居つくこととなる。
その過程で人類愛に目覚め竜ではなく人として生きるという選択を選び以降『竜のまま人間になる能力』というものを編み出し完全にこの世界の住人として生きることになる(後述)。
元の魔王としての格はそれなりであるがある説によると「魔王というのは人のイメージから作られるものであって自分の力では成長することが出来ない」という説が有力であり、『人間として成長』した魔王であるため現在世界結界内部の魔王としては最強クラスの一人として扱われる。
人間としての現在の名は『龍姫』、竜としての通称は千年生きた竜として『千年竜』として呼ばれる。
大抵千年竜としてしか呼ばれませんけれど。
龍姫自身は流行好き、宴会好き、風呂好きの道楽人生を送っているので全くそうは見えないが、組織運用や政治的な才能は確かである。
今現在では一族の者は姓を「辰宮」と名乗り、組織に関わる状況などの場合「飛竜」を名乗る。
理由は複数存在するらしいが、「空は、飲みこめなかったんだよねー」という謎の一言により飛竜の名を使いたがらないかららしい。
経済的、技術的、政治的な方面に強く教育関係や新技術開発などの支援を強く行っている。
魔法使いとしての直接的な活動はほとんどないが『
竜の首』という異能集団を保有しているという情報がある。
『竜のまま人間になる能力』
正確に云えばこの名称には語弊があるが、千年竜がそう語っているためこの名称を用いる。
厳密にいえば竜と人間の間には『常識的に考えて』生態の違いが存在するために不可能である。人間には寿命というものが存在するために千年竜と一人の人間が同一人物だったとして千年竜を千年維持することは同じ人物が千年生きる必要もあるとということになるので”人間としては異常”な存在としてなってしまう。
故に千年竜は自分の存在をデータベースとし『人間としての自分』を作り上げ『竜としての記憶』を引きずりだせるようにしたのが最初であった。
これにより『人間』の自分は人生を普通にまっとうしながら『千年竜』を維持することができる。という構想だった。
もともと『蛇と竜の魔王』は多頭竜であるためにこの能力を作成し、維持することができた。ちなみに”超人”を作り出すことも勿論可能。
現在、首の一つとして『龍姫』が存在し他に『数合わせ』が存在することは確認されいてる。他に複数の『人物』が『人生』を送っているらしいが詳細は不明。
では本体の竜はどこに存在するかというと、一応関東一帯の地下に存在する地下水のどこか、という曖昧な表現になっている。
千年竜には水を操る能力があり「全ての水分がなくならない限り私は消滅しない」との言があるためにもしかすると地球規模の水分を支配している可能性もある。真相は不明。
最終更新:2010年01月04日 02:09