基本クラス
TypeInfo
実行時型情報のための基本クラスです。
実行時型情報が必要なクラスは静的にTypeInfoのインスタンスを持つ必要があります。
TypeInfoのインスタンスが生成された時点でデータベースに登録されます。
TypeInfoは型名と派生情報、インスタンス作成関数を持ちます。
型名からユニークなTypeInfoのインスタンスを検索し、その型のインスタンスを生成したり派生情報を調べたりする事が出来ます。
主な用途はシリアライズ、デシリアライズです。
ObjectBase
実行時型情報をもつクラスの基底クラスです。
シリアライズに必要な機能を持っています。
AllocatorBase
ユーザー定義アロケーターの基底クラスです。
本システムではメモリ管理をアプリケーション側で行います。
これは柔軟なメモリ管理を行うためです。
定義済みの派生クラスには、GPAllocator、InstantAllocator、BlockAllocatorがあります。
Property
クラス内データを外部に公開するためのクラスです。
PropertyBaseクラスを基底クラスとします。
単純にデータプロパティを使いたいのであれば、
Property<u32> data;
のように宣言するだけで構いません。
またデータに直接アクセスさせるのではなく任意の関数を経由する事も出来ます。
その場合は、
IndirectProperty<u32> data(getter,setter);
のようになります。
System
各種システムの基底クラスです。
システムとは抽象的ですが例えば描画システムやサウンドのシステムといったものです。
システムはアプリケーション内に1つだけ存在します。
他のシステムと並列には動かないのでCPUを独占できます。
UIBase
全てのUIの基底クラスです。
メッセージや親子関係などの基本構造を持ちます。
最終更新:2009年05月23日 19:12