第10回 確率の読み取り方
前回の例題の復習
今回は前回の復習として、次の問題をやってみよう。
【問題】
30代から50代の人に降圧剤(血圧を下げる薬)を飲む前後の血圧を測ってもらったところ、次のようであった。
| No. |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
| 薬を飲む前 |
158 |
164 |
135 |
187 |
181 |
146 |
192 |
144 |
159 |
189 |
| 薬を飲んだ後 |
125 |
140 |
110 |
175 |
161 |
131 |
178 |
125 |
140 |
164 |
この薬の服用によって血圧が下がっているかを有意水準5%で検定する。
但し、薬を飲む前後の血圧は正規分布に従っていると仮定する。
薬を飲む前の母平均をμ1、薬を飲んだ後の母平均をμ2として、μ1=μ2を仮設検定すればよい。
このとき、「分s刑ツール」の「対応のあるt検定」を使用する。
結果は次の通り。
- 降圧剤は血圧を下げる薬なので、「血圧は下がるはず」と考えて片側検定を行う。
- 両側検定よりも片側検定のほうが「強力」である。
平均値の検定を行う場合、2つの集団の分散が「同じくらい」か「異なる」かで統計量の扱いが変わる。使用する分布も変わる。
今回の問題では、同一の個体でチェックするので等分散を仮定している。
対応のあるt検定を行う場合には、等分散でないと対応できない。
【練習問題】
最終更新:2017年12月07日 18:16