ユリエシカ

種族;人間/エルフとの混血
性別:女性
年齢:38
属性:地/聖
クラス:ホーリーオーダー
外見:緑がかった黒髪のみつあみに、20代相当の美しい外見を持つ。種族は人間だが混血のためか年齢よりも若く、僅かにとがった耳と、水晶のような空色の瞳を持つ。服装は黒の僧服

概要
タージケントにて「あの男」の走狗としてワーキュライトの前に立ちがだかったホーリーオーダーの女性。
代々エルド教の敬虔な信徒である家系に生まれるが、その実際は父親が行きずりでエルフとの間に偶然もうけることが出来た子供である。
ユリエシカの出生当時、エルド教は現在の教皇が辣腕を振るっていた時期で諸侯間の緊張状態が一部あり、そういった経緯から父親は愛した女性とは結ばれずに
人間として生まれたユリエシカのみが父親の下で育つことになる
故にこそエルドの教えを敬虔に信じるが、出生の秘密を権謀術数によって暴かれたことをきっかけに生家は没落し、彼女自身も神の救いにすがったが叶うことはなく
中原から追放されたことをきっかけに精神を病み、間違っているのは神の教えではなく、それを説くものたちであるとして、各地でエルド教に対するテロリズムを行う犯罪者へと身をやつした。
ワーキュライト達への襲撃に加担したのもそういった経緯からであり、ことさらワーキュライトに対しては妄執に近い憎しみを抱いていたため、降伏勧告に一番難色を示したのは彼女である。
ホーリーオーダーとしての能力は現在に至るまで変わらず、その高い魔法の素養から一行の脅威として立ちはだかった
現在はタージケントのアカデミアに軟禁されている

性格;
誇大妄想気味で物事を斜に見ている
教えではなくそれをつかさどる組織や人間こそが腐敗であり、取り除くためには一度破壊しなくてはならないという妄執に若年から取りつかれているため、周囲に対する敵愾心が強い
テロリストとして多くの悪事に加担してきており、敵対するものに容赦のない一方、二重人格的な性質のために、関係のない他者に対してはある程度理性的に応じる部分を持つ
ワーキュライト達を取り巻く現状や思想を、世迷い事でエルドにおもねるための詭弁だと考えているが、一方彼らを見て自身の思想を振り返った部分もあるようである。
最終更新:2023年12月04日 20:46