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790 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 14:54:21.70 ID:304zYNn7o



【チーム清澄】



咲「ごめんなさい!」

咲「私……会長の夢、叶えて上げる事が出来なかった」グスッ

久「咲……」

和「咲さん……」

優希「違うじぇ!元はといえば先鋒で大きく離された私が!」

まこ「優希。お前さんはよう頑張った」

まこ「いや誰一人として手なんか抜いちょらん。悔しいが実力の差じゃ」

久「そうね。私達は何とか一生懸命食い下がったけど、臨海はまだ余裕だったわ」

久「……悔しいけどあれが世界ランカーと言う事ね」

まこ「寧ろそれら相手にプラス収支だった和や咲が凄いんじゃがな」

和「いえ私はいつもどおり打っただけですし……」

優希「そうそう!のどちゃんなら世界ランカーだろうが何だろうが関係ないじぇ!」

優希「おっぱいも1番だったしな!」

和「ゆーき!胸は関係ないですよね!?///」


791 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 15:21:57.40 ID:304zYNn7o

久「まぁ胸は置いておいて……」

久「最後は届かなかったにしても、ギリギリまで追い詰めたのは事実よ。その結果は誇って良いと思うわ」

久「咲もね」ニコッ

咲「会長……」

咲(でも――あの子は私が追い詰めたと思ってたのに涼しい顔をしてた)

咲(そして最後……私は嶺上開花で和了るつもりだったのにそれが出来なかった)

まこ「お、どうやら他会場の結果が出たようじゃのう」

和「どうなってますか?」

優希「どうせ決勝常連チームの勝ち抜けだじぇ」

まこ「……ふむ。ほぼ優希の言う通りみたいじゃの」

まこ「Bブロックはチーム永水みたいじゃ」

優希「永水……あー、あののどちゃん以上のおっぱいおばけが居るところかー」

和「ゆーき……貴方は何で認識してるのですか……」


792 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 15:52:45.08 ID:304zYNn7o

久「まぁ順当よね」

まこ「Cブロックはやはり前年度の優勝チーム、虎姫のようじゃのう」

咲「お姉ちゃんが勝ったんだ……」

優希「天江衣は負けたのかー」

まこ「かなりの激戦だったようじゃがのう」

和「それでも勝ち上がるのは、流石は前年度優勝チームと言う所ですか……」

久「これでA・B・C共に順当勝ちって事か。あんまり面白くないわねー」

まこ「……どうやらそうじゃないみたいじゃぞ?」ニヤッ

久「どういうこと?」

まこ「Dブロックの勝者はチーム須賀らぶじゃそうじゃ」

咲「……京ちゃん達が」

優希「マジ!?あんな変なチーム名なのによく勝てたもんだじぇ……」

和「ゆーき、名前と強さは関係有りませんから」

和「……まぁ確かに表立って誇れるような名前ではありませんけど」


793 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 16:11:46.33 ID:304zYNn7o

久「いやー確かに憩とかいちごとか、うちのランキング上位を固めたチームだったけどもまさか勝っちゃうとはねー」

久「相当頑張ったのかしら?」

まこ「うむ。確かに収支でトップは荒川憩らしい」

和「前年度個人戦2位ですからね。チャンピオンの咲さんのお姉さんを除けば、勝てる相手は限られますし」

優希「戦わなくて良かったじぇ……」

久「憩が頑張って、後はそのリードを守って勝ったってところかしら?」

まこ「ところがどっこい、数絵以外は全部プラス収支。圧勝劇だそうじゃぞ?」

久「マジで?」

まこ「マジじゃ」

まこ「更に驚くべきは京太郎じゃがな」

咲「京ちゃん?」

和「須賀君がどうしたのですか?」

まこ「収支でトップ3。しかも大将戦でじゃ」

久「は?」

優希「うおーすげー!」


798 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 16:29:15.46 ID:304zYNn7o

久「あの子、地区予選では出番なしでこれが公式戦デビューだったんでしょ?」

久「それで大将戦と言う重要な場面で収支トップ3に入る活躍……」

久「いやー、惜しい子を逃したわね」アハハ

まこ「……もし京太郎が入ってとして、誰かが補欠になっとったんじゃがな」

久「その場合はまこね」

まこ「わし!?」

久「冗談よ冗談♪」

久「もし須賀君が入ってたとしても必ず勝てる訳じゃないし、私はこのチームを最高だと思って集めたわ」

久「勝てなかったのは残念だけど、私は楽しかった。ありがとう」ペコリ

咲「会長……」

優希「私も楽しかったじぇ!」

和「私も団体戦と言う貴重な経験をさせて頂いて、感謝してます」

まこ「わしも楽しかったぞ」

久「それなら良かったわ。私も集めたかいがあるってものよ!」エッヘン

まこ「……これが無ければ良いんじゃがのう」


799 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 16:45:54.14 ID:304zYNn7o

咲(京ちゃん……良かったね)

咲(私は約束は守れなかったけど……)

咲(でも少しだけホッとしてるんだ。京ちゃんと戦うのって楽しみだったけど、同じくらい不安だったから)

咲(だけど――)

咲(やっぱり悔しいな。私も京ちゃんの側に居たかったし)

咲(だから、せめて決勝戦は見に行くね)



咲(……頑張って、京ちゃん)




800 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/06(日) 17:00:56.73 ID:304zYNn7o

久「……」

まこ「……まだおったんか」

久「まこ……」

久「んー、もうちょっとだけこの光景を目に焼き付けておきたくて。最後だし」

まこ「……そうか」

久「あぁ言ったけど、やっぱり行きたかったなぁ決勝戦」

久「ま、仕方ないけどね。楽しかったし」

まこ「……久」

久「何?」

まこ「もう誰もおらん。強がる必要はないんじゃぞ」

久「べ、別に強がってなんか……」

まこ「お前さんは普段から適当に見えてしっかりしとるし、絶対に弱さを他人には見せん」

まこ「じゃからあの時も軽口叩いて場を少しでも沈ませない様にしとったんじゃろ?」

久「……」

まこ「ま、そのおかげで咲たちはそれほどダメージは受け取らんが……」

まこ「でもだからこそ一番悔しかったんは久、お前さんじゃ」

久「!」

まこ「だから今は、今だけは弱さを見せてもええんじゃぞ?」

久「まこ……」

久「馬鹿ね、そんな事言われたら私……私、余計に泣けなく……」グスッ

久「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」ダキッ

まこ「……」ナデナデ


813 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 00:26:47.11 ID:Jk5GUG3Mo



【チーム宮守】



豊音「ごめんね、皆が頑張ってくれたのに負けちゃった……」

塞「トヨネ……」

エイスリン「ゲンキダシテ!」

胡桃「そうだよ。負けた責任だったら私にも有るし……」

白望「一番ダルかったのは私……チャンピオン相手に歯が立たなかったし」

塞「それは仕方ないって。シロでどうにもならなかったら、それこそトヨネくらいしか相手にならないし」

塞(……それに私も全然オカルトが通じなかったし)

塞(ううん、私だけじゃない。虎姫も有珠山も強力なオカルトを持ってたはずなのに全然使った様子がなかった)

塞(まるで全部投げた小石が水面に波紋を作ってもやがて消えるように、手ごたえとかそういったものが全く感じられなかった……)

塞(やっぱりあれは先生が言っていた――)


814 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 00:27:13.58 ID:Jk5GUG3Mo

塞『“治水”ですか?』

トシ『そう。龍門渕透華は普段はいたって普通のデジタル雀士なんだけどね』

トシ『と言っても勿論、侮れない相手なんだけど……』

トシ『だがそう言った一面の他に、彼女だけが持つ“力”が有るんだよ』

塞『“力”……ですか』

トシ『代々龍門渕の一族が持つと言う“力”――一部では“治水”と呼ばれているそうだけどね』

トシ『荒ぶる激流を鎮め、穏やかな流れにする……彼女の前ではどんな“異能力”も意味を成さなくなる』

トシ『どんな例外も無く、ね』

塞『じゃあ私の“オカルト”も……』

トシ『多分、打ち消されるはずだよ』

塞『なるほど……でも、それは同卓してる全員もって事ですよね?』

トシ『ま、そうなるね』

塞『最初から打ち消される事が分かっていれば、大丈夫じゃないでしょうか?』

塞『元々私の“オカルト”は相手を妨害する為の物ですから、素の実力で勝負できるなら寧ろ有利なはずですし』

トシ『……それなら良いんだけどね』

塞『安心してください。絶対勝ちますから!』



塞(――って言ったのに、“力”を使った龍門渕透華があれほど強いなんて)

塞(と言うか、今思い出してもなんだか寒気が……)ブルッ


816 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 00:43:07.20 ID:Jk5GUG3Mo

豊音「でもやっぱり凄く悔しいよー。私にとっても皆にとっても最初で最後の大会だし」

豊音「皆ともっと麻雀を打っていたかったな……」グスッ

エイスリン「トヨネ……」

胡桃「あのね、トヨネその事なんだけど……」

豊音「だけど忘れないよ!皆とこうして大会に出られて、ここまで来れた事」

豊音「村に帰ってもその思い出だけはずっと心にしまって大事にするから……」グスッグスン

塞「あ、いやトヨネ。だから確かにこの大会はもう終わったんだけど……」

豊音「でも村に帰る前に皆で色んな所に行きたいな。まだ遊園地も動物園も全然行ってないし」

豊音「それにまだサイン貰ってない人も居るから……あ!天江さんにサイン貰わないと!」

豊音「うぅ……帰るまでに集められるかなぁ」

白望「……トヨネ」

豊音「どうしたのシロ?あ、勿論シロも一緒だからね?ダルくても引っ張っていくよー」

白望「それはダルい……」

白望「じゃなくて。まだ終わってないから」

豊音「え?何言ってるのシロ。大会はもう終わったんだよ?私達の負けで……」

白望「それは事実だけど、豊音は一つ勘違いしてる」

豊音「?」

白望「大会はこれ一つじゃなくて、まだある」




                       > 二三二ニ <
                   >/: : : : : : : : : : : : : : : : :`. . 、
                . . :´/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
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     // / : : : : : : / | : > ´ニ二ニ|/  {´::`}  ヽ| ニニニ` <: : : : : : : : : : : : :', ヽ: :\
   //  ./ : : : : : : /  ,'r二ニ二ニ二ニl_/::ll::\ / ニニニニニニハ: : : : : : : : : : : : .,  ヽ: ヽ
  // .  / : : : : : : :'  /二ニ二ニ二ニニ!::::::::ハ:::::/ ニニニニニニニ| : : : : i、 : : : : : : ,   ヽ:.ヽ
//    /: /i: : : : : | /二ニ二ニ二ニ二 !::ン l::/ニニニニニニニニ | : : : : |ヽ: : : : : : |    ヽ ',


豊音「えっ?」





819 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 00:56:47.75 ID:Jk5GUG3Mo

胡桃「やっぱりトヨネ、知らなかったんだ……」

塞「……何となくそんな気はしてたけど」

豊音「ほ、ほんとに!?」

白望「……ほんとに」

エイスリン「タシカ、マダ3ツアルハズ……」

塞「うん。地区別のチーム戦は確かにこれで終わりだけど、あと個人戦とタッグ戦、それにドリームチーム戦が有るからね」

豊音「う、うそっ!?」

胡桃「本当だよっ!」

胡桃「だからまだ一緒に麻雀できるんだよ!」

豊音「……ううっ」

豊音「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!よかったよぉぉぉぉぉぉ」エッグエグ

豊音「私、これで皆と最後だって、お別れだって思ってたから!」

白望「……トヨネ」



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   {::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ  ゝ   よ    /
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   /フ/ ̄ \ !:::j }  \ヽ   _/ Y`ヽ      \
  /::/     ノ:::ノノ   i// //(  ゝ イ    \  ∧



822 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 01:15:44.83 ID:Jk5GUG3Mo

塞「まぁ今度は敵同士かもしれないけどね?」

豊音「そっか……」ショボーン

エイスリン「デモ、テキデモミカタデモマージャンスルノハオナジ!」

豊音「……うん。そうだよね!」

胡桃「でもそうなったら手加減しないよ?」

豊音「私もだよー!」

トシ「おやおや、皆沈んでるかと思ったけどその様子だと大丈夫みたいだね」

白望「……熊倉先生」

トシ「すまないね。試合見れなくて」

トシ「他の会場を回ってたらすっかり遅くなってしまったよ」

トシ「少なくとも大将戦には間に合うと思ってたんだがねぇ……」

塞「いえ、先生一人で大変だったのでは?」

トシ「老人には少々こたえたねぇ」

トシ「来年からは貴子に行ってもらおうかね」


823 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 01:27:22.04 ID:Jk5GUG3Mo

トシ「まぁ、そのかいあって色々有意義な情報も手にれられたけども」

トシ「あと他の会場の結果も分かったけど、知りたいかい?」

エイスリン「キキタイ!」

塞「そうですね。他のチームがどうなったのかは気になりますし」

トシ「それじゃまずはAブロックだけど、勝ったのはチーム臨海だね」

トシ「清澄が激しく猛追したけども、最後は突き放した格好だよ」

胡桃「風越は?」

トシ「うーん、先鋒では美穂子が頑張ったんだけどねぇ……」

トシ「華菜も中々良かったんだが、いかんせん点差がね」

胡桃「そうなんだ……」

トシ「ちょっと可哀想だったけど、まだあの子達には来年が有るからさ」

トシ「これからビシビシ鍛えないと」

塞「久保コーチと熊倉先生のダブルパンチは辛いだろうなぁ……頑張れ華菜」ナム


825 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 01:43:08.39 ID:Jk5GUG3Mo

トシ「Bブロックはこちらも順当にチーム永水だね」

エイスリン「ミコサン!」

トシ「去年より層が厚くなってさらに手強いチームになったみたいだねぇ」

トシ「新道寺の子達も頑張ったみたいだけど、後一歩及ばなかったのが残念だったよ」

白望「……リザベーションは?」

トシ「成功したようだけど、点差がねぇ。やはり薄墨初美の役満2回和了はキツかったようだね」

トシ「本当なら相手としてはこっちの方が良かったんだが……まぁ今更仕方ないんだけども」

トシ「あ、そうそう。塞、どうだった?龍門渕透華は」

塞「……先生の言うとおり、一筋縄では行かない相手でした」

塞「能力封じも厄介ですけど、素の実力も数段上がっている気がしましたし」

トシ「……やっぱりね。ある意味一番警戒するべき相手だったようだ」

トシ「すまないね。役に立てなくて」

塞「いえ。結局の所、自分の実力不足だと言う事ですし……」

塞「次が有るなら絶対勝ちますから!」


827 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 01:55:07.47 ID:Jk5GUG3Mo

トシ「それでDブロックなんだが、これがなかなか面白い結果だったよ」

胡桃「どうしたんですか?」

トシ「予想じゃ阿知賀と姫松、千里山の三つ巴かと思ってたんだけども……」

トシ「意外や意外。勝ったのは須賀らぶさ。それも2位以下に10万点差付ける圧勝と言うオマケつきでね」

エイスリン「スゴイ!」

塞「須賀らぶって……えっと確か荒川憩が居るチームですよね?」

塞「彼女がかなり稼いだんですか?」

トシ「確かに彼女が収支で1位だったけどね。でもそれだけじゃなくて――」

白望「……皆凄かった。特に京太郎が」

トシ「ふむ。よく知ってるね」

トシ「ああ、そう言えば白望は合宿を見に行ったんだったね」

トシ「阿知賀の子やあんたに聞いた話だけじゃ眉唾物だったんだけど、どうやら本当だったようだねぇ」

豊音「そんなに凄かったんですか?」

トシ「公式戦初出場初対局、しかも大将戦と言う場面で、決して弱くない……寧ろ5本の指には入るであろう面子相手に5万点稼いで振り込みゼロ」

トシ「……まったく、どえらい子が出てきたものだね」

豊音「ちょーすごいよー!!」キラキラ

白望「……京太郎なら当然」

胡桃「なんでシロがちょっとえらそうなの?」


830 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 02:20:20.91 ID:Jk5GUG3Mo

トシ「何にせよ、今年はなかなか面白そうだよ」

トシ「うちから決勝に行けなかったのは残念だけれども」

豊音「でも見に行きたいよー。京太郎くんの事も応援したいし!」

エイスリン「……」カキカキ

エイスリン「!」←旗を振る絵

塞「流石にそれはまずいんじゃないかなぁ?」

エイスリン「……」ショボーン

胡桃「大体旗を振っても対局室は別だから」

塞「シロはどうする?って聞くまでも無いか。どうせダルいから行かないって――」

白望「……行く」

塞「そうだよね。行くよね――って行くの!?」

白望「……何か問題が?」

塞「無いけど。いや、この場合無いのが問題なのか……」

豊音「シロは京太郎くんがお気に入りだもんねー」

白望「うん。出来れば一生世話をして貰いたいくらいには」

塞「やっぱり本気なんだそれ……」

トシ「ま、後学の為にも見に行って損は無さそうだしね」

豊音「じゃあ決まりだね。明日は京太郎くん達をおうえんするぞー!」




トシ(……まさか、ほぼ力を見に付けていた穏乃をものともしないとはねぇ)

トシ(清水谷竜華も何か力に目覚めたようだけど、それすらも問題にしなかったようだし)

トシ(――須賀京太郎か)

トシ(決勝ではしっかり見極めさせてもらうよ。アンタの力がどこまでのものなのか、ね)



846 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 23:42:48.91 ID:Jk5GUG3Mo



【チーム有珠山】



爽「いやー負けた負けた。やっぱ強いよねー」

由暉子「去年の優勝チームにベスト8ですから」

成香「……ごめんなさい。私がたくさん点をとられなければ」

誓子「仕方ないよ。相手は個人戦チャンピオンだったし……」

揺杏「そうそう。私達じゃぜーんぜん歯が立たないからね」アハハ

爽「それ、同じくらい失点した揺杏が言っちゃ駄目だよね」

揺杏「……面目ない」

由暉子「もしかしたら、私達まで回らないかもと思いました」

揺杏「だって、何か眼鏡っ子に痴女っぽい子に子供とか居るんだもん」

揺杏「まともなの私くらいだってーの」

全員『それはない(ありません)』キッパリ

揺杏「えっ、マジで?」


848 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/07(月) 23:56:05.59 ID:Jk5GUG3Mo

爽「しかし残念だなぁ」

由暉子「何がですか?」

爽「決勝用に新しいユキの衣装作ったのに、無駄になっちゃったなぁって」

成香「また作ったんですね……」

爽「へい!揺杏」

揺杏「はいよー」バッ

爽「これが決勝用の新しい制服だ!!」



  ∩ _
  l .l //〉
  l レ.//
 . {  '/. .っ
  l   <´      ┴ ‐.、._j     ヽ      ,.:-―、
  ヽ  ヽ     ,′   .|::|- 、  -‐く===く〈 / / ヽ
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   .!   ',    ,′   /,i:::i        `、.',  |::|   /
    i   ',  .,′  / ,i::::|          ゙.<|::.!  !
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    !    ',  {   {r::::{     }       .!::.) .!
    i     ゙  .ヾ,  i::::i    ._ノ、      ノ:/ !
     !      /|;;ヽ、 _i:::i,_,,..-''"  丶. _ _,,.-/:/  !
     !     / | ::::', !::!         ,! .//  ,!
     丶,   /  | ::::::', !::!        ,! // ./
       'ー''   ノ :::::: ', !::!        ,!//ー '
            | :::ノ .!::!       {//:: ヘ
              V   !::!   l'  ソ/::: ヽ ヽ
              '    !::!  │  //',ヽ:: ヽ }
            '     !::!  ′ // .',ヾ ヘ /
      .     /      !::!   //   ',/ / ソ
           !    'ヽ !::!  //    ',/
         /      ヽ{::i //     !
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         |           .!       .,'
         '|          |       ,'


誓子「……ヒモ?」

成香「と言うか制服でも何でもないような……」


851 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 00:04:14.23 ID:2PR3bkd3o

揺杏「あっ!しまった、それ今度ユキに着せる用の水着だった」

爽「こらこら、間違えたら駄目じゃん」

揺杏「ごめーん」テヘッ

由暉子「やっぱりそうだったんですね。私の見間違いかと思いました」

成香「あの、なんで水着まで……」

成香「と言うか水着にしても際どいと言うか、何の疑問も無いのですか?」

由暉子「?」

由暉子「水着なんて着られれば何でも構いませんし」

成香「そ、そう言う問題じゃないよううな……」

爽「流石ユキ分かってるぅ!」

揺杏「やっぱりアイドルには水着が必要だからね」

爽「そうそう。打倒はやりんの為にもグラビア撮影は必須だからね!」

揺杏「2[ピー]歳と15歳じゃ、ハリも違うから絶対勝てるはず!」

誓子「……これ聞いてたら瑞原プロ、怒るだろうなぁ」


855 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 00:14:31.84 ID:2PR3bkd3o


――――


はやり「!?」ブルッ

良子「どうしました?」

はやり「な、なんだかちょっと……」

良子「はやりさんは有名人ですから、噂もされますし仕方ないです」

はやり「そう言うんじゃなくて、はやりのアイデンティティと言うか存在そのものが危うくなるそうな予感が……」

良子「?」


――――



856 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 00:27:22.73 ID:2PR3bkd3o

爽「おっと、他会場の結果も分かったみたいだねー」

爽「私達が行けないのは残念だけど、どんなチームが勝ったのかなー」

誓子「どうなったの?」

爽「ちょっと待ってよ……」フムフム

爽「えーっと……Aブロックは智葉達だね!」

揺杏「順当だねー。どう考えても負ける要素無いもん」

成香「……正直決勝行けなくてちょっとホッとしてます」

誓子「なるか、智葉の事苦手だからね」

爽「智葉は寧ろ気に入ってるのにね」

成香「それはありがたいのですが、何と言うか近寄りがたいオーラが……」

由暉子「そうですか?良い先輩だと思いますけど」

爽「ユキは物怖じしないからねー。成香は1年の時、智葉と出会って以来の筋金入りだから……」


858 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 00:39:41.37 ID:2PR3bkd3o

揺杏「Bブロックはー?」

爽「んーと……こまっちゃん達だね!」

揺杏「うわーこれも順当かー」

誓子「これで私達の地区から2チームですか……」

成香「ちょっと悔しいですね」

爽「仕方ない、かすみん達はおっぱい偏差値高いもん」

揺杏「私達じゃ適わないもんねー」


成香「……いやあの胸と麻雀は関係無いんじゃ」

由暉子「その通りです」バイン

成香「……くっ」ペタペタ

誓子「大丈夫だよ、なるかもきっと大きくなるから」ニコッ

成香「ちかちゃん……」


860 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 00:54:31.38 ID:2PR3bkd3o

揺杏「これでDブロックも怜達だったらもう笑うしかないねー」

爽「残念でした。それは無いみたい」

爽「ってかトキ倒れたみたいだし」

揺杏「マジで?」

誓子「だ、大丈夫なのですか?」

爽「大丈夫みたいだよ。命に別状は無いってさ」

誓子「良かった」ホッ

成香「でもそれならそうと、連絡くらいくれれば……」

爽「多分監督が私達が心配かけないようにって、試合終わるまで黙ってたんだろうね」

爽「で、まぁ勝ったのはチーム須賀らぶってところ」

由暉子「須賀らぶ?」

誓子「らぶ……愛ですか。素敵な名前ですね」

揺杏「そう?ダサくない?つーか有り得なくない?」

爽「まぁまぁ。ところがどっこい、ふざけたような名前だけど怜達に10万点差を付けてぶっちぎりの圧勝なんだよねー」

成香「ええっ!?」

揺杏「……マジ?」

爽「マジもマジ。いやーこんな強いチームが居たんだねー」


861 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 01:11:51.24 ID:2PR3bkd3o

由暉子「そんなに強い人が居たのですか?」

爽「先鋒は去年個人2位の荒川憩だって」

誓子「去年、智葉より上だった子だね」

揺杏「そりゃ強いわ」

爽「んで、次鋒はあのちゃちゃのん」

揺杏「むっ。ユキのライバルか……」

爽「中堅と副将は飛ばして、大将は須賀京太郎だってさ」

誓子「なるほど、だから須賀らぶなのですね」

揺杏「どうせチャラチャラした男なんでしょ?だって須賀らぶとか付けちゃうし」

爽「んー見た目はそうっぽいけど、実力は本物だよ?」

爽「だって初公式戦初対局、しかも相手は竜華。なのに収支で5万プラスの振込みなしだもん」

揺杏「……マジで?」

爽「マジマジ!いやー人は見かけによらないねー」

由暉子「人を見た目で判断するのはいけませんよ?」


866 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/04/08(火) 01:27:52.32 ID:2PR3bkd3o

爽「と言う訳で決勝はうちに勝った虎姫、臨海、永水、そして須賀らぶだね」

誓子「どっちを応援したら良いのでしょうか?困ります」

成香「どっちもかな?」

揺杏「あえて応援しないと言う手も……」

由暉子「それは流石に……」

爽「意表をついて須賀らぶって手も有るよ?」

成香「それは意表を突き過ぎでは?」

爽「だって面白そうじゃん須賀らぶ。特に生ちゃちゃのんと生須賀京太郎見たいし」

揺杏「爽の興味はそっちかい」

爽「でもさ、揺杏も何かこうグッとくるものがない?」

揺杏「何が?」

爽「彼にマント羽織らせてみたりしたらコスプレ栄えするんじゃないかなーって」

揺杏「…………」

揺杏「アリだね」

爽「でしょー?ユキと一緒にやったら絶対面白いと思うんだよね!」

揺杏「よし決まった。何とかして奴に近づくぞ!」

爽「おー!」

由暉子「あの……一応応援すると言う大前提は忘れないでくださいね」






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最終更新:2014年08月11日 11:45