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メモリ

メモリとは何か
  • メモリ(memory)=記憶を担当する部品
  バス(データの通り道)でCPUと直結しており、CPUが行った処理結果の内容を受け取り、データを記憶する。
  HD(ハードディスク)などの記憶装置から読み出されたデータも一時記憶される。
  読みだされたデータは、必要な時にCPUに読みだされ、処理され利用される。
  不要になった記憶内容は、OSによりメモリから自動的に消去され、空いた記憶領域には新しいデータが記憶される。
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  • メモリとハードディスクの違い
 ○メモリ・・・一時的な記憶、プログラムの作業領域。電気的に記録するので、電気を切ると消える。 ⇒作業机
 ○ハードディスク・・・永久保存目的の記憶。磁気を使って記憶するので電源を切っても消えない。 ⇒書棚・書庫
  • メモリが少ないと
 ●アプリケーションソフトによっては、動作しない。またはソフトの性能を充分に発揮できない。
 ●Windowsではメモリの不足分をハードディスクで代用する(仮想メモリ)
    ⇒処理速度が遅くなり、CPUに負担がかかり、ノートPCではバッテリー持続時間が短くなる。
OS 最低動作メモリ量 これだけあれば快適
Windows XP 256MB 1GB
Windows Vista/7 1GB 2~3GB
  • RAMとROM
 ○RAM(Random Access Memory、ラム)・・・記憶内容を読み・書き・消去できる
   アプリケーションの動作、データの一時保管で使用(パソコンの作業域)
 ○ROM(Read Only Memory、ロム)・・・読み出しだけ
   内容が消えて困るようなデータの記憶。BIOS(Basic Input/Output System、バイオス)に使用される。
  【参考:パソコンの起動】
   電源ON⇒BIOSが起動して内部部品や周辺装置の接続の確認⇒ブートストラップでOS(Windowsなど)を起動する。
 ○フラッシュメモリ(flash memory)
   ROMであるが書き込みできる。書き込み回数に制限がある(約20万回)。
   記憶内容を保持するための電力が不要で、電源を切っても記憶内容は消えない。
   内容の書き換えで、バージョンアップできる。(PCのROMや携帯電話で使用。)
   USBフラッシュメモリは、これを利用して保存している。
メモリの種類
  • 形状による違い
 ○SIMM(Single Inline Memory Module、シム)
   1990年代後半まで主流。
 ○DIMM(Dual Inline Memory Module、ディム)
   現在の標準的な形状で、スロットに接続する端子数は168ピン。ノートPC用は144ピン。
   ノートPCでは専用のメモリモジュールを使用(SODIMMなど)。
  • DRAM(Dynamic RAM)
  メモリ内容は時間とともに失われるので、記憶内容を保持するため、一定時間ごとにデータを再書き込み(リフレッシュ)する。
  安く、大容量ができるのでRAMとして最も普及した。
  • SDRAM(Synchronous DRAM)
  一般的なPCで使用されるメモリ規格。一度に64ビット幅のデータ読み込みができる。
  データの読み書きを外部クロックと同期(シンクロ)させ、高速なデータ読み書きを実現。
  • DDR SDRAM(Double Data Rate SDRAM)
  外部クロックと同期し、1クロックで2倍のデータを転送するため、SDRAMの2倍の速度。
  • DDR2 SDRAM ・・・ DDR SDRAMの改良版
 4ビットのプリフェッチ(prefetch)機能(CPUがデータを必要とする前にメモリから先読みして取り出す機能)をもち、外部クロックに内部クロックの2倍のクロックを用いる。そのため理論上、同一クロックで動作するDDR SDRAMの2倍、SDRAMの4倍のデータ転送速度を得られる。パーソナルコンピュータ用途のものは2004年から出回り始め、2006年以降は市場で主流のメモリ接続規格となっている。
  • DDR3 SDRAM ・・・ DDR2 SDRAMの改良版 
 8ビットずつのプリフェッチ機能をそなえ、データ転送速度は理論上DDR2 SDRAMの2倍である。
また、動作電源電圧は、DDR SDRAMの2.5V/2.6V、DDR2 SDRAMの1.8Vに対しDDR3 SDRAMは1.5V動作となっており、より一層の消費電力の低減、低発熱が実現されている。
まとめると、
SDRAM⇒DDR SDRAM⇒DDR2 SDRAM⇒DDR3 SDRAM
    ×2     ×2      ×2
  現在、DDR4 SDRAMが開発中で、2011年には製品が導入されるらしい。
  • RDRAM(Rambus DRAM)
  ラムバス社が開発したラムバスという技術を使ったメモリ。従来のDRAMとは異なる発想で作られた。
  一度に読み書きできるデータ量は16ビットか32ビットであるが、読み書き回数を多くして高速にする。
  ラムバスを採用したメモリモジュールはRIMM(Rambus Inline Memory Module)といい、DIMMとピンの配線が異なる。
  • メモリ対応クロック・・・CPUやマザーボード、チップセットと対応しないと性能が引き出せない。
  SDRAM・・・PC100(対応外部クロックは100MHz)、PC133(133MHz)
  DDR SDRAM・・・PC2100(133MHz)、PC2700(166MHz)、PC3200(200MHz)で転送速度は、毎秒2.1GB、2.7GB、3.2GB。
  • メモリを購入するとき、
  バルクメモリ=ノーブランド品。割安だが保証が無い。
  リテールメモリ=メーカー品。高いが保証がある。

最終更新:2010年06月22日 14:30