作者 | 出版社 | 巻数 | 連載状況 |
原作:るーすぼーい 作画:古屋庵 | SQUARE ENIX | 2巻〜 | 月刊少年ガンガンで連載中 |
あらすじ(200字)
特殊な能力を持つ能力者と呼ばれる少年少女が集められる学園、そこで彼らは「人類の敵」と戦うべく特別な訓練を受けていた。中島ナナオは無能と呼ばれ、クラスの皆に馬鹿にされていた。ある日、2人の男女の転校生が現れ、その1人の柊ナナは「人の心が読める」と言う。彼女に学級委員長として推薦されたナナオは他の生徒と戦ってその座を争うこととなる。その後、ある出来事によって「人類の敵」との戦いが始まることになるのだ。
推薦文1(200字)
あらすじは1話の途中までを当たり障りなく書いたものである。
能力者が集められ、学園に通って、来るべき戦いに備えている。1話目の60~70ページくらいまでは能力者ものの何番煎じだ? という具合にわざとらしいぐらいまでありがちなものであるが、読み終わった時にあなたの評価は180°変わっているだろう。1巻を読み終わった時、否、1話目を読み終わった時にはあなたは『無能なナナ』の世界に魅入られていることであろう(テラ)
推薦文2(200字)
「学園異能モノ」と「ミステリー」は本来相容れない。そう考えるのが当たり前だった。推理小説の十戒にもある通り、基本的にミステリーに推理を崩壊させる超能力者なんてご法度なのである。しかし、異能モノの場合大抵まず相手の能力・制約を「推理」するところから始まるので、この限りにおいて実はミステリーとむしろ同系なのだ。この作品は「学園異能モノ」、「デスゲーム」など現代風ファンタジーの王道の一つの着地点としてそのようなことを見せてくれる(ぜくす)
コメント
レビューするのに一苦労する怪作(サバ)内容がいいだけでなく、登場人物の表情が豊かで作画もいい(テラ)初めて読んだときのインパクトが凄まじい(とっ)