AnimTool
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (animtool_00.jpg)
アニメーション作成ツールです。
アニメーションの構成要素をタイムラインでコントロールする事でアニメーションを行います。
大きく分けると4つのウィンドウから構成されています。
下のシーケンスウィドウとコントロールウィンドウはSequencerToolと同じものです。
トラック
トラックはコントロール対象になるオブジェクトにごとに1つ必要です。
例えば複数のAnimCellが必要であればその数の分だけのトラックが必要になります。
レーン
オブジェクト内の要素を指定します。
例えばPositionとかColorです。
1つのオブジェクト内には通常複数の要素があるので、必要であれば1トラック内に複数のレーンを持たせる事になります。
キー
あるタイムでのレーンのコントロール対象要素へ設定する値です。
補間タイプを設定する事でキーとキーの間の値が決まります。
CONSTANTだと次のキーまで同じ値を維持します。
LINEARだと直線的に次のキーの値まで変化します。
HERMITEだとエルミート(実際にはcatmull-rom)曲線で補間します。
TRIGGERは特殊で、そのキーを通過したときに1度だけ値が設定されます。
処理付加的にはHERMITEが一番重く、LINEARがその次、CONSTANTが一番軽くなります。
マーカー
主にループ処理に使います。
タイプによって動作が異なります。
TARGETは他のマーカーからのジャンプ先になったり、ツール上でのショートカットの対象になります。
JUMP_TARGETは別のマーカーにジャンプします。
JUMP_FRAMEは指定フレームにジャンプします。
マーカーは初期カウントを持っていて、ジャンプ系のマーカの場合カウント数がそれを超えるとジャンプしなくなります。
カウントはリセット可能なので、その場合はジャンプしなくなったと同時にカウントがリセットされます。
カウントを0にすると常にジャンプするようになります。
基本操作
トラックの追加・削除
TrackメニューのAddTrackでトラックを追加します。
RemoveTrackで現在の選択トラックを削除します(マーカートラックは削除出来ません)。
RemoveAllTrackで全てのトラックを削除しマーカーを全て削除します。
レーンの追加と削除
LaneメニューのAddLaneで選択トラックに指定要素のレーンを追加します。
RemoveLaneで選択レーンを削除します。
AddAllLaneで選択トラックのオブジェクトに含まれる全ての要素のレーンを追加します。
RemoveAllLaneで選択トラックの全てのレーンを削除します。
キーの追加と削除
KeyメニューのAddKeyで選択レーンの現在のフレームにコントロールウィンドウで設定された値のキーを追加します。
RemoveKeyで選択キーを削除します。
AddKeyAllLaneで選択トラックの全てのレーンの現在のフレームにコントロールウィンドウで設定された値のキーを追加します。
マーカーの追加と削除
MarkerメニューのAddMarkerで現在のフレームにマーカーを追加します。
RemoveMarkerで選択マーカーを削除します。
RemoveAllMarkerで全てのマーカーを削除します。
シーケンスウィンドウでの操作
シーケンスウィンドウではトラックなどの選択やシークなどが行えます。
トラックなどの選択は選択したい項目をクリックする事で行えます。
トラックの左下にある+マークをクリックするとトラック内のレーンが展開されます。
右側のフレーム数の出ているあたりをクリックするとそのフレームへのシークを行います。
コントロールウィンドウでの操作
コントロールウィンドウのControlグループには選択されているトラックの現在のフレームでの値が入っています。
ここで値を変更すると今の値として反映されます。
別フレームへシークを行うと変更した値は無効となるので注意が必要です。
キーを作るときは作りたいフレームへシークを行った後で値を変更し、AddKeyを行います。
コントロールウィンドウのKeyグループには選択キーの内容が入っています。
ここでキーを編集する事が出来ます。
マーカートラックを選択しているときはコントロールウィンドウにはMarkerグループが表示されるようになり、選択マーカーの編集が行えるようになります。
アニメーションウィンドウでの操作
アニメーションのプレビューとAnimCellなどの配置などを行います。
スペースキーを押しながらドラッグを行うと表示範囲を移動します。
選択トラックのAnimCellの矩形範囲内でドラッグを行うとAnimCellの位置を変更出来ます。
選択トラックのAnimSequencerの矩形範囲内でドラッグを行うとAnimSequencerの位置を変更出来ます。
テクスチャウィンドウでの操作
AnimCellなどで使用するテクスチャの範囲指定を行います。
スペースキーを押しながらドラッグを行うと表示範囲を移動します。
選択トラックがAnimCellの場合、スペースキーを押さずにドラッグを行うとUVWHの矩形範囲を変更出来ます。
ツリー構造の構築
AnimSequencerトラックを追加する事でツリー構造を構築する事が出来ます。
Resourceレーンの先頭にキーを作成しAnimResourceを設定します。
Playレーンの再生を開始したいフレームにキーを作成します。
他にもPositionレーンなどを設定する事で相対位置でのアニメーションが行われるようになります。
注意点はこれらのアニメーションは独立して動いていることです。
例えば親アニメーションでループを行っても子アニメーションは何の影響も受けずに再生されます。
同期を取りたい場合にはSeekレーンで強制的にシークをかけます。
(今現在はありませんが)ResetCountレーンでカウントを強制的にリセットする事も出来ます。
ショートカット
CTRL+HOMEでStartフレームへ移動します。
CTRL+ENDでEndフレームへ移動します。
CTRL+←で現在のフレーム以前のTARGETタイプのマーカーに移動します。
CTRL+→で現在のフレーム以降のTARGETタイプのマーカーに移動します。
アニメーションウィンドウ内でHOMEキーを押すと表示範囲を中心に移動します。
レーン、もしくはマーカートラックを選択中に←→でひとつ前、もしくはひとつ後ろのキーを選択します。
最終更新:2009年12月28日 17:14