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ビジネス情報処理(第4回)


今後の授業展開は、「多変量解析の入門」である。
内容は、回帰分析、分散分析、主成分分析の3つを扱う。

 回帰分析・・・構成する要素の重みづけを求めて、その負荷量や予測を行う。
  (例)サラリーマンの勤務時間、年齢、勤続年数、居住地域、年収のデータから、
      年収データにどの変数が影響を多く与えているか、
      年収に関係がない変数は何か、を調べる。
    y=ax+by+cz+du+・・・の式を当てはめて、係数a,b,c,d,・・・を決める。
    x,y,z,u,・・・に適当な値を与えると、yの予測値が得られる。

 分散分析・・・3つ以上の集団間の平均値の差の検定を行う。
    集団間の比較には「多重比較」を使用する。

 主成分分析・・・分散が最大になる方向を求めていく。


今日は、基本統計量の使い方を述べる。


1.集団の代表値について

  • 平均値・・・全体の左右のバランスをとる位置。偏りがあれば、そちらに場所がずれる。
  • 中央値(メディアン)・・・データを小さい順に並べたときに中央に来る値。偏りに影響されない。
  • 最頻値(モード)・・・度数が最大になるもの。(多数決なら強い!)


2.ばらつきを示す尺度

  • 分散・・・(各データ-平均)の2乗、の平均 各データが平均に近い(中央に集中)ときは小さい。
      ばらばらだと分散は大きい。
  • 標準偏差(SD、Standard Deviation)・・・分散の平方根

(注意)平均をM、標準偏差をsとすると、「正規分布」の形の時には
  M-s~M+s 全体の68%が含まれる。
  M-2s~M+2s 全体の95%が含まれる。
  M-3s~M+3s 全体の99.7%が含まれる。含まれないのは0.3%(=1000分の3、1000に3つ)

(適用例)知能指数(IQ)、平均100、標準偏差15である。このとき、
 IQが85(=100-15)から115(=100+15)の人は全体の68%いる。


基本統計量の計算法(分析ツール)

  • まず、「分析ツール」をアドインで追加する。
 「ファイル」「オプション」「アドイン」「分析ツール」を選んで「設定」
 「分析ツール」にチェックを入れる「OK」

  • 実際にやってみよう!
①「データ」「データ分析」基本統計量を選んで「OK」


【練習問題】「季節変動1024」を用いて、分析ツールを適用して基本統計量を求め、

 データの集団について、わかることを述べなさい。


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最終更新:2017年10月24日 15:59