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【のよりんふたたび】



理沙「ここ!」


昼食からしばらくして俺達が辿り着いたのはかわいらしいファンシーショップだった


京太郎「本当に行くんですか?」

理沙「もちろん!」


まぁ買い物に行くから付いてきて欲しいと言うので快諾したのは自分なのだが……


京太郎「流石に気まずいと言うか……」

理沙「……駄目?」

京太郎「行きましょう」


即答だった。そりゃこんな女性にお願いされて断る男がいるものだろうか、いやいない
まぁ理沙さんの場合、それ以前の問題なのだが


理沙「~~♪」


店に入ると彼女は上機嫌で品物を見出した。
店内は可愛らしいファンシーな物で溢れている。周りは全員女性ばかりである
……非常に居心地が悪い。早くも先ほど承諾した事を後悔し始めていた


理沙「……嫌だった?」

京太郎「全然まったく」ニコッ


まぁ彼女の笑顔に比べれば、俺の気持ちなんて関係ないのである


理沙「……どう?」


そう言って彼女が見せたのはストラップだった
かわいくデフォルメされた動物が付いている


京太郎「これは――鶴ですかね?」

理沙「うん!」


鶴とはまた中々珍しい。普通ならネコとか犬のような気がするが


京太郎「良いんじゃないですか?珍しいですし」

理沙「分かった!」


そう言って彼女はそのストラップをレジへと持っていった


理沙「お待たせ!」

京太郎「いえいえ、良い物が買えてよかったですね」

理沙「うん!」

理沙「はい!」

京太郎「え?」


そう言って彼女は袋を渡す。恐らく中身は――


京太郎「さっきのストラップ?」

理沙「そう!」

京太郎「ありがとうございます」

京太郎「でも理沙さんは?」

理沙「ある!」

理沙「お揃い!」

京太郎「なるほど……」


どうやら彼女はこのストラップを俺とお揃いで欲しかったらしい


京太郎「大事にしますね」ニコッ

理沙「うん!」ニコッ


そう言って彼女は眩しい笑顔で笑ったのであった……




カン!




京太郎(しかし鶴と言えば何かあったような……)



※鶴は一生つがいで過ごす数少ない動物です

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最終更新:2013年02月04日 16:13