745 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/04(月) 17:20:48.52 ID:sMU94we8o
京太郎「ありがとうございました」ペコリ
淡「……」
霞「……」
穏乃「……」
京太郎(……や、やっべー。すっげー空気が悪いぞ、これ)
京太郎(明らかに俺のせいだよね、うん)
京太郎(ちょっと調子が良すぎて“アレ”使いまくってしまったが、自分でも恐ろしいもんなぁ)
京太郎(ど、どうしよう?何か周りも沈黙してるんだけど……)
748
1.チームの所に戻る
2.あまりの気まずさに饒舌になる
3.墓穴を掘りそうなので黙っている
4.その他(内容併記)
750 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/04(月) 17:38:34.13 ID:sMU94we8o
あまりの気まずさに饒舌になる
京太郎「えっと……その、いやー今日の俺ツイてたなー」
京太郎「役満4回なんて初めてだし、うん」
京太郎「こんな事ってあるんだなー」
京太郎「つーか、むしろこれって運を使い果たしたんじゃないだろうか?」
京太郎「や、やっべー……もしかしたら俺明日死ぬかも」
淡「……」
霞「……」
穏乃「……」
京太郎(……気まずい)
755 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/04(月) 17:56:46.18 ID:sMU94we8o
京太郎(気まずい気まずい気まずいよぉぉぉぉぉ!!)
京太郎(淡さん、貴女こういうときは一番に俺に対して――)
淡「100回倒してやるんだから!!」
京太郎(――とか言ってくれるんじゃないんですかー!?)
京太郎(どうしてうつむいてスカートの端を握りながら、必死に涙を耐えてるんですー!?)
京太郎(……100%俺のせいだけどもー!!)
京太郎(しずさーん!貴女もこういうときは空気を読んで――)
穏乃「もう!京太郎強すぎ!全力でって言ったけど、やり過ぎだってば!」バンバン
京太郎(――とか言って俺の背中を叩いてくれるとかしてくれないんですかー!?)
京太郎(どうして虚ろな目で天井を見上げてるんですかねー!?)
京太郎(……全部俺のせいだけどさー!!)
790 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/05(火) 01:55:36.40 ID:SMNymctDo
霞(……面白いくらいオロオロしてるわね須賀君)
霞(まぁこれだけの事をしたらねぇ……)
霞(大星さんの配牌五向聴と私の絶一門をものともせずに役満、役満、ツモのみ、役満、役満……)
霞(点差によるアドバンテージがあったとは言え、結局私達に何もさせずに5連続和了で終了)
霞(対抗心とか賞賛とかが芽生える前に終わってしまったって感じだし……)
霞(……そう言えばこんな事が昔あったわね)
霞(――その時は小蒔ちゃんがとんでもなく強い神様を降ろしてしまって、連続天和で終わってしまったのよねぇ)
霞(でもあの時と違うのはこれがチーム戦と言う事、相手の力量を事前に知らなかった事かしら?)
霞(神様だって分かってれば納得できたけど、相手が人間でしかも年下の男の子だしね)
霞(…………なんかちょっとムカムカしてきたから、助け舟出そうと思ったけどもう少し黙っていましょう)
793 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/05(火) 02:11:52.29 ID:SMNymctDo
京太郎(こう言う時、優しさと母性溢れる石戸さんなら何とかしてくれるに違いない!)
京太郎(――と思っていた時期が俺にもありました……)
霞(……私も思うところは有るもの)
京太郎(石戸さん!貴女この状況ちょっと楽しんでますよね!?)
霞(……どうかしら?)クスクス
京太郎(絶対そうだよ!この悪女!)
霞(あら酷いわね。私も女の子なんだから、そんな事言われたら傷付くわ)ヨヨヨヨ……
京太郎(女の子?そのぶら下げてるものと鏡見てから出直して来い!!)
霞(なっ!?好きで大きくなった訳じゃないわよ!!)
霞(しかも鏡見ろってどういう事!?私が老けてるって言いたいの!?)
京太郎(……貴女がそう思うんならそうなんでしょうねぇ)ニヤニヤ
霞(セクハラで訴えるわよ?……それともキュッとして欲しい?)ニコッ
京太郎(すみませんでした!!)
798 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/05(火) 02:25:43.14 ID:SMNymctDo
――――――
――――
――
京太郎(――はっ!?)
京太郎(あまりの状況に現実逃避してたら、何か恐ろしいものを見たような……)
京太郎(これがいわゆる白昼夢ってヤツなのか?)
京太郎(――ってそんな事考えてる場合じゃねぇ!)
京太郎(本当にどうしようかこれ……)
801
コンマ判定
01~20 淡泣き出し、つられて穏乃も泣き出し阿鼻叫喚
21~70 大人たちが助け舟を出す
71~98 嫁’sが京太郎を叩いて退場。和やかなムードに
ぞろ目44以外 立ち直った淡と穏乃からのリベンジ宣言【好感度+1】
ぞろ目44 破魔矢発動
17 何故か霞も泣き出す
851 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 00:52:10.80 ID:ANRsnEIXo
嫁’sが京太郎を叩いて退場。和やかなムードに
憩「あちゃー。ちょーっとこれはあかん空気やねー」
いちご「ぐうの音も出ない、まさに完封、完全試合って感じじゃったからのう」
数絵「私達としては勝てて良かったんですけどね」
もこ「……勝利は時に非情」
絃「勝てて良かったという気持ちよりも、他のチームへの心配が上回ったのは初めてです……」
憩「……仕方あらへんし、迎えに行きますよーぅ♪」
いちご「ま、これもチームの責任じゃしな」
数絵「これ以上は京も肩身が狭いでしょうし」
もこ「……まさに魔王」
絃「見てるこちらが辛くなってしまいますね」
852 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01:12:11.90 ID:ANRsnEIXo
京太郎「……」
淡「……」
霞「……」
穏乃「……」
京太郎(だ、ダメだ。もう終わったから席を立って良いはずなのに、空気が重くて立てねぇ……)
京太郎(他のチームの人もかける言葉が無いせいか、やって来ないし……)
京太郎(と言うか、こう言う時こそ大人達の出番じゃないんですか!?)
京太郎(どうして遠めに見てるだけなんだよ!?)
晴絵(……昔を思い出すな。あの時の私もあんな感じだったっけ……)
京太郎(晴絵さんは何かを思い出して天井を見つめてるし……)
雅枝(まさかこないな事になるやなんてなぁ。霞で止められへんかったら、怜でもムリやろうなぁ)ウンウン
京太郎(雅枝さんはこう言う事もあるんやな~的に頷いてるだけだし……)
郁乃(ど、ど、ど、どないしたらええんやろ?)
郁乃(こう言う時、善野さんやったら何か励ましの言葉の一つも思い浮かぶんやろうけど、私は全然浮かべへんし……)オロオロ
京太郎(赤阪さんはどうしたらいいのか分からず、オロオロしてるし……)
855 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01:26:48.70 ID:ANRsnEIXo
京太郎(実況席の二人は――)
良子(インポッシブル。この空気をどうにかするのは私には無理です)
南浦プロ(悪いが俺もパスだ。女子供をあやすのは苦手でね)
京太郎(――って我関せずって顔だし)
京太郎(おまけに福与アナウンサーは――)
恒子(何と言うかこのちょっと重苦しい空気と緊張感、そしてその中心にいる須賀選手の慌てっぷりに悪いとは思ってるんだけどワクワクしちゃう)ドキドキ
京太郎(……凄く何かを期待してる顔をしてるし)
京太郎(味方のはずの咏ちゃん先生は――)
咏(いやー、我が教え子ながら恐ろしいねぃ)
咏(でもまぁこれも経験と思って何とかすればいいんじゃね?しらんけど)クスクス
京太郎(ぜーったいあの顔はこの状況を楽しんでる顔だ!!)
859 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 01:49:59.74 ID:ANRsnEIXo
京太郎(神様!仏様!俺が何をしたというのでしょうか!?)
京太郎(……いや、やっちまったからこんな状況なんだけどさ)
京太郎(とにかく!誰でもいいから助けてくれよ、マジで!!)
憩「――もう。男の子がそんな泣きそうな顔したらアカンよ?」
京太郎「憩さん!」パァーッ
憩「泣きたいんは淡ちゃん達の方やろうし、京ちんが泣いたらもっと惨めになるやろ?」
いちご「まぁこうなったら仕方ないしのう」
数絵「それにしたって調子に乗ってた部分も有るわよね?」
京太郎「え?いや別に俺は……」
憩「乗ってやろ?」ニコッ
いちご「乗ってたのう」
もこ「……乗ってた」
絃「えっと……多分?」
京太郎「……すみません。そう言う部分も確かに有りました」
憩「最低やね」
いちご「最低じゃのう」
数絵「最低ね」
もこ「……最低」
絃「あ、えっと……あはは」
京太郎「ひでぇ!?ちょっとだけなのにー!?」
861 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 02:08:28.62 ID:ANRsnEIXo
憩「はいはい、言い訳は後でちゃんと聞きますよーぅ」
京太郎「聞く耳無し!?」
いちご「女の子を辱めた責任は取らんとあかんじゃろ?」
京太郎「辱めとかそんな事してな――いてっ!?」グイッ
数絵「……そう言う事にして置きなさい。この場を何とかしたいならね」ボソッ
京太郎「……はい」ガクッ
もこ「……」ナデナデ
京太郎「もこ……」ウルウル
憩「はいはい、そこまでやでー。さっさとウチら退場せなあかんよーぅ」
いちご「色々言いたい事も有るしのう」
数絵「それでは、皆様お騒がせいたしました」ペコリ
絃「と、とりあえず試合は終わりましたし、皆さんまた1時間後にここに集合と言う事でお願いします」ペコリ
……バタン
全員『……』ポカーン
864 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/12(火) 02:26:12.66 ID:ANRsnEIXo
咏(流石嫁達と言った所かねぃ。あっという間に旦那を窮地から救っていったその手際は見事と言うしか無いんじゃね?)
咏(ま、おかげで空気が変わったし私もやることはやるかねー)
咏「あーまぁそう言う訳だから、これでお開きっつー事なんで」
咏「さっき絃が言ったように1時間後に閉会式やるからよろしくー」ヒラヒラ
咏「……それと、ま、私も驚いたけど悪い奴じゃねーからさ」
咏「須賀の事嫌わんでくれないかねぃ?しらんけど」
咏「一生懸命やった結果と言うのは多分皆が1番分かってると思うしさ」
咏「とまぁわっかんねーけど、一応先生としては生徒のフォローしないといけないと言う事で」
咏(……ま、お前さんたちなら大丈夫だとは思うけどねぃ)ニヤッ
875 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01:33:24.90 ID:HLpoZDywo
【基礎雀力】 8 (次のレベルまで:198 → 169)
【デジタル】 7 (次のレベルまで:2)
【オカルト】 8 (次のレベルまで:69 → 37)
884 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 01:56:01.94 ID:HLpoZDywo
【チーム虎姫】
淡「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」エグエグ
照「……」ナデナデ
菫「泣くな――と言いたい所だが今回ばかりはな」
菫「結局京太郎が5連続ツモって終了。うち4回が役満とか……。途中で心が折れなかっただけ、よくやったよ」
誠子「ダブリー製造機と化しただけで、後は何もさせて貰えませんでしたからね……」
尭深「……私がラス親を引いてもあそこまでは」
照「……ある意味淡が今までやってきた事をやられただけとも言える」ナデナデ
淡「!!」ビクッ
菫「……お前はキツイな」
照「……私は本当の事を言っただけ」
菫「まぁ極論的に言えば確かにそうかもしれないがな」
887 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 02:34:26.55 ID:HLpoZDywo
照「もちろん私にもそれは言える。今回荒川憩に手も足も出なくて悔しかったけど、今まで打った人の中には今回の私のような思いをした人がたくさん居るはず」
菫「それを言ったら私もだがな……」
尭深「多分私も……」
誠子「私も不甲斐ない結果でしたし……」
照「だから淡。負けたのは悔しいし、泣いても良い」
照「でも京ちゃんを恨むのは筋違いだから」
淡「……ぐすっ。それくらい私だって分かってるよテルー」
淡「キョータローはただ打っただけだし、負けたのは私のせい」
淡「……いままで私は自分のオカルト≪ちから≫を過信してた」
淡「そりゃあテルーとかに負けた事は有ったけど、テルーはチャンピオンだから仕方ないと思ってたし……」
淡「でも普通にやれば他人が私に適うはず無いって」
照「……実際確かに淡を止められる人は居なかった」
菫「配牌五向聴にダブリーカン裏。この二つの武器はそうそう打ち破れるものじゃないからな」
誠子「私が同じ能力持ってても過信してしまうでしょうね」
淡「だから、ちょっぴり麻雀をつまらないと感じてて……少しでも私に手が届きそうな人がいるとワクワクしたけど結局私のオカルトには適わなかったし」
淡「こんなもんなんだって見下してた。キョータローの事も気に入ってたけど、麻雀じゃ私に適わないと思ってたしね」
淡「でもそんな私の傲慢さをキョータローは、ぐうの音も出ないほどの圧倒的な力で打ち破った」
淡「初めて悔しさと何も出来なかった無力感で涙が出たし……」
891 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 03:04:09.38 ID:HLpoZDywo
淡「でもきっとテルーの言った通り、こんな思いを私と戦った人達はしたんだよね」
淡「そして私はそんな人達に対して弱い奴らとしか思ってなかった。それって凄く失礼な事なんだよね」
淡「……だから私は決めたよ。これからはどんな相手だって全力で真剣に戦う事にする!」
照「……淡」
淡「私と戦った人達に誇れるように。戦い方は変わらないかもしれないけど、自分の精一杯の力で戦う事できっと変われると思うから!」
菫「……ふっ。淡にしてはまともな事言うじゃないか」
誠子「本当ですよね。明日雪が降るんじゃないですか?」
淡「ひっどーい!!私は真剣なのに!!」
菫「ま、お前が真面目にやると言うのならそれは良い事だ。反対はしないさ」
菫「……いやむしろ見習うべきかもな。私達は知らず知らずのうちに最強と言う名に驕りを持っていたのかもしれん」
菫「今回の敗戦はそういった物が出てしまったのかもな」
誠子「……かもしれませんね。いつの間にか勝つことが当たり前になり過ぎて」
896 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 03:28:09.94 ID:HLpoZDywo
照「私も反省すべき点は多々ある。特に荒川憩に対して、相性が悪いと分かっていても“アレ”を出さなかった事」
淡「ギギギだっけ?」
照「そう。使いどころは難しいけど、何度か出す機会は有った。だけど後の事を考えて封印してた」
菫「それは仕方ないだろ。相手に不必要にデータを渡さない為にもな」
照「……ううん。それでもきっと私は使うべきだったんだと思う。勝つと言う事を意識するなら」
照「麻雀を楽しむ心が有れば、全力で戦うのが当たり前」
照「その上で相手が対策してくるなら、更にその上を行くように努力する。それが大事なんだと思う」
尭深「……宮永先輩」
菫「……まさか照までまともな事を言うなんてな。これは本当に明日は大雪だな」クスッ
照「……菫」ジトッ
菫「冗談だ」
菫「だが……そうだなお前達二人の言った通りだ。私達はあまりにも当たり前な事を失っていたのかもしれん」
菫「ただ目の前の勝利を得る事、麻雀を楽しむ事、相手を敬う事……きっと、最初の頃は持っていたはずの物を、な」
照「……」
菫「――だからここからもう一度始めないか?“虎姫”としての私達と共に“雀士”としての自分達を」
900 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 03:42:44.49 ID:HLpoZDywo
照「……うん」
尭深「……そうですね」
誠子「はい!」
淡「もちろんだよっ!」
菫「……ありがとう。お前達は本当に良いチームメイトだな」
照「……菫泣いてる?」
菫「な、泣いてない!これはちょっと目にごみが入っただけだ!」ジワッ
照「……そう言う事にしておく」クスッ
菫「……くっ」ゴシゴシ
郁乃「びぇぇぇぇぇぇぇん!よ、良かっだ~……」エグエグ
誠子「だ、代行?居たんだ……」
尭深「あの……これティッシュ」
郁乃「あ、ありがとう」グシュ
郁乃「……ぐすっ。一時はどうなるかと思うたけど、一件落着で良かったわ~」グスグス
菫「……すみません代行にも迷惑をかけました」
郁乃「ええんよ~。これくらい。私は代行とは言え監督なんやから~」
郁乃「迷惑かけられてなんぼなんよ~」
郁乃「むしろそれくらいの方が嬉しいしな~」ニコッ
31 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 02:09:44.08 ID:GN2kpOBao
郁乃「まぁ人生ん中で5本の指に入るくらいはハラハラドキドキさせられたかもな~」
郁乃「寿命縮んだかもしれへんよ~?」
菫「それは……その、すみません」
郁乃「冗談やって~。ホンマに真面目やな~菫ちゃんは」
照「……菫は無駄に責任感が強いから」
菫「無駄とは何だ無駄とは。大体お前を含めて適当なやつが多すぎるのがだな――」クドクド
郁乃「すと~っぷ!折角ええ雰囲気やったのに喧嘩は無しやで~?」
郁乃「あ~でもお詫びの気持ちがあるんやったら、ちょ~っと私のお願いを聞いてくれると嬉しいんやけどな~?」ニコーッ
菫「……わ、私たちが出来る範囲なら」ゾクッ
郁乃「大丈夫や~。別に変な事ちゃうよ?」
郁乃「ただちょ~っとばかり楽しいことや」ニコニコ
誠子(……あ、何か嫌な予感がする)
32 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 02:32:44.19 ID:GN2kpOBao
【チーム阿知賀】
憧「……なーに黄昏てんのよ」
穏乃「ん~?……あー憧か」
玄「大丈夫?しずちゃん」
灼「……なかなか戻ってこないから心配したんだけど」
宥「どこか具合が悪いの?」
穏乃「あ、大丈夫ですよ宥さん!健康だけが取り柄ですからこの通りです!」ピョンピョン
憧「問題はどちらかと言うとメンタルな部分でしょ?」
穏乃「……あーやっぱり分かった?」
憧「そんな顔してたら誰でも分かるっての。まぁ仕方ないけどさ」
晴絵「……しずがそんな顔するなんて、やっぱり相当ショックだったのか」
穏乃「……そうですね。今までは強い人と戦って負けても次は勝つ!って気持ちが有りましたし、むしろ負けた時の方が燃えてたんですけど――」
穏乃「何と言うか本当に完膚なきまでにやられた時って、何にも思わないんだなぁって……」
憧「……」
玄「……」
灼「……」
宥「……」
34 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 03:02:44.94 ID:GN2kpOBao
晴絵「……そっか」
穏乃「終わった時、悔しいとか負けたくないとかそんな気持ちより、ああ終わったんだって思っちゃったんですよね」
玄「しずちゃん……」
憧「……まぁ本当に手も足も出ずにやられちゃったしね」
穏乃「きっついなー憧は」
憧「本当の事でしょ?」
穏乃「それでも今回は運が悪かったとか、しょうがないとか慰めてくれるもんじゃないの?」
憧「それでアンタが本当に慰められるなら、いくらでも慰めてあげるわよ」
憧「……でも違うでしょ?あんたがかけて欲しい言葉はそんなもんじゃないって事くらい長い付き合いだから分かるわよ」
憧「もちろん確かに、あの対局自体はどうしようもないものだったのは事実だけどね」
憧「……あんなものどうにかしろってのが無理な話だっての!」
穏乃「憧、それ無茶苦茶な事言ってない?」
憧「事実は事実。あの場に居たら雀卓ひっくり返してるわよ」
灼「あれ全自動卓だから無理だと思う……」
宥「た、多分それ以前の問題だと思うけど……」
憧「だれも本当にやるとは言ってません!例えよ例え!」ガーッ
36 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 03:19:38.85 ID:GN2kpOBao
憧「とにかく!ま、私が心折れるのは仕方ないけどしずがそうなるのは駄目って事」
玄「本当に無茶苦茶だよぉ……」
穏乃「ひどっ!?自分は良くて私は駄目なの!?」
晴絵「何と言う唯我独尊っぷり。これにはレジェンドも苦笑い」
灼「……何言ってるのハルちゃん」
晴絵「……ごめんなさい」
憧「良い?しずの良い所はどんな時でもめげない しょげない 泣いちゃ駄目!って精神が有る事」
憧「それが無いあんたはただ山登りが好きな野生児――いや獣以下ね」
穏乃「さっきから憧が酷い……」
憧「これでも加減してあげてるのよ?」
憧「……それとももっと貶めて欲しいのかしら?」
穏乃「……今で十分です」グタッ
灼「容赦ない言葉責め。これが幼馴染ってものなんだ……」
宥「多分全然違うと思うよ……」
43 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 03:53:43.11 ID:GN2kpOBao
憧「まぁそう言う訳だからしず、アンタはどんな状況でも元気じゃなきゃ駄目なのよ」
憧「ほら!しゃんとして!」バシッ
穏乃「いったー!本気だったよね今の!?」
穏乃「……でも何となく分かった気がする。確かに今の私は私じゃない」
穏乃「高鴨穏乃はいつも元気で向こう見ずでどんな山をも乗り越える、そんな気持ちを持ってなきゃ駄目なんだ」
穏乃「例え空元気でも、そうやって自分を奮い立たせて本当に元気になるくらいの不屈の心を持っているのが私って事だよね!」
憧「そうそう。調子出てきたじゃない」
憧「そうやってアンタがバカみたいに元気じゃないと、こっちが滅入るしね」
穏乃「馬鹿って何だよ!馬鹿って!」
玄「でも確かにしずちゃんが元気だとこっちも元気になるよね」
宥「とってもあったかい気持ちになれちゃう」
灼「……ある意味凄い事」
憧「ほら皆もこう言ってる事だし、アンタは元気なバカくらいが丁度良いのよ」
穏乃「あ!また馬鹿って言った!馬鹿って言った方が馬鹿なんだぞ!」
憧「じゃあやっぱりアンタ馬鹿って事よね?」
穏乃「え?えっと馬鹿って言った方が馬鹿だから、つまり馬鹿って言った憧に馬鹿って言った私は馬鹿……」ウーンウーン
玄「うん、やっぱり二人はこうでなくちゃ」クスクス
宥「とっても仲が良くてうらやましいなぁ……」
灼「……仲良き事は美しきかな」
晴絵「ま、しずも元気でたようだし良かった良かった」
45 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 03:58:34.43 ID:GN2kpOBao
晴絵(……多分憧はしずの事をしず以上に知ってるからこそあんな事が言えたんだろうね)
晴絵(空元気でも元気であれば、しずはしずか……)
晴絵(――ある意味私にも言える事かもね)
晴絵(結局の所、私はあの時から“赤土晴絵”と言うものを見失ってるのかもしれない)
晴絵(悩んで苦しんで逃げ出して……)
晴絵(それでもいつかは何とかなると思って、それでもならなくて諦めた私は今はここに居る)
晴絵(でもあの時の――高校時代の“赤土晴絵”は今のしずのように、ただ前を見てがむしゃらに元気さだけで周りを引っ張っていくタイプだった)
晴絵(そしてあの敗戦の後、私はその“赤土晴絵”を無くしてしまった――)
晴絵(考えてみれば“赤土晴絵”を無くしてしまった私が“赤土晴絵”なはずが無かったんだよね)
晴絵(だからそれを取り戻すにはきっと――)
晴絵(……でも今の私じゃ多分無理だと思う)
晴絵(だから……もう少しだけこの子達の側に居たい。この子達の姿を見て、少しでもあの頃の“赤土晴絵”を取り戻す事ができたなら頑張れると思うから)
晴絵(そうしたら私はもう一度――必ず)グッ
70 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/19(火) 02:14:57.81 ID:gtaXlFpYo
【チーム永水】
小蒔「お帰りなさい、霞ちゃん。大丈夫ですか?」
霞「ごめんなさい。何も出来なかったわ……」
初美「仕方ないですよー。霞ちゃんは配牌五向聴、大星淡は絶一門、きょーくんと高鴨穏乃はその二つを同時に受けてて本来なら霞ちゃんと大星淡の一騎打ちなはずなのですよー」
初美「でも蓋を開けてみれば、きょーくんの一方的な五連続和了。しかも役満役満ツモ役満役満」
初美「私が言うのもなんですけど、神がかってるのですよー」
巴「そうですね……あの状態なら和了できても低めがやっとってところでしょうし」
春「……普通ならオリる」ポリポリ
霞「そうよね……とすればやはり――」
巴「何か思うことが?」
霞「ちょっとね。対局中何かなかった?」
初美「そう言えば姫様に神様が降りられたのですよー。一瞬でしたけど」
霞「やっぱり……大丈夫だった?小蒔ちゃん」
小蒔「ええ、大丈夫でしたよ。と言ってもそのときの記憶は無いのですけど……」
巴「姫様が寝てらっしゃらない時に降りてこられたので相当高位の神様だと思うのですが、かなり珍しい事かと」
霞「そう……」
初美「どうやらきょーくんに対して反応されたみたいですけど、なんだったのでしょうねー?」
75 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/19(火) 02:38:52.33 ID:gtaXlFpYo
霞(小蒔ちゃん――と言うよりは神様が反応されたと言うことはやはり、あれは間違いなく何かの力と言う事……)
霞(でも普段感じるような≪オカルト≫とも違う何か別の――そう異質な≪何か≫と言うのが正しいのかしら?)
霞(学園都市ではそれこそ科学による≪デジタル≫能力が開発されてるけど、それらとも違うし……)
霞(……本当に須賀君については分からない事だらけね)
霞(でも分かる事はおそらく須賀君を意図的にここに呼んだ“誰か”がいると言う事……)
霞(…………)
霞(少しジュンイチローおじ様に調べて頂こうかしら?)
――――――
――――
――
77 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/19(火) 03:14:23.85 ID:gtaXlFpYo
【チーム須賀らぶ】
京太郎「はぁ……マジ助かった。あのままあそこに居たらストレスで胃がやばかったかも……」
憩「大袈裟やなぁ」クスッ
京太郎「大袈裟じゃないですって!ただ麻雀してあんな気分になったのは初めてですよ」
いちご「あはは。まぁあれは仕方ないじゃろ」
数絵「戦場で言えばアレは制圧を通り越して虐殺ね」
もこ「……冷酷無比」
京太郎「いやいや!そんな事は無い!……はず」
憩「役満役満ツモ役満役満――合計+167400点。ウチが頑張って稼いだ+117800点をわずか5回の和了で軽々と超えていくんやもんなぁ」
数絵「改めて聞くと憩さんの+117800点でも相当なのに、+167400点とかおかしいわよね……」
いちご「少なくともちゃちゃのんも長い事やっとるけど、見たこと無いけぇ」
もこ「ゲームでも無い……」
絃「持ち点10万点スタートの団体戦でなければ有りえませんからね」
106 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01:26:57.39 ID:LB8mymUVo
憩「まぁ正直相手チームと言うか同卓者の3人には悪いなー思とるけど、ウチらにとっては京ちんが活躍してくれた事は嬉しいですよーぅ」
いちご「そうじゃのう。勝った事を喜びはすれ、怒りはせんよ」
数絵「そうですね。せめて私達は褒めてあげないと」
もこ「……」ギュッ
絃「おめでとうございます。頑張りましたね」ニコッ
京太郎「みんな……」
京太郎「ううっ……その優しさに涙が出そう」グスッ
憩「ホンマに大袈裟やなぁ」
108 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01:38:13.69 ID:LB8mymUVo
憩「でもそうやなー、そんな頑張った京ちんにご褒美上げようかな?」
京太郎「ご褒美……」ゴクッ
数絵「……京、目付きがいやらしいわよ?」ジィーッ
京太郎「そ、そんな訳ないない!見てくれよ、この澄み切った瞳を」キラリ
/ / | | | | | : l :l | | :| | |
/ / | |__ | | | | | : l :l: /| | :| | |
. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ :リ リ | |
/ / - 、 :| x===ミx|‐-| |:`ー /x===ミノ// / :∧{
/ | :.八 _/ {::{:::刈`| | l: /´{::{:::刈\,_| イ /ー―‐ ..__
. / / :| ::|/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `「⌒:.
. // /| ::l、 : ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.
/ _,/:.:..| ::| \ ! j/ ′/:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.
/ :.:.:.:.:{ ::|\ハ_, ノ ,___/{:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.∧
. /:.:.:.:.:.:.:.::′ ::|:.:.|\圦 / j/l/.:.:′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.∧
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′_,ノ⌒ヽ::| 、 、 _ -‐' /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:/:.:.::/:.:
/\:.:.:.:.:.:.:r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:.:./:.:.:
/:.:.:.:.:.:.\:.:.ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:/:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / ‘, ‘, ./、 \ / /.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.://:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:/:.:.:.:.:.{ ---- 、 ‘, } /:.:.:} ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ /:.{/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-<⌒:.:.:.:.:
:.:./:.:.:.:.:./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´ \:.:.:.:.:
:/:.:.:.:.:.:.{: . . : ‘, 人U{:.:.:.:.:.:.:.|:\ /:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.―‐┐:/ \:.:
:.:.:.:.:.:.:.: }: : : :--:/\: . ノ:r/ / .: .:.:.:.:.|:.:.:.:\ ,/:.:.:. |:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
いちご「そう言う事言う人に限って、心に邪念があるんじゃがのう……」
もこ「……むしろ邪眼使い≪ダークアイズマスター≫」
京太郎「……俺って信用無いのね」ガクッ
112 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01:53:52.52 ID:LB8mymUVo
絃「ま、まぁでも京太郎さんはこう見えても一応節度は有りますし、大丈夫だと思いますが」
京太郎「絃さん……貴女は女神だ!」ギュッ
絃「ふ、ふえっ!?///」
京太郎「みんな持ち上げて落とすのに、絃さんだけは俺を信じてくれてるし!」
京太郎「絃さんが居てくれて本当に良かった!」
絃「え、えっとやっぱり私も駄目な気がしてきました///」
京太郎「ええっ!?そんなー」ガクッ
憩「……言った側からこの調子なんやけどなー」
いちご「……やれやれじゃのう」ハァ
数絵「京らしいとしか言いようがないですね」
もこ「……淫眼使い≪エロマスター≫」
京太郎「ひどっ!?」ガーン
113 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 02:10:04.92 ID:LB8mymUVo
京太郎「……麻雀をしただけなのに引かれ、一応勝ったのにチームメイトからは白い目で見られ、そして今女神と崇めた人には裏切られた」
京太郎「欝だ、死のう……」
憩「はいはい、そこまでですよーぅ」
いちご「京ちゃんが絶望の淵に立っているんじゃったら――」
数絵「約束するわ」
もこ「……私達が」
絃「え、えーっと最後の希望です」
京太郎「みんな……」ウルッ
京太郎「――って誰のせいでこうなったと思ってるんですか!」
全員『京(ちん・ちゃん・太郎・さん)』ビシッ
京太郎「ですよねー」
115 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 02:26:02.77 ID:LB8mymUVo
憩「――まぁ冗談はこの辺にしとかなあかんねー」
数絵「キリがなくなってきましたからね」
憩「それで京ちんは何がええんですーぅ?」
京太郎「え?マジで良いんですか?」
いちご「さっきも言ったけど、ちゃちゃのん達くらいは京ちゃんを労わんとな」
数絵「そう言う事。あ、でも程度ってものは有るわよ?」
京太郎「それぐらい分かってるっつーの」
京太郎「……んーじゃあそう言う事なら>>118かな?」
122 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 02:45:50.61 ID:LB8mymUVo
各々好きなところにチュー
京太郎「各々好きなところにチュー……とか?」
憩「えっ///」
京太郎「ほら、テレビとかでよくある勝った時の祝福のキスでほっぺにチューみたいな?」
いちご「いや確かにようあるけど///」
京太郎「あ、でも流石に口はマズイけど」
数絵「当たり前よ!///」
絃「えっと……本気ですか?///」
京太郎「もちろん!本気と書いてマジって読むくらい!」フンス
京太郎「……これくらい良いですよね?」
憩「ちょ、ちょっとタンマですーぅ」
126 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 03:04:46.04 ID:LB8mymUVo
【少女達会議中】
いちご「まさか京ちゃんがギリギリのラインを突いてくるは思わなかったのう」
数絵「いやその……アウトでは?」
憩「う~ん、流石に口同士はアウトやろうけどそれ以外の部分はなー」
いちご「ほっぺにちゅーくらいやじゃったらセーフじゃろうし」
絃「そ、そうなんですか?」
憩「外国やったら普通にしますよーぅ」
数絵「ここは日本です!」
いちご「じゃったら数絵ちゃんはやらんでもええけど……」
数絵「えっ?いや、それは皆さんがやるのに私だけやらないのはおかしいですし……///」ゴニョゴニョ
憩「決まりやねー」ニコッ
132 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 03:17:53.09 ID:LB8mymUVo
絃「あれ?対木さんは?」
いちご「え?さっきまでそこにおったんじゃが……」
数絵「あ、あれは――」
京太郎「……やっぱり駄目かな」
京太郎「まぁ少しOKなら良いかなって期待してたんだけど――」
もこ「……」クイックイッ
京太郎「って、もこお前参加しなくていいのかよ」
もこ「……問題無い」
京太郎「本当かよ」
もこ「……それよりちょっとしゃがんで欲しい」
京太郎「ん?なんだよ」ヒョイッ
もこ「……」グイッ
京太郎「っておい!こら!シャツの襟を引っ張るな――」
チュッ
140 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 03:28:01.33 ID:LB8mymUVo
もこ「……これで契約完了」
京太郎「いやいや、どこにしてんだよ。マニアック過ぎるだろ」
京太郎「って言うかシャツの襟伸びたぞ……」
もこ「問題無い」
京太郎「大有りだろ。胸とか」
もこ「~~♪」
もこ「……」ニヤッ
憩「……もこちゃんも大胆やねー」
いちご「抜け駆けとは中々やるのう」
数絵「いやいや!と言うか少しは疑問に思いなさいよ、京も!」
憩「せやけど、胸って確か……」
数絵「何か有るんですか?」
絃「えっと……確かキスをする場所にはそれぞれ意味が有って、胸は――」
憩&絃「「【所有】」」
いちご「……」
数絵「……」
141 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 03:43:47.61 ID:LB8mymUVo
数絵「え?えっ!?」
いちご「ふーむ。なるほどなー」
憩「流石もこちゃんやわー。侮れへんねー」
絃「意外と積極的なんですね……」
いちご「これはちゃちゃのんも負けられへんのう。憩ちゃん、絃ちゃん他にはどんなのが有るんじゃ?」
憩「えーっと、髪が【思慕】とか――」
絃「首筋が【執着】でしたっけ?」
いちご「ふむふむ、じゃあ耳は――」
数絵「な、何がどうなってるの……」
数絵「と言うかキスに意味があるなんて……」
数絵「……」
数絵「あの……すみません。腕とかは――」
243 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/23(月) 23:36:06.46 ID:Ykhdc0o1o
憩「それじゃあ、まずはウチが最初やね~」ニコッ
憩「どこがええやろか?」ツーッ
京太郎「な、なるべく変な所は止めて下さると嬉しいんですが……」アセッ
憩「ふふふ、どうしょーかな~?」ニコニコ
ちゅーする場所の意味は>>142で
ちゅーする場所>>246
248 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/23(月) 23:48:32.91 ID:Ykhdc0o1o
手首
憩「決ーめた。ウチはここやね」
チュッ
京太郎「……手首?」
憩「ふふふ。キスした瞬間ちょっとだけ脈が早くなったみたいやね~」
京太郎「そんな事まで分かったんですか?」
憩「伊達にこんな格好してへんよ?」
京太郎「なるほど……」
いちご「『手首』って何なんじゃ?」
絃「確か――『欲望』だったと思います」
数絵「流石憩さんですね……」
いちご「どういうことじゃ?」
絃「『欲望』は欲求全てを指す言葉ですから」
数絵「つまり私の全ては貴方の物。貴女の全ては私の物って所じゃないでしょうか?」
もこ「……白衣の堕天使(ホワイト・ダークエンジェル)」
いちご「……確かに憩ちゃんって意外と執着心強そうじゃしのう」
249 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/23(月) 23:56:57.89 ID:Ykhdc0o1o
いちご「つ、次はちゃちゃのんじゃ///」
京太郎「……まぁちゃちゃねぇなら大丈夫だろ、うん」
いちご「?」
いちご「とりあえず屈んでくれると嬉しいんじゃけども……」
京太郎「あぁそうだな」グッ
京太郎「……これで良いか?」
いちご「うん♪」
いちご「さて、どうしようかのう……」
ちゅーする場所の意味は>>142で
ちゅーする場所>>252
256 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 00:15:11.91 ID:UPM9LoZuo
耳
いちご「……京ちゃんちょっと」チョイチョイ
京太郎「ん?」
チュッ
いちご「えへへ///」
京太郎「……ちゃちゃねぇは耳か。ちょっとくすぐったかったな」
いちご「耳は敏感じゃからのう。ちゃちゃのんも息を吹きかけられるのは苦手じゃ」
京太郎「ほう。それは良い事を聞いた」ニヤッ
いちご「え?」
京太郎「ふー」
いちご「きゃっ!?ちょ、ちょっと京ちゃんやめ!///」
京太郎「おお本当だ。でもやーめない♪」フー
いちご「もう!本当に駄目じゃって!」キャキャー
数絵「耳は何なんでしょうか?」
憩「耳はズバリ『誘惑』やね~」
絃「いちごさんは結局詳しい所まで聞かずにやりましたから、分かってないと思いますが……」
数絵「無自覚ですか……」
もこ「……堕落の果実(エロストロベリィ)」
257 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 00:25:48.56 ID:UPM9LoZuo
数絵「そ、それじゃあ、つ、次は私ね」カタカタ
京太郎「……緊張してるのか?相変わらずこう言う事には免疫無いんだな」ククク
数絵「だ、だって仕方ないじゃない!」
数絵「……初めて好きになったのは貴方だけなんだから///」
京太郎「お、おう///」
数絵「と、とにかく少し屈みなさい。無駄にでかいんだから」
京太郎「“無駄に”は余計だっての」
ちゅーする場所の意味は>>142で
ちゅーする場所>>260
263 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 00:42:49.11 ID:UPM9LoZuo
髪
数絵「それじゃ私はここで」
チュッ
京太郎「……髪?」
数絵「ええ。京の髪は少しゴワゴワしてるわね」
京太郎「まぁ男だからなー。仕方ねーし」
数絵「でも私は良いと思うわ。それに京の匂いがするし」
京太郎「俺の匂い?……汗臭いか?」クンクン
数絵「そう言う事じゃなくてもっと抽象的な男の人の匂いと言うか……」
京太郎「う~ん、分からん」
京太郎「そう言う事なら数絵の長くてサラサラした髪の方が良い匂いがするんだけどな」クンクン
数絵「ちょ、ちょっと止めて///」
京太郎「何か特別な事してるのか?」
数絵「べ、別に特別な事はしてないわ。これまであまり髪を意識した事は無いもの」
京太郎「これまではって事は……」
数絵「うっ……そ、そうよ。最近は少しだけ気にするようにはしてるわ///」
京太郎「……それって俺のせい?」ニヤニヤ
数絵「……///」コクン
京太郎「あーもう、数絵はかわいいなぁ。この!」ギュッ
数絵「ちょっ!駄目だって///」
絃「……『髪』は思慕ですね」
憩「まさに一途な数絵ちゃんにはぴったりですーぅ」
いちご「あの正に大和撫子然とした立ち振る舞いはちゃちゃのん達には無理じゃからのう」
もこ「……直情の戦乙女(ラブ・ワルキューレ)」
264 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 00:51:20.39 ID:UPM9LoZuo
絃「えっと、その私もでしょうか?///」
京太郎「もちろん!絃さんもチームの仲間だからやってくれると嬉しいんだけどなー」
絃「わ、分かりました。精一杯やらせて頂きます///」
京太郎「いや、そんな畏まらなくても……」
ちゅーする場所の意味は>>142で
ちゅーする場所>>267
270 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 01:05:44.20 ID:UPM9LoZuo
頬
絃「で、では私はここに――」
チュッ
京太郎「頬ですか……。ベタなだけに照れますね///」
絃「ご、ごめんなさい。私なんかが京太郎さんにキ、キスするとか///」
京太郎「いやいや嬉しいですよ。柔らかい感触とか凄く感じられたし」
絃「も、もう!からかわないでください///」
京太郎「あはは。からかってるつもりは無いんだけどなぁ」
憩「『頬』かー。流石に絃ちゃんは踏み切れんかったかな?」
いちご「頬はちゃちゃのんでも知っとるぞ。確か『親愛』じゃろ?」
数絵「欧米では家族や親しい友人同士でよくやる所ですね」
憩「まぁウチらとしてはこれで良かったんやけどねー。ちょっと残念かも」
もこ「……でもそう遠くないはず」
憩「んー。まぁ温かく見守っておきますーぅ♪」
いちご「さ、流石正妻の余裕じゃのう」
数絵「……正直憩さんには適いません」
294 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/12/25(水) 00:23:29.63 ID:GpeP9nSEo
【荒川憩の恋人RankがLv5になりました】
【対木もこの恋人RankがLv3になりました】
【南浦数絵の恋人RankがLv3になりました】
【佐々野いちごの恋人RankがLv3になりました】
【霜崎絃の好感度が上がりました】
最終更新:2014年01月14日 04:22