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368 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/12(水) 23:22:51.43 ID:OO0cTuVMo


【B地区Cブロック決勝】



       /=三三三三三∨\_     , ― 、
       /三三三三三三彡 _/三:)  /   ヽ
       {三三三三三//三≦/   {  ロ  }
     /三ト二二二二-=三三ハヽヽ>   !  ン  !
   /三三三三三:〒:::::ハ::::::::::∩ヘヾ:\<    /
   'ー―‐┬::::K赱テヽ::::ゞヽ::::く/ ニ ノ::::::\ー― '
       }:::::ハ"  丶 ヽ:::ヽ:::i ゝ !:::::::::::::::\
      ノ:ィ:::::::>.  ´'  イ:::::{ '  /_::::::::::::< ̄ヽミ
    /   j:::::::::::::::::7T ∠ フ:.:. ̄:.:.}_::::::::::::::ミ\
  /   /:::/:::::::/i〃Yへヽ∧:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:―.、:::::::\
  (  /::::::::://:.:.:.:.:.レヘ  〃Y:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.\:::::
  /://::::/:./⌒\:{  ∨ /:.:.:.V:.:.:.:.:.:ヘi:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::
. /:/ ノ::::/./   \ \∧ /:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:.:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.(:( /:::::::/  <\\ヽ__)./.:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:


豊音「リーチ一発タンヤオ三色イーペーコー赤ドラ1で、裏が乗って倍満の16000!」



モブアナD「決まったぁぁぁぁぁぁ!!」

モブアナD「チーム宮守の大将、姉帯豊音選手。追っかけリーチを一発で和了って終了!!」

モブアナD「B地区Cブロックの勝者はチーム宮守だぁぁぁぁぁ!!」

369 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/12(水) 23:35:22.20 ID:OO0cTuVMo

豊音「みんな、ただいまー」

胡桃「お帰り!トヨネ」

エイスリン「Good!トヨネ!」

塞「トヨネ、お疲れ様」

白望「……お疲れ」

トシ「お疲れ様豊音。良くやったね」

豊音「ううん、みんなのおかげだよー」

豊音「みんなでリードを守って私に回してくれたから、私もあまり緊張しないで出来たんだよー」

塞「いやいや、私たちと言うよりシロが頑張ったから……」

白望「……ダルい」グデー

塞「本人はその反動でいつも以上にダルそうだけどね」

胡桃「シロ、そんなにグデッとしてると充電できない!」

白望「……ダルいなぁ、もう」

372 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/12(水) 23:51:12.40 ID:OO0cTuVMo

豊音「あはは。今日ぐらいは大目に見てあげないとね」

塞「まぁそのつもりだけどさ」

白望「……今日だけとは言わず、いつもそうしてくれると良いのに」

胡桃「そんな事してると、本当にシロったら何もしなくなるし」

エイスリン「シロ、マージャンシテルトキハカッコイイノニ」

塞「本当だよねー」

豊音「知ってるよー私、シロが後輩の子にラブレター貰ってるの」

胡桃「ん?後輩の子って……当然女の子だよね」

エイスリン「エーット、マリアサマガミテル?」

塞「……シロ、こんなだけど後輩の女の子にモテるからなぁ」

シロ「……別にモテても嬉しくないし、ダルい」

トシ「私も昔はよく上級生のお姉様に憧れて、そう言う手紙を出したものだねぇ……」シミジミ

375 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 00:07:50.29 ID:Alj1JXFEo

豊音「でもシロって、例えば結婚してちゃんと主婦とかしてる姿想像できないよー」

胡桃「本当。このままじゃずっと塞に養ってもらう事になるんじゃないの?」

エイスリン「シロ、ヒモニナルノ?」

白望「それ良いなぁ……」

塞「嫌だよ私、ずっとシロの面倒見るなんて」

白望「えー……けち」

塞「けちとかそう言う問題じゃないでしょ」

塞「そもそもシロって将来どうしたいの?頭良いから大学には行けると思うけど」

白望「…………んー働くのダルい」

白望「だから結婚する」

胡桃「働くのダルいから結婚するってダメ過ぎるでしょ!」

塞「そもそもそんな物好き居ないって」

白望「大丈夫。候補は見つけてある」

胡桃「誰?そんな奇特な人」

白望「……京太郎」

塞「京太郎って須賀君?」

白望「……そう」

白望「きっと喜んでやってくれる」

塞「何処からそんな自信が……」

376 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 00:16:19.38 ID:Alj1JXFEo

白望「私が見たところによると、京太郎は潜在意識的に奉仕精神が身についてる」

白望「……だから私が困ってたら、仕方ないなぁとか言って養ってくれるに違いない」

豊音「そ、それは流石に京太郎くんが可哀想だよー」

エイスリン「キョータロー、オヒトヨシ!」

胡桃「いや、そんな人の善意に漬け込むようなやり方は駄目だって!」



――――



京太郎「――――!?」ブルッ

憩「どうしたん京ちん?」

京太郎「いや、何か悪寒が……」

憩「もしかして風邪とか?」

京太郎「いや大丈夫だと思いますけど……」

憩「無理したらあかんよ?京ちんは大事な人なんやから」ニコッ

京太郎「はい。ありがとうございます」

京太郎(しかし一体何だったんだろうか……)

380 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 00:27:17.92 ID:Alj1JXFEo

塞「いやいや流石に須賀君もそんな事ないから」

塞「大体本当にシロみたいな女と結婚する男の子なんて聖人か何かだよ」

塞「そうじゃなきゃすぐに捨てられるのがオチだって」

白望「……ひどいなぁ塞」

白望「大丈夫。京太郎も男だから、ダルいけど夜の方を少し頑張れば――」バシッ

白望「……痛い」ヒリヒリ

胡桃「下ネタ禁止!!///」

豊音「あははははは///」

塞「……駄目だこれは」ハァ

382 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 00:43:10.85 ID:Alj1JXFEo

トシ「はいはい。お喋りはそこまでだよ。私からみんなに知らせる事があるから、よく聞いて」

トシ「と言ってもその須賀君関係の話だけどね」

エイスリン「ドウユウコト?」

トシ「いや、さっき確認したんだけどA地区のDブロックの勝者が決まったらしいよ」

胡桃「何処のチームですか?」

トシ「その須賀君のチームだよ」

豊音「えっと、確か――須賀らぶだったよねー」

塞「……名前だけはふざけてるとしか思えないけどね」

トシ「でも合同合宿で練習試合とは言え、ウチの地区の阿知賀、C地区の永水、前年度チャンピオンの虎姫をぶっちぎりで勝ったらしいしからねぇ」

トシ「おまけに須賀君もその後のエキシビジョンの大将戦でとんでもなかったんだろ?」

豊音「そう言えばシロが見に行ってたんだよね」

エイスリン「ドウダッタ?」

白望「……凄い」

胡桃「……それだけ?いくらダルかったからって言っても――」

白望「そうじゃない。ダルいけどちゃんと見てた」

白望「でもそれしか言葉が出ない……」

白望「……役満役満ツモ役満役満終了」

白望「誰にも親を譲らず、和了らせず……」

白望「そこに有ったのは圧倒的な力。蹂躙とも呼ぶべき所業」

白望「……正直、本当にアレが京太郎なのかと思った」

389 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 00:56:36.15 ID:Alj1JXFEo

エイスリン「……」

胡桃「……」

塞「……」

豊音「……」

白望「…………終わった後はいつもの京太郎だったけど」

トシ「実際見た訳じゃないから、なんとも言えないけど相当みたいだねぇ」

トシ「しかもその須賀君、結局予選の最初から最後まで出なかったみたいだし」

胡桃「出なかったって……」

エイスリン「キョータロー、チョウシワルカッタノ?」

トシ「いやそうじゃない。単純に彼まで回らなかったようだね」

塞「……え?」

トシ「1、2回戦は荒川憩が飛ばして終了。3回戦は中堅の南浦数絵で終了」

トシ「4回戦から準決勝までは副将の対木もこで終了」

トシ「そして決勝は次鋒の佐々野いちごで終わったようだよ」

豊音「ちょー凄いよー!」キラキラ

塞「いやいやいやいや!確かに前年度個人二位の荒川憩が居るから強そうだなと思ってましたけど」

塞「決勝まで他チーム飛ばしって……間違いじゃないんですか?」

トシ「残念だけど間違いないね」

393 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 01:13:25.93 ID:Alj1JXFEo

胡桃「何それ凄すぎ」

エイスリン「SUGALOVE is Very Strong!」

白望「……ダルい」

塞「一応言っておくけどシロ、私達もしかしたら決勝でいきなりその須賀らぶと当たる可能性が有るんだよ?」

塞「おまけに臨海、虎姫とも当たるかもしれないから、同時に個人戦1~3位を相手にする可能性も……」

白望「……ちょーダルい」

トシ「そうなると流石にシロでもかなりキツイだろうね」

トシ(更に言えば、中堅の胡桃は守れても、次鋒のエイスリンがねぇ。副将の塞に関しても相手のデータが少なすぎる)

トシ(となると豊音に期待したいところだけど……)

豊音「そうなると京太郎くんに脅威の新星大星淡、世界ジュニアのネリー・ヴィルサラーゼと戦えるよー!」ワクワク

トシ(六曜がどこまで通じるかしら。大星淡はまだしも、ネリーや須賀京太郎のデータは欲しいところだねぇ)

400 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 01:25:25.37 ID:Alj1JXFEo

塞「どちらにしても、決勝ではよりシロと豊音に負担をかける事になるかも……」

白望「……ダルいけど仕方ない」

エイスリン「ワタシモガンバル!」

胡桃「わ、私も!」

豊音「大丈夫。任せて欲しいよー」



                  ____
        ___     /ニニニニニ=-
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            \ニ\‐=ニニニニ`、ニニニ\ニ /´    /.::/  ,リ


豊音「……だって私はその為にここに居るんだから」



444 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 23:23:20.06 ID:Alj1JXFEo>>443


モブアナ『け、決着致しました』

モブアナ『A地区予選Dブロック勝者はチーム須賀らぶ。なんと次鋒の佐々野選手が、清老頭を和了しチームモブレンジャーのモブブルー選手を飛ばして終わらせました』



――――



霞「……ふぅ。やはり順当に勝ち上がってきたようね」

初美「そうじゃないと困りますよー。合宿の借りはキチンと返さないといけませんからねー」

巴「とは言え、地区予選の決勝ブロックで次鋒戦で終わらせるなんて……」

霞「去年のチーム虎姫以来ね」

初美「あの時は先鋒の宮永照が全部飛ばして終わらせたんですよねー」

巴「あれは見ている方が気の毒になるくらいでしたからね……」

霞「打点を徐々に上げていく分、更に絶望感が増すでしょうしねぇ……」

初美「しかも本人はそんな事気にもしないって顔してますから、余計ですねー」

446 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/13(木) 23:39:57.46 ID:Alj1JXFEo

春「……それにしても結局京太郎は一度も出なかった」ポリポリ

巴「決勝まで全て他チーム飛ばしで終わらせてるからね。合宿の時の実力なら当然だけど」

初美「まぁきょーくんが出たところで、東一局で終わってた気もしますけどねー」

霞「……そうね」

初美「しかしどうしますかねー。もう一回須賀らぶと戦った場合、同じ事が起きないとも限らないのですよー」

巴「一応前回と違って大会では姫様に降りられる神様も調整できるので、決勝に最高位の天津日高瓊瓊杵尊(アマツヒタカニニギノミコト)を」

巴「その前には猿田毘古神(サルタヒコノカミ)様をお迎えできるようにはさせて頂いてますけど」

初美「でも前回の神様も殆ど格が変わらない神様だったのですよー」

初美「それに姫様が強くなっても、同卓者が弱いと意味無いですしー」

霞「それに関してはまぁ決勝だから心配ないと思うけど……」

霞「どちらかと言うと問題は私ね」

巴「霞さんですか……確かに、攻撃モードがまったく歯が立ちませんでしたからね」

初美「本来ならこっちが有利なはずの絶一門なのに、意に介さず和了られましたからねー」

霞「役満役満ツモ役満役満……」

霞「しばらく役満は胸一杯よ」

初美「それは二重の意味で私へのあてつけですかー!」

455 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/14(金) 00:01:59.43 ID:63edohJqo

霞「ち、違うのよ?初美ちゃんは四喜和か小四喜限定だし、味方だから大丈夫だし」

初美「……私知ってるのですよー。きょーくんの事、きょーくんって呼んでた事」ジィーッ

霞「え゛っ?」

初美「まさか霞ちゃんが年下の男の子相手に、あんな風になるなんて思わなかったのですよー」

巴「ど、どんな風だったの?」ドキドキ

春「……」ポリポリ

初美「確か名前を呼ばれてドキッとして、その後きょーくんの事も名前で呼んでほしいって言われて」

初美「その時、何を思ったかとっさに出た言葉が“きょーくん”だったのですよー」

初美「まったく私のアイデンティティーを取らないで欲しいのですよー」

霞「べ、別に取った訳じゃ……///」

霞「大体きょーくんは初美ちゃんの専売特許って訳じゃないでしょ?」

霞「確か松実さんの妹さんも呼んでたし」

初美「それはそれ、これはこれ」

初美「大体霞ちゃんがきょーくんって呼ぶとまるで何かのプレイみたいで……」

霞「どういうこと!?」

巴「……確かに霞さんには似合わないかも」

霞「べ、別に良いじゃない」

霞「……私だって誰かに甘えたくなる時ぐらいあるもん」ボソッ

初美「何か言いましたかー?」

霞「何でも有りません!///」

462 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/14(金) 00:21:03.06 ID:63edohJqo

霞「とにかく!今はそんな話をしてる時じゃないでしょ!」

霞「小蒔ちゃんがお休みの時間だから良かったものの」

巴「そうですね。姫様のお耳には入れたくないですし、霞さんのくだりは」

霞「え?そこなの?」

初美「まぁ冗談はこの辺にしておくのですよー」

霞「じょ、冗談?」

初美「そうですよー?別に霞ちゃんがきょーくんの事を何と呼ぼうがそれは自由ですしねー」

春「……その通り」ポリポリ

巴「まぁこの話もここまでにして置いて……」

巴「それでどうします?攻撃モードが通じないのはかなり苦しいですけど」

霞「そうね……」

霞「やはり私も“アレ”をやるべきかもしれないわね」

初美「“アレ”ってまさか“アレ”ですかー!?」

巴「そ、それはちょっとマズイんじゃ……」

霞「でも私の能力が通じない以上、奥の手も使わざるを得ないでしょ?」

霞「その為に小蒔ちゃんが先鋒、私が大将なのだから」

466 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/14(金) 00:37:02.45 ID:63edohJqo

初美「ですけど、霞ちゃんの負担がキツくなりますよー?」

巴「あまりオススメできませんが……」

春「……暴走する可能性もある」ポリポリ

霞「その時はその時ね。後の事はお願いするわ」

霞「決勝ではジュンイチローおじ様も見にいらっしゃるし、不甲斐ない対局は出来ないもの」

初美「……まぁ霞ちゃんが決めたことなら私達は従うだけですけどー」

巴「でも無理はしないでくださいね?霞さんが倒れたりしたら、姫様も悲しみますので」

霞「大丈夫よ。ちゃんと無理しない程度にするからね?」ニコッ

霞(……そう、京太郎君を見極める為にも決勝ではまともに対局出来るレベルにはならないと)

霞「と言っても、決勝で当たるかどうか分からないけどね」

初美「私としてはリベンジのためにも当たってほしいですけどねー」

巴「でも当たれば当たったで複雑ですけど」

春「……どちらにしろ、くじ次第」ポリポリ

霞「そうね」

霞「後は運を天に任せましょう。ただし、全てをやりきってからだけど」」

初美「そうですねー。そろそろ姫様も起きて来られる頃ですしー」

468 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/14(金) 00:51:40.76 ID:63edohJqo

小蒔「……」スゥスゥ

小蒔「!」パチッ

???「…………どうやら決まったようですね」

???「あの時から感じた気配は今は有りませんが、おそらくあの場所では確実に降りてくるでしょう」

???「他にも幾つか歪な力や大きな生命力を感じますし、そしておそらくあれは“幻想殺し”――」

???「それにしてもあの少年といい、一体何故この場所にこれほどの力が集まるのか分かりませんが……」

???「……やはり作為的なものなのでしょうか?」

???「――だとしてもこの子は純粋に、あの少年と出会い思い出を育んで来たと思ってるでしょうし」

???「だとすればその≪幻想(ゆめ)≫は壊させる訳にはいきませんね」ニコッ

???「ならば――」



                >ゝ          _ .イ : /}:リ
            /: / \ ー       イ: : :_:>'
          γ./: : /   }` ---ァ<{ .Y: {、
.          / /: : /  /  {! /  / ヽ !: :!!
         / {从:{  {.  l/  /    .ノ: :|l、
.        _{  , '∨.   |./  /   . / : : リ Y


???「――何が有ってもきっと、私がこの子達を守りましょう」



499 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 17:21:56.17 ID:FHJPeRNxo

モブアナ『け、決着致しました』

モブアナ『A地区予選Dブロック勝者はチーム須賀らぶ。なんと次鋒の佐々野選手が、清老頭を和了しチームモブレンジャーのモブブルー選手を飛ばして終わらせました』



――――



菫「……ふむ。やはりA地区のDブロックは順当に京太郎達が勝ったか」

淡「当然だよ。あれだけの事して置いて、予選落ちとか有り得ないし」

照「……結局京ちゃんに回らなかったけど」

誠子「凄いですね。最初から最後まで全て飛ばして」

誠子「相手チームも決して弱くないはずなのに……」

淡「えーそうかな?私達ならテルーが全部飛ばして先鋒戦で終わってたよね?」

照「……それは分からない」

菫「まぁ勝負は時の運だから分からないが、可能性は高かっただろうな」

菫「しかし照が万が一予選から出場してそれが出来たとしても、それでイコール私達が彼らに勝てる訳じゃないのはお前たちも分かってるだろう」

照「……」

淡「……」

尭深「……」

誠子「……」

502 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 17:36:54.18 ID:FHJPeRNxo

淡「ここでそれを言っちゃう?」

菫「あ、いや雰囲気を悪くしたかったわけじゃなかったんだが……すまん」

照「……ううん。菫は正しい」

照「いくら私がそれを出来たとしても、あの荒川憩と戦って勝つかは別物」

照「特に現状では【連続和了】が通じない以上、打点が低い私は相手を強化するだけの置物だから」

誠子「いや流石にそれは……」

照「……大丈夫。ちゃんと事実を事実として受け止められるくらいは出来る」

菫「……それでどうするんだ?」

照「……まず【連続和了】は封じる」

照「さっきも言った通り、他家が和了する度に牌が良くなる荒川憩相手にはもうこれは使えない」

照「特に親番で更に強化される以上、こちらが十分に稼げるほど打点を上げる前に潰される」

菫「でも【連続和了】を封じたからと言って勝てるわけじゃないんだろ?」

照「……その通り」

照「【連続和了】は打点制限を課す事で、代わりに配牌やツモを良くするもの」

照「打点制限を外した代わりにそれらが無くなれば、地力が変わらない今の荒川憩に和了られるのは変わりない」

照「むしろもっと和了られる」

誠子「た、確かに……」

504 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 17:52:36.52 ID:FHJPeRNxo

菫「そうなると結局八方塞りだが……」

照「――だからこそ“アレ”を使う」

淡「“ギギギ”だね!」

照「……そう」

誠子「でも確かアレって、使いどころ難しいとか言ってませんでした?」

菫「公式戦でも殆ど使った事が無いからな」

照「……うん」

照「正直な所、“アレ”を使ったからと言って荒川憩に確実に勝てる――という保証は無い」

淡「えっ!?嘘っ!?」

淡「だってアレはテルーの切り札なんでしょ?それ使っても確実に勝てないなんて……」

照「……それぐらい今の荒川憩は強い」

照「一年前戦った時も確かに厄介だと思ってたけど……」

菫「それでも、お前がここまで苦戦するほどでは無かったはずだ」

菫「一体、この一年の間にどうしてここまで強くなれたのか……」

菫「そんなに強くなれる方法が有るなら聞いてみたいよ、まったく」

誠子「あはは。確かに」

510 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 18:06:43.45 ID:FHJPeRNxo

尭深「…………愛」ボソッ

誠子「えっ?」

尭深「あ、ううん、須賀君たちのチーム名がその……“須賀らぶ”だから少し思っただけなの」

尭深「ほ、ほら。よく言うよね?愛が人を強くするって……」

誠子「流石尭深。ロマンチストだね」

尭深「そ、そんなじゃないよ。ちょっと思っただけだから」アセアセ

誠子「でも尭深らしくて良いと思うけど」

誠子「……ま、そんな漫画みたいな事が有る訳無いですよね」

誠子「ね?先輩――」クルッ

照「……」

菫「……」

淡「……」

誠子「せ、先輩?」

513 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 18:22:59.41 ID:FHJPeRNxo

照「……確かにこの一年間で荒川憩に起こった一番の変化は京ちゃんと会った事」

照「しかも鏡で見たとき、何故か京ちゃんが映ってた……」ブツブツ

菫「……言われてみれば佐々野いちごも弱くは無かったとは言え、私が苦戦するほどでは無かったはずだ」

菫「まさか、本当に愛だと言うのか?でもそれなら――」ブツブツ

淡「愛かぁ……」

淡「ってか大体須賀らぶって何って話。そんな名前だから、裏で愛人集団とか女に稼がせるだけのヒモ男とかダメ人間とかいわれるんだよっ!」ブツブツ

誠子「……えーっと、何か地雷踏んじゃった?」

尭深「さ、さぁ?」

518 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 18:38:25.23 ID:FHJPeRNxo

淡「……ま、良いけどね」

淡「最終的に勝つのは私だもん、須賀らぶとかそんなの関係ないし」

淡「それに合宿のような事には絶対にさせない!」



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                 ,,.<.       : : :/: : : : : : : : :: : : : : : : : : :    : :\         ヽ   ニニ ミ、
.             /.         /     : : : : : : : : '       : : : >、        } r' ⌒¨寸
                /              {                    : : : : : :ミ=========レ'‐‐--、 


淡「――待っててね、キョータロー。きっと私が壊(あい)してあげる」フフフ









菫「……何をやってるんだ、お前は」ハァ

淡「あー!折角今ちょっとラスボスっぽい雰囲気出してたのに、菫のせいで台無しだよっ!」

菫「菫先輩だろ!」ゴツン

淡「あうっ!?……」ヒリヒリ



520 : ◆UNNCnfZIx6 [saga]:2014/02/15(土) 18:49:33.44 ID:FHJPeRNxo


【決勝トーナメントの日は満月の為、天江衣の力が最大になります】

【石戸霞がスキル【神降ろし:裏】を開放しました】

【宮永照がスキル【天岩戸≪閉≫】を開放しました】

【宮永照がスキル【天岩戸≪開≫】を開放しました】






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最終更新:2014年08月03日 14:17