オズワルド=パラスティン
アルカナ:Mater=Axis=phantasma
性別:男
生没年:1142年~
聖痕:手の甲、首の裏、舌
共振:緊張 「嫌な予感しかしない!」
アルガーマイスター領主の姉であるイレーネに仕えている従者。
設定:
アルガー城付きの魔術師であり、紋章学にも長けていため紋章官として国から任命されている。
聖職者の息子として生まれ高等な教育を受け天慧院の狭き門を潜るほど勉学に長けていた。
だが天才ではない秀才といった程度の魔術師であると悟り遅い挫折を味わう。
しかし一個人としては非常に優秀(なはず)であり、旧派の司祭位を所有している。
司祭と紋章官と魔術師を兼任できる人材。様々な雇い主のもとで重宝されることとなった。
しかし性格が陰鬱気味であり、反りが合わなかったり運が悪かったりと合わなかったりして転々とすることとなる。
そして故郷に近いアルガーマイスタ―に赴任しやっと相性が良い領主に巡り合う。
幼い頃に両親の赴任に伴いアルガーマイスタ―に滞在していたこともあり、領主一族との面識もあったための縁故採用ともいえる。
存外楽しくお仕事をしていたがさすがに遠征に出向くよりは内政担当の人材であったために置いていかれる。
その間、領主姉のイレーネの従者として細々と活躍していた。だがしかし。
\ 突 然 の 解 雇 /
狼狽え惑いキョドった彼は冷静さを失い何があったのか彼はその事実を探ることになった!
性質:
小物。実力と器が乖離している。
何事に対しても疑いを持ち接するが、それは物事を信じやすく思い込みが激しいが故である。
プライドが高く皮肉気味で捻くれていて自らの失点を覆い隠し話を大きく盛り簡単に激昂する。
しかし気が弱く隠し事が下手で人と目を合わせるのが苦手。裏切りとかできない。
臆病で逃げ腰、しかし好奇心に弱くだいたい藪をつついて蛇を出す。
公的な交渉の際にはまともなのだが日常会話になると挙動不審者。
だが信仰心に篤く道義をわきまえており存外腹は据わっている、悪い人物ではない。
キョドったり追い込まれると性格が変わる。わけのわからないテンションになり言動が斜め上になる。
尊敬する人物は学問の守護聖人であらされるセント☆ハインツ。
「こ、この優秀な私をクビにするんですか? いいですよ優秀な私ならどこでも雇っていただけるはずです、ですがしかし私の能力が悪いわけではないはず! そうだ資金繰りが厳しいのでしょう? そうだそうにちがいない!」
「決して私が無能だからクビにされたわけではないはず!それを見極めるまではここを離れませんからね!」
「よもやこの私が最後に取ったのが、金でも地位でも名誉でもなくて、情だったなんて。自分でも意外ですよ」
「最後までお付き合いしますよ、たとえ闇の鎖に囚われようと」
殺戮者の身に落ちたイレーネとの領主マリウスとの闘いにおいて破れ、アルガーマイスタ―家に忠誠を誓う。
その後、アルガーマイスタ―領の利益を求めるために諸国の外交に精を出すことになる。
しかしその際の彼は以前の小物臭漂う言動に比べると、奇妙なほど穏やかで落ち着きが出ていたという。
最終更新:2016年02月12日 23:32