身体的な鍛錬よりも精神的な鍛錬を重んじるカルシファードの比較的新しい流派です。
太刀筋を見切ることを戦術の第一手とし、「見」の重要性を説いています。
知性を重んじることから文官や論客などに心得のある物も多いようです。
開祖はペローマの高司祭だったとも、梟を奉じるエルファだったとも言われています。
この流派を学ぶ者には鋭敏視覚や広視界などの特徴を持つものが多いようです。

【見徹自勝】
前提:見切り
上限:視覚判定+10
技能なし値:視覚判定
相手の動きを観察することで虚の動きを見切ります。
フェイントに対する即決勝負に【見徹自勝】で判定が行えます。
この技術を極めた侍にとって、奇抜な動きなど相手の隙に他なりません。

【弐太刀不通】
前提:刀
上限:受け
技能なし値:受け-3
観察により連続攻撃の初動を止める防御の構えです。
コンビネーション攻撃、全力二回攻撃などで複数回の攻撃を受けた時、
【弐太刀不通】で受けを試みることが出来ます。
成功すると相手の武器を非準備状態にすることが出来ます。
この防御には刀での受けを二回分使用します。

【傍見】
前提:刀
上限:強靭精神
技能なし値:強靭精神-4
戦闘中、故意に相手から目を逸らす事で相手の視線を誘導します。
戦場であえて相手を視界から外す強靭な精神が必要です。
【傍見】と目標の知力で即決勝負を行います。
成功度の差分だけ相手の能動防御にペナルティを与えます。
また6以上の差をつけて成功した場合、相手の向きを60度変更することが出来ます。
最終更新:2017年07月14日 22:52