あるところに、「想像」することであらゆるものを「創造」することができる
「イマジン」と言うヒトに似た生き物が住む世界、「イマジア」がありました。
ある日、イマジンの一人が言いました。
「わたし達は何でも作ることができるから、生活で困ることがない。
だが、本当にそれでいいのだろうか。 よくわからないが、なんだかとても虚しい」
それを聞いて、他のイマジンが言いました。
「しかし、いまさら便利な生活を捨てられない。
みんなが虚しさを感じているが、誰一人それを何とかしようとは思わない」
二人の議論は延々と続き、それを発端にイマジンたちは
「虚しさを解消したいもの」「便利な生活を捨てたくないもの」の二つに分かれてしまいました。
そんな混沌がずっとずっと続いたある日、
一人の少女が、小さな「球体」を皆の前で掲げます。
「これは、真実の世界です」
彼女はそれだけ言って、「球体」をイマジン達に見せました。
その球体の中では、イマジンに似た生き物達が生活していました。
彼らはイマジンのように何でもできるわけではなく、
何か困難が起これば、それを自分達で解決しなければなりません。
多くのイマジンが、その世界に驚き、困惑し、そして魅入られました。
その頃合を見計らい、少女は彼らにこの球体や、その中で生きるものたちの作り方を教えます。
球体の世界は「ドリーム」と、中で生きるものたちは「キャラクター」と名づけられ、
ドリームの集合体は「TL(トゥルーランド=真実の世界)」と呼ばれるようになりました。
さあ、「あなた」もTL(トゥルーランド)で新しい物語(ストーリー)を紡いでみませんか?
Q.キャラクターは死んだらどうなるの?
A.再構築され、記憶を引き継いで1日後にその場に復活します。
ただし、キャラクターを操るイマジンの希望により、
「どの程度記憶を引き継ぐか(死ぬ間際まで~生まれた直後まで)」
「どの程度の期間で復活するか(一瞬~永遠)」
「どこに復活するか(死んだその場所~世界の裏側まで)」
は可変となります。
キャラクターたちは、その生死すらイマジンの都合の良いように扱われます。
Q.「NPC」は死んだらどうなるの?
A.NPCは、再構築するより適当に作り上げたほうが早いので基本復活しません。
基本的に使い捨てで、死ねばそれで終わりです。
そこらへんのモブはわざわざ再構築して記憶やら戻すよりまた別の同じようなやつ作った方がはええな、
と言うのが「イマジンの都合」なので、NPCが被害者ならこの世界でも殺人事件は成立しまし、
「死にたくなければ~」と言う脅しも通用しますし、一般人がむやみに死にたがる事もありません。
Q.キャラクターたちは「復活」についてどう捕えているの?
A.「復活」のメカニズムは、TL世界では解明されていません。
自分が「復活」できると信じているキャラクターも居れば、
「復活」できないと考えているキャラクターも居ます。
「復活」した際の記憶を残すかどうかはイマジンによるので、
その辺りの認識は、そのキャラクターを動かすイマジン次第になります。
Q.キャラクターにとって「イマジン」って何なの?
A.イマジンを全く認識していないキャラクター、
イマジンについてぼんやりと認識しているキャラクター、
イマジンと対話ができ、意思疎通できるキャラクターなど、様々です。
一応、イマジンとキャラクターは意思疎通が可能ですが、
それをしたがらないイマジンも多いです。
Q.要するに復活とかイマジンとかどう扱われてるの?
A.あなた達の世界の「神」のようなものです。
「復活」は科学・魔術・超常的なものだと考えるキャラクターも居れば、
イマジンと言う神のようなものが存在し、それらが「復活」させてくれる
と考えるキャラクターも居ます。 実際は後者が正解なのですが…
つまるところ、イマジアにとってイマジンは「イマ人」ですが、
TLにとってイマジンは「イマ神」なのです。
Q.復活できるできないってキャラクターに判断できるの?
A.キャラクターには判断できませんが、イマジンには判断できます。
イマジンと意思疎通できるキャラならその旨を教えてもらう事もできますし、
できないキャラクターでも、イマジンが意識に刷り込む事もできます。
Q.イマジン=プレイヤーなの?
A.であっても構いませんし、イマジンとしての設定を作ってしまっても構いません。
自分の作ったキャラクター全員がエネミー含め同じイマジンに作られたと言う設定でも、
エネミーだけはなんか悪いイマジンが作っていると言う設定でも構いません。
神のように信仰されているイマジンが居ても、友達のようなイマジンが居てもいいのです。
が、イマジンはTLの「舞台」には「直接」登場できないので注意して下さい。
イマジンのデータを作るのは自由ですが、ゲームシステムには影響しません。
最終更新:2014年07月22日 15:57