聖剣・月光丸
種族:聖剣(妖怪)
外見:全長1.5m程の、刀身が淡く光っている大太刀。
1550年頃、イエズス会の宣教師たちと共に日本に訪れた聖職者兼魔術師"カルロス"の魂が宿った聖剣。
日本に訪れた際にとある領地の領主に気に入られ、そのまま家臣となった。
元々、領地のあたりでは邪悪な妖怪がよく出現しており、カルロスは領地のために領主より授かった名刀唐沢を振るい、多くの妖怪を討伐していた。
しばらくして、領地に大悪魔が降臨した。彼は大悪魔との闘いで大悪魔と相打ちとなるが、死の間際に手に持っていた刀へ魂を移す。
刀に魂を移した後は、領地を守った聖剣として、領主の家に代々家宝として受け継がれることとなった。
刀になってからは、領主の血筋で霊感のある者に声をかけ、自らを振るってもらい、迫りくる妖怪を切り続けていたが、やがて時は流れ、妖怪が減り、刀としての役目もなくなったため、
永いこと蔵に保管されることとなった。
生命維持のために月の光を浴びる必要がある。これは月の光に含まれるマナを体内に取り込むために必要な儀式である。
長い年月を経て、妖怪としての在り方が変わり、存在理由が領主と領民を守ることから、悪い妖怪を討つことに変わった。
誠実な人柄で、人当たりは良いが頑固な面がある。人を守るという強い意志と、どのような理由があれ、人に悪事を働く妖怪を許さない。
また、大悪魔とそれの眷属に対しては一切の容赦をしない。
最終更新:2024年06月01日 20:41