管理局史上最大の事件と呼ばれるJS事件は機動6課の活躍により終結した、かく言う私ティアナ・ランスターもその一人である…そして6課は解散、皆思い思いの道へと進んだ、私は執務官を目指し奮闘中、そして私に下された課題…
「第97管理外世界に魔力が検出、そこの調査、監視に向かって欲しい」
と
というわけで私、ティアナ・ランスターは何故か元相方のスバル・ナカジマと共に、97管理外世界の三咲町にある高校に通う羽目になった。
フェイトさんの話によると最初私が派遣されるのはバチカンという国の調査とされていたが、そこにいる管理局がつけたコードネーム
「暗黒卿」と呼ばれるランクSSSの人やその他諸々やばいのが沢山いるので却下
(なんでもなのはさんが血相を変えて行動して変更したらしい)
「ティア~似合う~?」
高校の制服を着て、元いや現相方はおおはしゃぎだった、確かに高校に通ってない自分たちにとって
学校の制服は異世界であってもうれしいものであった。
そんなこんなで魔力要素が検出されたクラスにやってくる。
「うお、青髪だ!」
「隣の外人の子、綺麗だなぁ」
とクラスの人々から色々と声が上がる、
「ねぇねぇ、ティア~褒められているよ~」
「はいはい」
相方はすっかり舞い上がっていた…そして私は感じ取った、私達を睨みつけるように見つめているただ
一人明らかに別の学校のセーラー服を着ている黒い長髪の女子生徒から発せられる、何か不思議な力、
魔力に近い力…そんなことをつゆしらず相方はすっかりクラスに溶け込んでいる。
「ティアナの席は…そうだな、志貴の隣だな」
担任が言うと一斉に野次が飛ぶ、そして私は眼鏡をかけた男子生徒に挨拶をする、そしてその男子生徒は笑顔で
「ああ、よろしく」と言ったが…私は一つ疑問を浮かべる。
「その眼鏡は?そして・・・その眼は?」
その男子生徒から眼鏡から発せられる魔力は何かを封じ込めて…ロストロギアに近い雰囲気をただよわせていた、
眼を封じているのか?私は思った…
「これが今回の監視対象なのかな?」
私がそう思ったときである。
「志貴ぃ~~~~~~~~遊びにきたよ~~~」
とどこか場違いな声が聞こえると・・・窓をぶち破って何かがやって来た。
「は?」
それが私の口から漏れ出た言葉だった、窓をぶち破ってやってきた女性、金髪で紅い目でぶっちゃけ女の私でさえも唖然とされる
美しさとスタイルを持つ女性…それなら「ああ、そうか」と思う、思うけど…
(な、なんなのよ、この桁違いの魔力量は!)
そう、あの最終日の日に対峙した隊長や副隊長などを軽く凌駕する魔力を持っているのだ。
「志貴ぃ~今から遊びに行こうよ~」
金髪の女性はダダをこねるヴィヴィオのように言う、そして隣の男子、遠野志貴と言う男子は困惑しながらも
「学校に来るなといあれほど言ったのに!」
と叫んでいる、そして先ほど私を睨んでいた女子生徒がその金髪に食って掛かる突然魔力値をあげながら…
「あの」
私は近くの生徒に声をかける、これは何なのと、そうすると生徒は素っ気無く言う。
「いつものことだ、すぐに慣れるよ」
いつものこと?え?97管理外世界って確か魔法文明が全くないはずじゃ…
そして荒れるクラスの中相方は笑顔で話し掛ける
「ねぇティア、高校って面白いんだね」
「あんたの頭の方が面白いわよ」
…正直言います…生きて帰れるかなぁ…というか、なのはさん、私に何か恨みあります?
ナタもって襲い掛かったり、お持ち帰りした覚えはこれっぽっちも覚えてないのですが。
そして、その遠野志貴と言う男子生徒の監視に乗り出したのが運の尽き、機人級のメイドロボに追っかけ回されたり、
夜にシャッハ以上の暴力シスターに「ダーイ」と言われながら追っかけまわされたり、
自分と似たような武器を持っている人に操られたり、挙句に地下王国に叩き落とされたりと
…ティアナとスバルの珍道中がはじまります。
その頃
「なのはちゃん、三咲町に自分の部下を送ったと…」
「にぱ~…え?忍さん、私何か不味い事したかな。」
「…葬式の準備始めた方がいいと思うわよ」
最終更新:2008年05月10日 12:29