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私の生まれた町

私の生まれた町は緑に溢れた所だ。
春には川辺で蛍がひかり、梅雨には蛙の合唱が始まる。夏になると蝉が懸命に命を燃やしている。

そんな中、数年前にモノレールができた。市内を中心に、その周りの町をぐるりと円形に囲ったものだ。
便利になった反面、道路は舗装され、その舗装された道路の脇には店が立ち並んだ。
車の騒音に生き物の声はかき消され、かつての町並みはすっかり影を潜めた。

今では、かつては惜しんだ昔の町並みをすっかり忘れてしまったかのように、私を含めた皆が便利になった町を最大限に利用しながら暮らしている。

しかし、このように変わってしまった町の中にも、変わらないものがある。
それは、お好み焼きだ。
市内にはお好み村というものが存在し、ビルの中には様々なお好み焼きの店が点在している。
私の生まれた所のような郊外でさえ、

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最終更新:2009年07月20日 13:07