報道特別番組

ANN報道特別番組』とは、テレビ朝日(EX)をキー局とするANNの加盟局向けに放送される特別番組の名称、及び、通称である。自然災害(地震・台風)や、大きな事件・事故が発生した(もしくは発生が見込まれる)場合に放送。予定されていたテレビ番組を変更して、特別番組として放送を行う。

報道ステーション・スーパーJチャンネルとの兼ね合い

平日に大事件や大事故が発生した場合、平日最終版の報道番組である、『報道ステーション』の放送時間を前倒しする形で開始することもある。ただし場合によっては、通常の『ANNニュース』もしくは『ANN NEWS&SPORTS』を放送するニュースルームからの放送となる事もある。

他にも昼間に報道特番を組む場合は、夕方の報道番組である『ANNスーパーJチャンネル』の出演者・フォーマットが踏襲され、放送時間も最大13:55から3時間前倒しして開始される。ただし、17:00まで『ANN報道特別番組』扱いになることもある。

ドラえもんとの兼ね合い

Template:要出典範囲 そのため金曜日における有事はドラえもんだけを通常に放送し、19時30分開始の『クレヨンしんちゃん』、20時開始の『ミュージックステーション』以降に特番へ移行するが、止むを得ず休止することもある。このような事例は過去に3回あるが、2005年(平成17年)のリニューアル以降は2011年(平成23年)3月11日に発生した。

  • 生放送で放送されているミュージックステーションもゲスト歌手の歌唱分のみ放送し、その他を特番にするといった事例(1986年の三原山噴火時など)もある。
  • 新潟県中越地震の発生した2004年(平成16年)10月23日は土曜日で、19:00から2時間にわたり特別番組『今夜公開!! 誰も知らない ドラえもんの秘密スペシャル!』が放送される予定であった。しかし開始5分後、報道特番に差し替えられ、その後再開するも地震報道番組に差し替えられそのまま休止となる。この番組は約2ヵ月後の同年12月18日に改めて放送される。
  • 東日本大震災が発生した2011年3月11日も放送が予定されていたが、被害が甚大であると判明し、2005年のリニューアル以降初の放送休止となる。放送予定分は3月25日に改めて放送となる。

朝日放送での扱い

関西地区(ABC朝日放送)では『やじうまテレビ!』など一部のテレビ朝日制作の報道情報番組について、通常放送を行っていない。そのため、早朝時間帯に報道特別番組が入る場合は関西地区のみ放送されないケースが多い。

また夕方の場合もそのまま自社発のワイド番組(現在は『キャスト』)を放送するが、ここ最近では『キャスト』の開始時刻を繰り上げて『スーパーJチャンネル拡大版』としての報道特番をネットすることが多くなってきている。

全国高等学校野球選手権大会期間中はテレ朝が報道特別番組を指示しても、そのまま高校野球中継を続行し全試合終了後の自社発ニュースでフォローするケースが多い。

九州・沖縄・山口地域

KBC九州朝日放送を中心としたブロックが形成されている九州・沖縄・山口地域は、沖縄県以外全て福岡管区気象台の管轄地域であるため、特に台風などの水に関係する災害が発生した場合に、ブロック単位でANN報道特別番組が編成されることがある。

QAB琉球朝日放送以外でUMKテレビ宮崎を含む各局では、通常月曜から木曜までの午前中『アサデス。九州・山口』が放送されているが、基本的にはこれを差し替え、必要に応じてQABにもネットする。また、夕方の場合は、九州・沖縄のフルネット局で『スーパーJチャンネル九州・沖縄』が放送されるが、これを前倒しするなどして放送されることもある。

いずれの場合も、KBCが全体進行を担い、系列各社をリレーするスタイルとなっており、九州ブロックの他の民放でも同様の形態となっている。また過去には、これらのブロック報道特番がANN全国ラインに乗ったこともある。

九州・沖縄・山口地域以外の西日本地域はABC朝日放送が全体進行を行い系列各社をリレーするが、台風のコースによってはABCとKSB瀬戸内海放送のみというケースもある。

Template:DEFAULTSORT:えいえぬえぬほうとうとくへつはんくみ



NNN報道特別番組(エヌエヌエヌ・ほうどうとくべつばんぐみ)とは、日本テレビ(NTV)をキー局とするNNNの加盟局向けに放送される特別番組の名称、及び通称である。

概要

主に自然災害地震台風火山活動など)、重大事件事故など大惨事の発生時(発生が見込まれる場合も含む)、大きな選挙が行われる場合に放送される。放送される場合、その時間帯に予定されていたテレビ番組を中断・休止して、特別番組として放送を行う。

日本テレビ系列では通常編成の場合、平日は一部のミニ番組を除き早朝から夕方までのほぼ全番組が生放送の大型報道・情報番組となっており、突発的事態にもスタッフ・出演者に大きな変更なく対処が可能である。

日テレグループ他波との連携

日本テレビは地上波以外にBSデジタル放送のBS日テレと、CSのニュース専門チャンネル日テレNEWS24を持っており、地上波が報道特別番組となった場合、両波でサイマル放送されることがある。過去には、地上波でローカル扱いとなった系列局制作の報道特番が日テレNEWS24経由で全国放送されたケースがある。

系列局での対応

系列局の中には、朝の時間帯で他系列の番組をネットしている局が存在している(現在は山梨放送(YBC)、福井放送(FBC)、高知放送(RKC)の3局)。これらの局では、他系列番組放送中に報道特別番組が入ると、NNNではなく制作局が属する系列の報道特番がまず流れ、通常番組の予定時間終了後にNNNへ切り替えられるケースがある。

沖縄県では、FNNに参加している沖縄テレビ放送(OTV)が、『24時間テレビ』『東京マラソン』(日テレ制作担当である偶数年)など極めて限定的にNNNの同時ネットを行なっており、この時間帯にNNN報道特別番組が編成されると、OTVでもネットされる。同時間帯に報道特番を編成する場合、沖縄テレビに配慮する形で「日テレNEWS24臨時ニュース」として放送するケースも2000年代後半からは出てきている。

CM

  • 地上波日テレ、BS日テレでは報道特別番組を原則として全編PTで運行する方針を取っている。当日中に通常番組に復帰できる可能性があるときはCM送出マスターに登録されているスポットCMを順次消化するが、天皇崩御や大地震など、翌日以降も通常番組への回復のメドが立たない場合はマスターを止めて完全ノーCMとする。東日本大震災では、足かけ4日、61時間日本テレビ放送網第78期事業報告書 - 日本テレビHP「IR情報」。10pにこの件に関する記述あり。これによるとCMを入れなかった時間は延べ76時間に上るとされる。<ref name="tvi">テレビ岩手第463回番組審議会議事録 - テレビ岩手HP。「ノーCM」と「公共広告」 民放各局の業績を圧迫 - ZakZak、2011年4月5日掲載。に渡ってCMが1本も送出されなかった。Template:main
  • 通常番組を中止して報道特別番組に移行すると、切り替わった時点でその回の放送は終了したとみなされ、スポンサーと日テレないしはBS日本の間で取り交わされている出稿契約も同時に終了する。事前に特番編成となることが分かっていて、かつ通常番組のスポンサーから「どうしても放送してほしい」という要望が出た場合に限り、報道特番を提供したとして取り扱うことがあるが極めて稀である日テレ広告ガイド:テレビ営業用語集(カ行)- 「カットイン」の項に「CMの移動や差し替え、放送中止が起きることもあり、営業的なフォローも必要」という記述がある。。
  • 有料CSチャンネルの日テレNEWS24において、サイマル放送実施中に地上波がCMとなった場合、専用スタジオからニュースを続行するか環境映像を流して埋めることがある。
  • なお日テレ以外の系列局では、日テレがCM送出を再開してもローカルセールス枠では独自の判断でCMの全面ストップを継続する措置を取ることがある<ref name="tvi" />。
  • 2010年6月2日の『鳩山首相 衝撃の辞意表明』では『日テレ系ecoウィーク』期間中だったため、同企画の特別スポンサーがついた。

脚注

Template:reflist

関連項目

Template:NNN・NNS Template:日本テレビ放送網 Template:日テレNEWS24

Template:DEFAULTSORT:えぬえぬえぬほうとうとくへつはんくみ



Template:Pathnav JNN報道特別番組(じぇいえぬえぬ・ほうどうとくべつばんぐみ)は、JNNの加盟局向けに放送される特別番組の名称および通称。

皇室関連、自然災害(台風・地震)や、大きな事件・事故が発生した(もしくは発生が見込まれる)場合に放送。予定されていたテレビ番組を変更して、特別番組として放送を行う。

TBSでは2003年12月24日にテレビ報道50年記念番組ということで、「50年のJNN報道特別番組の中で最も長く放送された事件は何か?」をランキングする番組が放送された。1位は「昭和天皇崩御」。

JNN協定と報道特番

JNNの報道特別番組は、「JNN報道特別番組」と「報道特別番組」の2種類があり、注目事件の裁判、大事故・大事件、地震・津波の影響が広範囲に及ぶもの等、全国への緊急報道が必要と判断された場合は「JNN報道特別番組」としてJNN排他協定に基づき、加盟全局が同時ネットすることが義務づけられている。通称「J特」。現在ではこの通称を使うケースは稀。

地域が限られるもの台風など風水害や、地震の震度5弱以上でも範囲が極めて狭い場合、さらには首長選挙や地域での注目裁判判決など。や、全国的な重要度が低いと思われる内容についてはJNN冠をつけない「報道特別番組」として、加盟各局の編成判断による任意ネットとなる。またかつての『いい朝8時』シリーズ(『八木治郎ショー・いい朝8時』→『すてきな出逢い いい朝8時』)など、非加盟局が同時ネットしている時間帯に特番が組まれた場合は、JNN全局が同時ネットする場合でも「報道特別番組」となっていた。これはもちろん、JNN協定の絡みと、ネットする他系列局への配慮である本来の系列の特番をネットする場合もあるが、本来の系列が特番体制になっていない場合や、ネットする番組の途中で特番体制になった場合など、TBS発の特番をネットできる体制を確保しておくという意味合い。。

BSデジタル放送「BS-TBS」やCS放送「TBSニュースバード」でも、地上波の特別番組を同時ネットで放送することがある。ただし、内容によってはネットしない、あるいは途中で通常編成に戻ることもある。

一部JNN・JRNに属するラジオ・テレビ兼営局では、災害時や重大事件・事故などの際、場合によってサイマル放送で放送されることがある。

CM

「報道特別番組」が編成されると、提供クレジットは割愛され、エンドクレジット・次枠の番組宣伝なども放送されないことが多い。通常番組放送中に急遽特番を編成した場合も同様である。それらのスポンサーは後日別枠で振り替えられる。

脚注

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関連項目

Template:DEFAULTSORT:しえいえぬえぬほうとうとくへつはんくみ



TXN報道特別番組』(ティーエックスエヌほうどうとくべつばんぐみ)とはTXN系列局及び一部の独立UHF放送局向けに放送される報道特別番組の名称及び通称である。

概要

Template:節stub

特別番組の事例

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関連番組

脚注・出典

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Template:Tv-stub Template:デフォルトソート:ほうとうとくへつはんくみ




FNN報道特別番組(エフエヌエヌほうどうとくべつばんぐみ)は、FNNの加盟局向けに放送される特別番組の名称および通称。なお、余程の緊急時には、「FNN緊急報道特番」として、放送される事がある。

自然災害(台風地震)や、大きな事件・事故が発生した(もしくは発生が見込まれる)場合に放送。予定されていたテレビ番組を変更して、特別番組として放送を行う。

概要

  • 放送の際はその旨を「この時間は予定を変更してFNN報道特別番組をお送りします」「この時間は予定を変更してFNN報道特別番組をお送りしています」「この時間は予定を変更してFNN報道特別番組をお送りしました」と約10分おきに表示。FNNの通常ニュース番組の、次の番組が報道特番を放送する際、FNNニュース中に報道特番を予告するテロップもあった。また、臨時ニュースという形では「この時間は予定を変更して○○のニュースをお送りします」という表示もある。

担当キャスター

現在

  • 大きな事件・事故や災害が起こった場合の報道特別番組は、その時間にスタンバイしている報道番組のキャスター(フジテレビのアナウンサー・記者等)がひとまず進行役を務め、場合によっては安藤優子が担当。

過去

 露木・逸見はフジテレビ在籍時。

関連項目

脚注

Template:脚注ヘルプ Template:Reflist

Template:DEFAULTSORT:えふえぬえぬほうとうとくへつはんくみ



JRN報道特別番組(ジェイアールエヌ ほうどうとくべつばんぐみ)は、日本のTBSラジオをはじめとするJRN系列で、国内外の事件事故、または地震台風大雨大雪、さらに注目の出来事に関する裁判などがあった時、もしくはそれらが見込まれる時に放送するラジオ報道特別番組である。

事例

地震
1995年阪神・淡路大震災や、2011年東日本大震災の時は、ほとんどの時間枠の通常番組をほぼ全て休止して、長時間報道特番に充てていた。
台風
台風発生・接近・上陸時は、局地的であるため、各局に任されるため、全国ネットでの放送は滅多にしない。なお、『ネットワークTODAY』や『ウィークエンドネットワーク』などのラインネットの定時ニュース番組で、その詳報を伝える場合はある。

ネット状況

  • 大阪地区では、1975年まで、ABCテレビJNN系列だった関係で、ABCラジオがネットしていたが、同年の腸捻転解消で、MBSテレビがJNN系列になったため、MBSラジオにネット移行し、現在に至る。ただし、2011年の東日本大震災発生後の報道特番を、『JUNK』の時間枠で放送した際に、特例措置として、ABCにもネットしたと言うケースがある。2009年7月からABCの平日の25時・26時台がJRNラインネットとなったため。なお、同局は、1989年10月から1991年9月までの同時間枠も同様の編成だった。

脚注

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Template:radio-substub Template:デフォルトソート:JRNほうとうとくへつはんくみ



NRN報道特別番組(エヌアールエヌ ほうどうとくべつばんぐみ)は、日本の文化放送ニッポン放送をはじめとするNRN系列で、国内外の事件事故、または地震台風大雨大雪、さらに注目の出来事に関する裁判があった時、若しくはそれらが見込まれる時に放送するラジオ報道特別番組である。

事例

地震
1995年阪神・淡路大震災や、2011年東日本大震災の時は、ほとんどの時間枠の通常番組をほぼ全て休止して、長時間報道特番に充てていた。
台風
台風発生・接近・上陸時は、局地的であるため、各局に任されるため、全国ネットでの放送は滅多にしない。なお、『やじうまニュースネットワーク』(LF制作)や『ニュース・パレード』(QR制作)などのラインネットの定時ニュース番組で、その詳報を伝える場合はある。

ネット状況

  • NRN系列のキー局が、文化放送とニッポン放送の2局であるため、時間別に両局制作のものが、交互に放送される。
  • 大阪地区は、所在するAMラジオ局3局(ABCラジオMBSラジオラジオ大阪)共にNRN系列に加盟しているが、報道特番をネット受けする際は、OBCがネット局となる場合が多い。全国ニュースの取材が、ABCは100%自主制作、MBSはJRN系列を通して行っているため。ただし、ABCがNRNラインのレギュラーネット番組を放送すべき時間帯においては、ABCも番組供給扱いで報道特番をネット受けし、OBCとのサイマル放送になることもある。

備考

ニュース以外のNRN系列のラインネット番組(例:『レコメン!』、『オールナイトニッポン』)でも、緊急ニュースが入った場合に報道特番を割り込ませて放送する場合が稀にある。一方、NRN系列の報道特番がなくても、伝えなければならないニュースを、定時番組のメインパーソナリティに読ませたケースもある。

脚注

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Template:radio-substub Template:デフォルトソート:NRNほうとうとくへつはんくみ



JFN報道特別番組(ジェイエフエヌ ほうどうとくべつばんぐみ)は、TOKYO FMをはじめとするJFN系列で、国内外の事件事故、または地震台風大雨大雪、さらに注目の出来事に関する裁判があった時、若しくはそれらが見込まれる時に放送するラジオ報道特別番組である。

主な事例

事件・事故

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地震

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台風

  • 台風発生・接近・上陸時は、局地的であるため、各局に任されるので、全国ネットでの放送は、滅多にしない。なお、『WAKE UP NEWS』や『JFNニュース』などのラインネットの定時ニュース番組で、その詳報を伝える場合はある。

その他

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ネット状況

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脚注

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最終更新:2013年01月21日 11:17
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