第10回 相関係数とは
前回までの補足(標準化とは何か)
平均と分散との関係
変換を用いて、平均と標準偏差を変える
上に述べたように、標準化(正規化)とは、平均0、標準偏差1に変換して、異なる分布の中央とばらつきを揃えることを意味している。
学力偏差値
学力偏差値は、平均50、標準偏差10に変換したものである。
この事実から、偏差値40~60の者は、全体の約68%いることが分かる。
第2章.データから関係をみつけだそう~相関・回帰
2.1.データの関係を図示してみよう~散布図
2つの項目間の関係は散布図を描くことで検討できる。・・・p.51
今回は直線的な傾向について考える。
2.2.関係の強さはどうやってあらわす?~相関
正(+)の相関・・・一方の項目が増えるともう一方の項目が増加する
負(-)の相関・・・一方の項目が増えるともう一方の項目が減少する
無相関・・・項目間の直線的な関係は存在しない。
2.3.関係の強さを数値であらわそう~相関係数・共分散
- 相関関係は直線的な傾向であって、バクテリアの発生と気温の関係などは「相関関係ではない何らかの関係」がある。
- 偏差積=1つ目のデータ項目の偏差×2つ目のデータ項目の偏差
- 共分散(covariance)=偏差積の総和(p.58)
- 相関係数(correlation)=共分散÷(xとyの標準偏差の積)
- 相関係数の値
正の相関・・・0<r≦1 (1に近いほど直線に近い)
負の相関・・・-1≦r<0 (-1に近いほど直線に近い)
無相関・・・r=0
p.52の問題の解答
エクセル関数では、共分散は「covariancep()」を使う。計算は下記の公式に従うとよい。
これは、カッコを外して展開し、まとめると得られる。
分からない学生は質問に来ること。
質問は下記まで。
最終更新:2016年06月27日 16:48