「 我が恩讐と 敬愛すべき彼らにあまねく いつか遠く 平穏のあらんことを 」
名前:サンドリヨ・ド・メーヌ
職種:放浪者 現在賞金稼ぎ。
アルカナ:グラディウス=レクス=アダマス
性別:女
生没年:1041年~
聖痕:右手・喉元・左手
特殊因果律:邪剣浄化
共振:幻影 エボンフラムの邪悪な炎と、それに紛れる白い光の幻影
容姿:灰がかった金のウェーブロング、癖ッ毛。一部を編み込んでいる。
やや幼めの薄褐色の鋭く整った面立ちに、金色の瞳。あまり肌をさらす服装はせず、丈の長い柔らかな紅色の衣服を基調に、鎧を身に着けている。鎧には右手の手甲に小さくド・メーヌの家紋が刻まれている
背には常に布で厚く覆った、身の丈には長大な両手剣を提げているため、やや人目を惹く
設定
エクセターはかつての名門、ド・メーヌ家に生を受ける。母は体が弱く、彼女を生んでまもなく世を去る。
父に愛され男手で育ったせいもあってか、幼少期より男子顔負けの剣の腕を発揮するものの、かつての名門であるがために家督には男子を、そして清廉さをと求められた事から、その才覚の一部を認められながらも、成人してまもなく、中流の貴族への縁談を用意される。
言ってしまえば政略結婚である。今や地に落ちた、それでもかつての名家にとっての、彼女への評価であると共に期待であった。
ド・メーヌの家名の復興を願い、奔走する父の労苦を若いながらに慮っていたサンドリヨは、これもまたその為であると受け入れド・メーヌの領地を離れる決心をする。
サンドリヨの短いながらの15年の中で、周囲からの視線に、あるいは実を結ばない尽力の歳月に擦り切れた父への、僅かな貢献になると信じて。
まもなく父は逝去した。彼女がド・メーヌの家を離れるその日に
葬儀のために遅れる輿入れ。
父の死が不幸の先触れと囁く者達。
細やかな悪意に耐えることが出来ず、黒い喪服に身を包んだ彼女は古い蔵へとふらりと足を向けたのだ
エボンフラム あるいはクレマティオ。
ド・メーヌ転落のきっかけを作ってしまった聖剣であり、邪教の主であったという祖ギョームによって汚された邪剣。
あるいはこれさえなければと 見つめ続ける先でまさしくそれは起きた。
およそ半世紀の時を超えた邪悪なる炎の覚醒である。
噴き出した邪悪なる炎は彼女の貌を焼き、そしてド・メーヌの家名にまた一つ泥を塗った。
貌を焼かれた女は花嫁衣裳を縁談ごと脱ぎ捨てざるを得ず、そして代わりにその手には忌まわしき邪剣を握る。
その才を、あるいはその宿命を買われ
また大願果たさず朽ちた父の、父祖の、あるいは彼らが愛した家督の無念を晴らすため、1年の雌伏、鍛錬の時を経てサンドリヨは今度こそド・メーヌの領地を離れた
邪剣浄化の術をを追うべく、己が腕を頼りとする賞金稼ぎとして情報を集め、あるいは剣を振るい彷徨う身として
エクセターからハイデルランドへ旅だった後
2年の放浪の月日を経てなお 暗い炎に弄ばれた清算は、無念を晴らす恩讐は 途絶えていない。
性格
◆隣人に慈愛を 理不尽には刃を 貴方の敵には炎を
- ふるまいは物静かで理知的。基本的には丁寧な物腰と言葉遣いで努めて他者と相対する姿勢を見せるが、内実は今までの半生ゆえに激情家で、一度敵とみなせば刃は簡単に緩めない。緩めようとしない部分がある。
- ド・メーヌの教えと家訓は重んじているが、根が聊かばかりに気が強いのと悪いほうにあわさってプライドは高い。特に侮辱、裏切り、無駄な浪費を嫌う。
「 覚悟するがいい 裏切りは貴公の名を知っているぞ 」
- 15の折までは度々父の領内を巡り人々を助くる行いに同道した事から、義侠心は高く、また可能ならば徳に沿う行いを心掛けたいと思っているが、復讐を旨とするために一義ではない。
「 愛と善心を語るなら それはあの時 花嫁衣裳を破り捨てた時が最後です 」思えど、言葉に出すことは出来ない。
また、一度受けた恩は忘れない。
- 賞金稼ぎとしてはそれなりに有名で、苛烈かつ鋭い剣筋ながら、可能な限り命は奪わないというスタンスを通している。
「 ただし貴方が外道であれば容赦はしない。 私への敗北を認めるのは一度までです 」
- 暗い炎の教団とギヨームの事件に関しては、一族郎党から伝え聞く一部しか知らないものの、彼らに抱く憎しみは深い。あるいはうずく火傷の傷が、黒い炎が彼女を駆り立てているのかもしれない。
今はまだ、刃は薄く眠りに耽るのみ。
一人称は私 二人称は「~殿」「貴公」女性に対しては主に苗字か名前のどちらかを呼び捨てる。
親しみを持つ誰かがいるのなら、そのものは淡く消え入るような 柔らかな笑みを見るだろう。
道行にて
1:
ケルファーレン公国港町ザルツハーフェンにて海賊の頭領である殺戮者を、居合わせた聖痕者たちと共に討ち果たし、平和をもたらしたサンドリヨ
暗き炎の暗躍 半世紀を超えたムンドゥスの刃 神の教えをいただくもの 復讐の炎
それぞれの思惑のもとであれど、取り戻した笑顔と平穏に、だがその表情は硬く沈んでいた
己の行くべき道はこれでいいのだろうか。
ただ一時の喜びは、安堵よりもなお、その心を駆り立て苛む。
最終更新:2017年01月17日 23:11