658 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 15:14:09.37 ID:VvrUMzB3o>>657
【6月某日:決勝トーナメント会場】
京太郎「うぉぉぉぉぉぉぉ!!やぁぁぁぁぁってきたぜぇぇぇぇぇぇ!!」
いちご「……京ちゃん、目立つから叫ぶのはやめんか」
京太郎「ごめんごめん。でもここまで来たんだなぁと思うと何か感慨深くてな」
数絵「まぁその気持ちは分からなくも無いわね」
数絵「こんな大きな会場で戦うと思うと少し緊張するもの」
もこ「……我が左手の暗黒竜が疼くわ」
京太郎「観客も多いだろうしな。対局中は緊張するだろうなぁ」
京太郎「……そもそも俺、予選でも対局ルームに入れなかったからどうなってるのかわかんねーし」
憩「あそこは対局者以外はカメラが有るだけやから、静かですよーぅ」
京太郎「え?そうなの?」
絃「はい。ただし、イカサマ防止も兼ねてカメラがあらゆる角度から撮られてますけども」
京太郎「はー、そうだったんだ」
659 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 15:30:16.54 ID:VvrUMzB3o
京太郎「で、俺達の対戦相手はーっと――」
【決勝トーナメント:Dブロック】
1組目:阿知賀(Bブロック1位相当)
2組目:姫松(Dブロック2位相当)
3組目:千里山(Cブロック3位相当)
4組目:須賀らぶ(Aブロック4位相当)
京太郎「げっ!穏乃達かよ」
憩「それに姫松と千里山……さながら関西最強決定戦やね~」
数絵「確か姫松はエースを中堅に置くスタイルでしたよね?となると私が相手ですか……」
いちご「愛宕洋榎はデジタル派屈指の実力じゃけぇ」
いちご「……口と態度はすこぶる悪いけども」
洋榎「だーれが口と態度と顔が悪いって!?」ポカッ
いちご「あうっ!?」
662 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 15:43:20.14 ID:VvrUMzB3o
いちご「そんな事言っとらんけえ……」ウルウル
洋榎「いーや、顔がそう語っとった!」
洋榎「ちょっと顔がええからってアイドル扱いされとるからに」
いちご「酷い言いがかりじゃ……」
京太郎「大丈夫ですって、洋榎さんも十分アイドルになれますよ」
洋榎「ほ、ホンマに?///」モジモジ
京太郎「ええ。アイドル芸人として」ニコッ
洋榎「なるほどー。それならウチも大丈夫やなー」
洋榎「ってやかましいわ!!」ズビシッ
京太郎「おう……ナイスツッコミ」
663 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 15:58:00.36 ID:VvrUMzB3o
京太郎「ってか洋榎さんはどうしてここに?」
洋榎「どうしても何も次の対戦相手やろ?ちょいと顔を見にな」
洋榎「なんや予選では派手に勝ったみたいやし」
京太郎「ええ、まぁ……」
京太郎(俺は何もしてないけど)
洋榎「だがその快進撃もここまでや!この試合、勝つんはウチら――」
???「千里山やな」
洋榎「そう!って誰や!?」
664 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 16:05:22.41 ID:VvrUMzB3o
怜「やっほー。きょーちゃん久しぶりやなー」
京太郎「あ、怜さん」
洋榎「……なんや園城寺のモヤシ女か」
怜「なんやとはなんや」
洋榎「なんやとはなんやとはなんや」
怜「なんやとはなんやとはなんやとはなんや」
洋榎「なんやとは――」
京太郎「ストーップ!!」
京太郎「キリが無いから止めましょう」
怜「しゃーないなー」
洋榎「須賀っちが言うならやめたるわ」
京太郎「……本当は仲が良いでしょ二人とも」
665 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 16:17:23.12 ID:VvrUMzB3o
洋榎「せやけど、ええんか?一人でこんな所うろついてて」
怜「なんや心配してくれるんか?」ニヤニヤ
洋榎「アホ!ここでお前に倒れられて、試合が台無しになるんが嫌なだけや!」
怜「ホンマやろか?洋榎ってツンデレやからなぁ」ジィーッ
洋榎「……なんでお前にデレなアカンねん」
怜「うん。ウチもデレられたら困るわ」
怜「それにどうせデレられるんやったらきょーちゃんがええな♪」ギュッ
京太郎「へっ?」
洋榎「なっ!?」
憩「!」ピクッ
いちご「!」
数絵「!?」
もこ「……」
絃「……あっ」
671 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 16:34:48.40 ID:VvrUMzB3o
怜「きょーちゃんならウチが倒れても看病してくれるやろ?」
京太郎「そりゃまぁほっとけませんし……」
怜「せやろーせやろー?」
怜「それはもうたっぷりねっとり一日中看病してくれるはずやんなー?」
京太郎「なんですかたっぷりねっとりって……」
洋榎「あ、アホかー!!///」
憩「京ちんどういうことやろなー?」ニコッ
いちご「……ふーん。京ちゃんは薄幸っぽい女が好きなんか」
数絵「……浮気者」
もこ「……闇の炎に焼かれよ!」
京太郎「あっれー?なんで俺が責められる流れ?」
京太郎「助けてください、絃さーん」
絃「……知りません」プイッ
京太郎「ええっ!?」
674 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 16:51:02.65 ID:VvrUMzB3o
怜「いやー、きょーちゃんはモテモテやなぁ。流石須賀らぶや」
京太郎「やめてくださいよ。ってか怜さんのおかげで解散寸前ですよ」
怜「あはは。まぁ大丈夫やろーうん」
竜華「ときー、どこおるんー?」
怜「あ、どうやら迎えが来たようや」
怜「ほんならきょーちゃん。また試合でなー」
怜「……特に荒川憩、手加減せーへんで?」
憩「それはこっちの台詞ですーぅ♪」ニコッ
怜「洋榎もはよ戻ったほうがええでー」
洋榎「うるさい!はよ戻れ!」
怜「はいはい。それじゃまた後でなー」フリフリ
675 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 17:11:08.67 ID:VvrUMzB3o
洋榎「……まったく、病弱のクセにうるさい女やで」
京太郎「まぁそれが怜さんの良いところですし」
洋榎「ふーん、やっぱり須賀っちはああいうのが好きなんか」ジィーッ
京太郎「なんでそうなるんですか……」
洋榎「ま、どうでもええわ」
洋榎「ウチがボコボコにしたるさかいな!」
__
,/ : : :\
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/,'/::/ : : : !: : : : :.l .X∧ヽ: :i: : ハi:゙', :l ;`iヽ、丶
/ /::/: : :| i::!|: : : ', レ' ヽリ ∨!: :〉:.}`〉!丿:| ヽ.:゙、
i /::/: : : :! l:.l iハ: : :'\ xヤ叭カ 〉:k┤:´:ヽ:/!. 〉.:〉
/:{::/l: :i : :.-什ー \:.〉 弋 _ソ /イ :Y´丶: !:/ /:/
/:/.!: i !: :i i xヤ叭 `゙ ´ l :i. ,!リ./ ./
_ /::/ ヽ:!ヽ:i',: :` 弋ソ l :レ,'.;/ ´
/´冫\/:/. \'マヘヽ. ` - |:ト'.:〈
_ ヘ、\゙/:/ ( :{: : !: 〉. く l /|!{iヽ!
. /´ 〉 .! / /.i:! _./ヽ: 、l: :!:ヽ、 ` - ′ / }!ヽ , -─ ‐ 、
〈 ,弋!丶.v` / .! _ -彡: : : : :`: ゙ -!: _: : ≧‐ _ .イ /|! /./ \
i. ヽ 〉 ≦彡 :´: : : : : : : , :-!:{ / }- ´ .' / ′ \
ヽ )イ/: : : : : : : : : : :/ l:.! .//.マヽ / .l ! l \
ヽ ′く: : : : / : : : :/ i:! _ -/イ / 冫__./ .l i .! ! \
', ヽ:/; : : : : / , -ヽ ´ ' _.十_' ´ i l!/ !
∧ V: :.;': : / / , '` /´.入. \ |、´. |
. /: :冫 ∨i: : :i / / / ./ l.∧ ! ヽ、 _. -
. {::/ i 弋: : { / ./ ヽ_イ /.|! ヽ _./ × γ
洋榎「首を洗ってまっとれやー!!」ダッ
京太郎「一体なんだったんだろうか……」
679 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 17:28:53.21 ID:VvrUMzB3o
???「本当騒がしいわね」
京太郎「いやまぁあれも洋榎さんの良いところだから――」
京太郎「ってあれ?憧?」
憧「やっほー」
宥「こんにちは、須賀くん」
京太郎「それに宥さんまで」
京太郎「なんでここに?」
憧「ちょっとばかり、宥姉と会場を見回ってたら京太郎達を見かけたからさ」
憧「それにしても、まさか京太郎たちといきなり戦う事になるなんてね」
憧「どうせなら決勝で戦いたかったけど」
京太郎「まぁこればっかりは抽選と組合わせだからな」
憧「ま、しずはリベンジする気満々みたいだけどね」
憧「ただ……テンション上がり過ぎて前日に山登ったり、今も会場中走りまわってるんじゃないかしら?」ハァ
京太郎「……マジか」
憧「残念ながらマジよ」
683 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 17:43:50.35 ID:VvrUMzB3o
憧「でもま、気持ちは分かるけどね。私もテンション上がってるし」
憧「悪いけど、合宿みたいに負けるつもりないからね?」
数絵「こちらも負けるつもりは有りませんから」
憧「……」バチバチ
数絵「……」バチバチ
京太郎「……何故だろう。見えない火花が散ってるような」
宥「ふふふ。仕方ないよ」
宥「私達にとってはあの敗北は本当に悔しかったんだから」
宥「だから――私も今度は負けるつもりはないよ、佐々野さん」ニコッ
いちご「ちゃちゃのんも負けるつもりはないけえの」ニコッ
京太郎「……どうしてかなぁ。胃がキリキリ痛むのは」
686 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 18:02:44.73 ID:VvrUMzB3o
憧「さ、それじゃ帰ろっか宥姉」
宥「そうだね」
京太郎「ん?もう帰るのか?」
憧「あんまり長話して変な噂立てられるのもお互い困るでしょ?」
憧「ただでさえアンタ知り合いが多いのに」
京太郎「……何か問題でも?」
憧「……ハァ。やっぱり京太郎ってばある意味大物だわ」
京太郎「どういう事だ?」
憧「アンタはそのままで居なさいって事」
宥「あはは。そうだね、須賀くんはそのままが良いと思うよ」
憧「……ねぇ京太郎」コソコソ
京太郎「ん?なんだ?」
憧「宥姉と喧嘩でもしたの?呼び方が元に戻ってるけど」
京太郎「いやそう言う訳じゃないだが、宥さんが大会までケジメをつけたいからって」
憧「なるほど……宥姉も宥姉なりに考えてる訳だ」
憧「じゃ、私もそうしようかしら?ね、須賀くん」
京太郎「……お前最初から名前呼び捨てだったじゃないか」
憧「そう言えばそうだっけ?」
憧「言われて見れば苗字で呼んだ記憶が無いわね……」
687 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 18:11:06.37 ID:VvrUMzB3o
京太郎「最初からフランクだったしなー」
憧「……一応言っておくけど私、こう見えてもきちんと線引きしてるわよ」
憧「初対面とかの相手にはちゃんと丁寧に対応してるし」
京太郎「あれ?俺の場合そんな事まったく……」
憧「そうなのよね。自分でも不思議だけど、京太郎には割と気安く話しかけられたのよね」
憧「何故かしら?」
京太郎「それはきっと俺の溢れ出る良い人オーラが――」
憧「はいはい。そうですねー」
京太郎「……せめて最後まで言わせてくれませんかねぇ」
憧「い・や・よ」ニコッ
京太郎「……やっぱり憧は俺に対してだけ態度が違うよね」トホホ
688 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 18:20:36.03 ID:VvrUMzB3o
憧「こんなところで京太郎いじめてても不毛だし、本当に帰ろうっと」
京太郎「あ、やっぱりいじめられてたんだ……」
宥「ふふふ。憧ちゃんは結構気になる人には、ちょっかいかけたくなるタイプみたいだからね」
憧「なっ!?ゆ、宥姉!!///」
京太郎「ほう。それはつまり――」
憧「バカ言ってんじゃないわよ!宥姉の冗談に決まってるでしょ!///」
京太郎「……そんなに怒らなくても分かってるって」
憧「あーもう!本当にここに居ると試合に影響でそうだから帰る!///」
憧「じゃあね!京太郎。絶対に勝つのは私達だから!」
京太郎「いーや、俺達だね!」
宥「それじゃあ須賀くん。今度会うときは呼び方、元に戻すから」ニコッ
京太郎「ええ。待ってます」
憧「ほら!宥姉おそーい!」
宥「ごめんね、憧ちゃん」
京太郎「…………さて、本当にこれからは敵同士ってことか」
709 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 22:08:00.84 ID:VvrUMzB3o
京太郎「……ちょいとばかり早く着きすぎたか。試合まで時間が有るし」
京太郎「それにしても本当に大きな会場だよなぁ」
京太郎「咲が居たら迷子になりそうだ」アハハ
京太郎「……」
京太郎「……なってないよなアイツ?」
遭遇安価(誰でもOK)
712
714 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 22:13:41.05 ID:VvrUMzB3o
咲
???「……わ、私達の部屋ってどこだっけ?」
京太郎「……そんな事言ってたら聞き覚えのある声がしてきたんだが」
~~ ~~
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} .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. {
{ /::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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} /::::::::::::::::::|::::: / | ::|:::::::ト- ::|--∨\ ::::::::::::::::| {
{ /::::::::::::::::::/|::::::|ノ|:八 ::::| _..斗-=ミ\| ::::::::::|::::|
/::::::::::::::| :: /-匕-=ミ\|\| 〃⌒゙ヾⅥ :::::::: |::::| } ココどこ…
 ̄ ̄ |::::::|::イ /〃⌒ヾ {{ }} }|/| ::::::|::::| {
{ |:: 八ハ{ {{ }} ゞ==(⌒) | :: /:::::|
} |/|::: {. ハ (⌒)=='' /// |/}:::::|
|:::: ヽ_| /// __,ノ :::::| }
. { レヘ::八 _.. ‐~‐-、 イ ::::::::::::/ {
} ∨个 .._ (_,,.. ‐~~' イヘ:::/|/∨
\| _≧=一ァ 〔/⌒T:iT7ス
r=Ti:i:i:i:i:i:7____/i:i:i:i:i:i:i/ ∧ }
{ ∧i:i:i:i:i:i:i:i:| /i:i:i:i:i:i:i/ / ∧ {
} / {\/⌒)_∠二二/| / ∧
/ ゙T{ 二(__ `ヽ _ヽ
/ ∨ハ. {_ / \/ _〉
. { /\ _ | ノ _) 人._ |_/|/ }
} \_____,|/ /i:i\  ̄ ̄`ヽ j {
∨ / /|i:i:i:i:i|\ |
/ /´|i:i:i:i:i| 丶 ... ______丿
〈 Ⅵ:i:i| | }
、___/ Ⅵ:i| | {
咲「ひ、広過ぎるよ……」
咲「優希ちゃーん。和ちゃーん」ウルウル
京太郎「……まさかとは思ったが本当に迷子かよアイツ」ハァ
717 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 22:31:05.20 ID:VvrUMzB3o
京太郎「おいこら」スビシッ
咲「いたっ!?だ、だれ!?」
京太郎「何故本当に迷子になってるんだ、お前は」
咲「京ちゃん?」
京太郎「自分で言っておいてフラグだとは思わなかったぞ……」
咲「ご、ごめんなさい」
京太郎「ってか優希や和は一緒じゃないのか?お前一人にしたら危ないってあの二人も分かってるだろうに」
咲「……おトイレに行きたかったから、二人には黙って来ちゃった」
京太郎「で、その結果が迷子ですか」
咲「うぅ……」
京太郎「……お前のその迷子の才能は本当に賞賛に値するよ」
咲「そ、そんなに褒められると照れるよ///」
京太郎「褒めてない!!」
719 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 22:39:56.39 ID:VvrUMzB3o
京太郎「……本当にお前みたいなのがよく大将なんてやってるよな」
咲「それは会長がそうしようって……」
咲「と言うかそれを言えば京ちゃんもだよ!」
:;,.:;,.:;,:;:;,:.;:,.:;,...:...;:;.....:;::;;... ....:;.:,:;,:.:.:,,,:;:;,,,,.,:;::,.,:;;:.,.:;::,;.:;,:.;:,;,.;
:;.:;,.::.,::,:;:,;,:.,;.;;.,:.;,:,::.;..:;.. ,,.:.:.::. ̄:.:.:.. .、 :;:;:;:;:;; rァ ,,.,:;:;:;:;:;;:;:;:;::;,.:;
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:,;.;.,:.;;.;..,;.:.;,:;..;:,:,:;.. `¨ラ..:. .:. .:.: .:.:.:.: : : :..::.:.:::ヾ 、 :;,:.;,:;.;,.;,::;,.:;
:;:,:.;.:;,:.;,:;:;.;,;.:,;.:.:;,.. /.:::/::.. :i]:..:::.:::::i: .::...:.:::.::.:..:' ヽ . -イ ,:.;,:.;::,;.:;
:;.,:;.;;.,;:.;,:;,::,:.:;..:..:;,:;.. ./..::/..:.:::..|A .:::::: |:::ハ::::::::::::l:l } / .l :;,;:;,.:
:;,.;,...:;,:.;,:;.:,,.;..;:,;.:;;:;,.:; 厶イ::/:::::::'.ニ\::::|/○}イ:::ィ:N .l ノ ,.;:,;.,.
:,;.:;.;.;;.:,;.:;,::,:::.;,:..;:,;.,:.; |Λ:〔ト、'.ニニヽ|-ニニノイノ .ノ }. 斗' ::;:;,.
:;,.:,;:,:.:.;.:.;:;,:;.:,;:;.:,:,:.;: ノ) `}:入 /ン ´ ;:,.;:;
:.;,:.;:,:.,::.:,:.;,:;.:,;:;.:;: ` }Λ{:.>r--- ´l<_ ,:,;.:;
:,;:.;..;,:;.:,;:::.;,:;.:;: ___ r--y''"´ | ノ  ̄二二ヽ . -‐'フ .,:.;:,
:,;.:;.:,::.:,;.::,;...:; ./ ) .| ‘. ̄´ / .ィ⌒ 、 ヽ'く / '',,::
:,;:.;.;,:;.:;,:;,:;:,;:.. l 厂 ̄ Λ ‘. ./ .イl7 、 ` ァ ;:.,:;.
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咲「そもそも“須賀らぶ”って何?私じっくりお話したいなぁ……」ニコッ
京太郎「!?」ゾクッ
723 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 22:52:57.80 ID:VvrUMzB3o
京太郎(な、なんだこの圧倒的なプレッシャー!?)
京太郎「す、須賀らぶは須賀らぶで須賀らぶ以下の何物でもないぞ、うん」
咲「……へー」ジトッ
咲「噂に聞いた話だと、愛人集団とか何とからしいけど」
京太郎「そんなもん冗談に決まってるだろうが!」
咲「……そうかな?」
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.|/' |: / ∨: !、:.::/ |>o。_ / .!-ー-- .._
{. |:./ ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄
咲「どうしてかな?なんとなーく私は半分当たってる気がするんだぁ」ゴッ
京太郎「ひいっ!?」
732 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:06:17.29 ID:VvrUMzB3o
咲「――なーんてね。冗談だよ冗談」ニコッ
京太郎「……へっ?」
咲「だって京ちゃんだもん、そんな愛人とかハーレムとかないない」
咲「幼馴染だから、京ちゃんが基本的に一人の人しか愛せないのは知ってるし」
京太郎「そ、そっか……」
咲「本当噂って無責任だよね。なんでそんな事になったんだろう?」
京太郎「ね、妬みとかじゃないか?」
咲「そっか。まぁ荒川先輩を始め、みんな可愛い子ばっかりだし分からなくも無いけど」
咲「荒川先輩達も大変だよね。京ちゃんとチームを組んだばかりにそんな噂を立てれて」
京太郎「そ、そうだな」
咲「どうしたの?京ちゃん、さっきから不自然だけど」
京太郎「い、いや何でも無いぞ、うん」
京太郎(……どうしてだろう。見に覚えがないのに咲の言葉一つ一つに寒気を感じるのは)
740 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:17:38.93 ID:VvrUMzB3o
京太郎「ほ、ほら咲、そろそろ戻らないといけないんじゃないか?」
京太郎「和達も心配してるだろ」
咲「あ、本当だ。黙って出てきちゃったし」
京太郎「どうする?送ろうか?」
咲「大丈夫。一応パンフレットの地図を見れば帰れると思うし」
京太郎「……本当に?」
咲「うぅ……」
優希「咲ちゃーん!何処だじぇー?」
咲「あ、優希ちゃん」
京太郎「……どうやら迎えが来たようだな」
京太郎「じゃあな。今度は誰かと一緒に行動しろよ?」
咲「うん。そうする」
咲「――京ちゃん」
京太郎「ん?何だ?」
咲「私……待ってるから。決勝の卓で」
京太郎「……それはこっちの台詞だ」
京太郎「勝てよ、咲」
咲「うん!」
744 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:22:27.21 ID:VvrUMzB3o
京太郎「……勝てよ、か」
京太郎「えらそうに言ったものの、楽に勝てる相手じゃねーしな」
京太郎「ってか俺の番まで回ったとして、緊張せずにやれるだろうか?」
京太郎「……」
京太郎「……もうちょっとだけ歩こう」
遭遇安価(咲以外なら誰でもOK)
748
750 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:32:58.28 ID:VvrUMzB3o
もも
桃子「きょーくん♪」ガシッ
京太郎「うわっ!?だ、誰だ!?」
桃子「きゃっ!?」
京太郎「……モモか?」
桃子「そーっすよ。ひどいっす」
京太郎「悪い悪い。いきなりだったからつい……」
京太郎「ってか意図的にかなり気配消してただろ?」
桃子「あ、ばれたっすか。そーっすよ」
桃子「もうすぐ試合っすからねー。ステルスする為にも自分から出来るだけ気配は消してるっす」
桃子「……本当なら、このレベルだと普通気付かれないんすけどねー」
京太郎「いやいや気付くだろ」
桃子「それはきょーくんが特別だからっすよ♪」
桃子「このレベルで分かるのは、匂いで分かる蒲原先輩だけっすからね」
京太郎「……すげーな蒲原部長」
752 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:42:39.32 ID:VvrUMzB3o
桃子「でもさっきバレそうになったっすけどね」
京太郎「ん?気付かれないんじゃなかったのか?」
桃子「そのはずだったんすけどねー。まさか蒲原先輩と同レベルで分かる人が居るとは思わなかったっす」
京太郎「何だ匂いでばれたのか?」
桃子「そうみたいっす。ちょっと横を通り過ぎたら――」
???「……今、リラックスシャンプー・安らぎのピーチの匂いをした人が通り過ぎた」
???「は?」
桃子「――って言われたっすよ」
京太郎「ほー、そんな事まで分かる奴が居るのか」
桃子「凄いっすよねー」
753 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/16(日) 23:54:12.10 ID:VvrUMzB3o
京太郎「ってかモモはそんなの使ってるのか?」
桃子「そうっすよー。一応身だしなみとか匂いとかそう言うのには気を使ってるっすから」
京太郎「……ふむ」クンクン
桃子「なっ!?ちょ、ちょっとやめるっすよ!///」
京太郎「……確かに安らぎを感じるほのかなモモの匂いがするな」
桃子「そ、そうっすか?なんならもっと嗅いでも良いっすけど///」
京太郎「いや、もう十分嗅いだからいいや」
桃子「……はぁ、きょーくんは本当乙女心が分かってないっす」
京太郎「?」
754 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/17(月) 00:13:00.29 ID:+bp2fYbOo
京太郎「どうでも良いがモモ、そろそろ帰らなくて大丈夫か?」
桃子「んーそうっすね。本当はずっと一緒に居たいんすけど、今日は仕方ないっす」
桃子「でも、きょーくんと別ブロックなのが残念なような良かったような」
京太郎「モモ達はたしか小蒔さんや哩さん、古塚さん達と戦うんだっけ?」
桃子「そーっすよ」
桃子「ってか相変わらずのきょーくんの知り合い率の多さに、もう驚かないっす」
京太郎「まぁそれは色々とだな……」
京太郎「一応言っておくが、彼女達は強いぞ?」
桃子「分かってるっすよ。正直勝てるかどうかはびみょーっすけど、ゆみ先輩達の為にも勝つっす!」
桃子「それに勝ってきょーくん達と決勝で戦いたいっすからね」
京太郎「おう!俺もモモ達と戦ってみたいな」
桃子「……ま、実際戦うのはゆみ先輩っすけどね」
京太郎「それを言っちゃダメだろ」
桃子「……ふふふ」
京太郎「……あはは」
桃子「……頑張るっすよ。きょーくん」
京太郎「……モモもな」
桃子「大丈夫っす。伊達にステルスモモは名乗ってないっすからね!」
桃子「それじゃあ、決勝で会うっすよ」
京太郎「おう。りょーかい」
757 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/17(月) 00:24:13.37 ID:+bp2fYbOo
【同時刻:決勝トーナメント会場・貴賓室】
???「やっぱりここに居たのかい、小泉さん」
ジュンイチロー「……麻生さんか」
タロー「事務所に聞いたら、今日はこっちに出席するって聞いたんでね」
タロー「珍しいじゃねーか。いつも忙しくて、こういう行事はあんまり出席しない小泉さんが出るなんて」
ジュンイチロー「霞君に是非来て欲しいと言われたのでね」
タロー「おう霞ちゃんか。この前会ったら良い女になってたな」
ジュンイチロー「……年の差を考えた方が良いのではないか?」
タロー「いや流石に孫みたいなものだし、口説かねーよ」
タロー「ま、俺が後2~30年若かったら口説いてるかもしれねーが」
ジュンイチロー「……奥方がお怒りになれるぞ」
タロー「おーこわ。お願いだから内緒にしてくださいよ」
ジュンイチロー「……善処しよう」
758 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/17(月) 00:43:12.29 ID:+bp2fYbOo
タロー「にしても、霞ちゃんは一体全体何で今回に限ってアンタを呼んだんだ?」
ジュンイチロー「……何でも私に見極めて欲しい男が居るとか」
タロー「なにっ!?まさかコレか?」クイッ
タロー「そりゃそうだよな。流石にあんな美人を男が放って置くわけねーだろうし」
タロー「どんな男だい?今流行のイケメンかい?もしくは渋めの濃いタイプか……」
タロー「つーか麻雀の腕はどんなもんなんだ?それが一番気になるが……」
ジュンイチロー「……何でも非公式ながら、霞君や天照の欠片を含めた全員を何もさせずに東場で終わらせたらしい」
タロー「……は?」ポロッ
タロー「何だそれは。冗談か何かじゃねぇんですかい?」
ジュンイチロー「霞君が言ったのだ。間違いないだろう」
タロー「…………」
タロー「まさか、超能力者(レベル5)かい?」
ジュンイチロー「……いや。彼らは全国大会と開発区のみでの試合の出場が認められている」
ジュンイチロー「こちらでも確認したが、超能力者(レベル5)全員、開発区からは出ていない」
タロー「なら一体どんな奴なんで?」
ジュンイチロー「一応こちらに写真がある――」ピッ
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ジュンイチロー「――須賀京太郎と言うらしい」
765 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/17(月) 00:55:34.83 ID:+bp2fYbOo
タロー「……ふむ。背は高い方で顔も悪くないが締りがねーな」
タロー「あんまり霞ちゃんが惚れるタイプじゃない気がするが」
ジュンイチロー「……誰も霞君の恋人だとは言っていないが」
タロー「冗談だよ冗談」
タロー「しかしそんなすげー奴なら入学の際、こちらにデータが回ってしかるべきだが」
ジュンイチロー「……入学の際の試験データを手に入れたが全項目ほぼ最低で、とても合格ラインに達していない」
ジュンイチロー「だが――何故か彼は入学を許可されている」
タロー「……アレイスターの野郎か」
ジュンイチロー「十中八九そうだろう。彼以外にここまで出来る者は居ないからな」
タロー「あの野郎、こっちが超能力者(レベル5)に対抗して、超度(レベル)7の“ザ・チルドレン”を用意してる事に気付いてるだろうにまだ小細工するつもりかよ」
タロー「更に念には念を入れて天江衣、宮永照、大星淡、神代小蒔までねじ込んだって言うのに」
ジュンイチロー「彼の事だ。全て織り込み済みで動いてるのだろう」
ジュンイチロー「……むしろ利用すらしてる気がするがな」
タロー「……まぁ奴ならありえ無い事はないか」
767 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/17(月) 01:08:42.03 ID:+bp2fYbOo
ジュンイチロー「……それにまぁ今の所、彼が派手に動く事はありえないだろう」
ジュンイチロー「彼と我々には学園都市を建設する際交わした契約がある」
タロー「……奴に場所を与える代わりに、日本を防衛する為の雀士の育成と研究に協力する事か」
ジュンイチロー「超能力者(レベル5)にしても有事の際には貸し出す事になっているからな」
タロー「だとしてもあいつの腹は読めねーよ。土御門のもんを多重スパイにして送り込んでるが、何をやってるかはさっぱりだ」
ジュンイチロー「……まぁ彼が動くとしてももう少し後だろう。派手に動くのは彼にとっても良い事ではない筈だからな」
ジュンイチロー「それにいざとなったら私が何とかするつもりだ」
ジュンイチロー「この身をかけてでもな」ゴッ
タロー「……ま、そうならん事を祈るばかりか」
ジュンイチロー「……とりあえず今日は、そういった物を忘れて若き雀士達の戦いぶりを見るとしよう」
タロー「それじゃ折角だし、俺もお供させて頂こうかねぇ」
最終更新:2014年08月03日 13:34