{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = ぴーかんテレビ
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = 情報番組
| 放送国 = Template:JPN
| 制作局 = 東海テレビ
| 監督 =
| 原作 =
| 脚本 =
| プロデューサー = 横田誠<ref name="epg">EPGからの参考。
高村幹(総合P)<ref name="epg"/>
田中聡(P兼D)
| 出演者 = 小田島卓生
稲葉寿美
庄野俊哉
武藤祐子
福島智之
ほか
| 音声 = モノラル放送
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ = 当該節参照
| EDテーマ =
| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
| 番組名1 = ぴーかんテレビ 元気がいいね!
| 放送時間1 = 平日 9:55 - 10:55
| 放送分1 = 60
| 放送枠1 =
| 放送期間1 = 1998年3月30日 - 2005年12月23日
| 放送回数1 =
| 番組名2 = ぴーかんテレビ
| 放送時間2 = 平日 9:55 - 11:30
| 放送分2 = 95
| 放送枠2 = フジテレビ系列平日昼前の情報番組枠
| 放送期間2 = 2006年1月4日 - 2011年8月4日
| 放送回数2 =
| 特記事項 =
}}
『ぴーかんテレビ』は、1998年3月30日から2011年8月4日まで東海テレビで放送されていたローカルワイド番組。東海テレビ本社Aスタジオからの生放送を行っていた。
主婦をターゲットにした番組で、東海3県での情報をバラエティ形式で提供していた。月曜から金曜までの週5日の帯で放送を行っていた。デジタル放送でのハイビジョンに加え、ローカルワイドとしては珍しくレターボックス形式でのアナログ放送を早い段階から実施していた番組である。
この番組は、2005年12月23日放送分までは「ぴーかんテレビ 元気がいいね!」(ぴーかんテレビ げんきがいいね)と題して放送されていたが、2006年1月4日放送分から採用したタイトルロゴでは「ぴーかんテレビ」あるいは「P-can」(ピーカン)とだけ表記されており、以来「元気がいいね!」が使われることはなかった。同日より番組はハイビジョン制作へと移行し、また、安斎肇デザインのキャラクターをマスコットキャラクターに用いるようになった。その後、タイトルロゴを「P▶CAN」(ピーカン)に改めた際に前述のマスコットキャラクターを廃止し、若干ながら報道番組色を強めた。安定した視聴率を記録したが、後述の「セシウムさん事件」により番組終了に追い込まれた。
放送回数は、『ぴーかんテレビ 元気がいいね!』から放送終了時点で通算3620回に上った。また、2002年度、2010年度の平均視聴率は歴代最高の5.5%だった(「『ぴーかんテレビ』検証報告書」より)。
時刻はいずれもJST、2011年時点の放送時間。
2000年3月31日までは全日9時55分から10時55分までの60分番組だった。同年4月7日からは金曜版のみを11時10分にまで延長したが、2009年4月3日からは当初の放送時間とほぼ同じ長さにまで戻すなど、放送終了時刻の変更がたびたび行われていた。また、2003年3月29日までは土曜の同じ時間帯にも放送されていたが、同枠はその日をもって廃止された。この土曜版には、磯野貴理子やDonDokoDonなどが出演していた。
2009年10月1日から放送されている関連番組。同年12月までは11時15分までの15分番組で、その当時は番組本編で特に人気が高かった特集を再放送していたが、その後、一時放送休止状態に入った『しあわせ家族図鑑』の枠を取り込んで30分に拡大し、替わってその日の特集とインフォマーシャルを放送するようになった。2011年8月4日放送分では後述の「セシウムさん事件」を起こし、ぴーかんテレビの終了を招くこととなった。
※以下は番組終了時の出演者
金曜の「芸能レビュー!」に週替わりで出演。
番組の大まかな流れは以下の通り。
夏休み プレゼント主義る祭り |
岩手県産ひとめぼれ 10kg 当選者 |
怪しいお米 セシウム さん |
怪しいお米 セシウム さん |
汚染されたお米 セシウム さん |
2011年8月4日(木曜日)放送「別冊!ぴーかんテレビ」内の「しあわせ通販」のコーナーで、秋田県産稲庭うどんのテレビショッピングを放送している途中、画面がコーナーとは無関係の「岩手県産のお米・ひとめぼれ3名プレゼント」の当選者発表画面に切り替わり、その当選者の名前に「怪しいお米 セシウムさん、怪しいお米 セシウムさん、汚染されたお米 セシウムさん」(本来「怪しいお米」「汚染されたお米」の部分には当選者の住所(市町村名)、「セシウムさん」には当選者氏名が入る)を挙げるという不適切な内容の映像(電子フリップ)が23秒間(11:03:35 - 11:03:58、JST)にわたって表示される放送事故が発生したTemplate:cite web<ref name="P-canTV">Template:cite web(切り替わったのは画面だけで、音声・ナレーションはうどんの紹介のままだった)。
セシウムとは原子番号55の元素の一種であり、その放射性同位体である放射性セシウムは2011年3月の東日本大震災により引き起こされた福島第一原子力発電所事故により外部に放出され、一部地域の土壌や農作物・畜産物・魚介類から微量が検出されたことでクローズアップされていた。
この事態を受けて番組MCの福島智之アナウンサーは、「しあわせ通販」コーナー終了直後に「違う映像が出てしまいました。考えられないような不謹慎な内容でした。本当にすみませんでした」と謝罪した<ref name="housouziko">Template:cite news。さらにその後、番組エンディングでも福島アナウンサーは、不適切表現の映像が誤送出された件について謝罪した。本来の岩手県産ひとめぼれ10kg当選者3人は、福島アナウンサーが手書きのフリップを持って発表した(岩手県産米プレゼントは8月1日から開始されたが、前日まで手書きのフリップで発表していたものを、同日以降スタジオに備え付けられた大型テレビモニターを使って発表する方式に変更されていた)。
この事故の原因として、東海テレビは「テロップ制作担当者が、“夏休みプレゼント主義る祭り”の岩手県産ひとめぼれ10kg当選者が決定される前に作成したリハーサル用のダミーのテロップが、操作ミスで送出されたため」と表明した<ref name="P-canTV"/>。また不祥事のお詫びについては、東海テレビの公式サイトでも、トップページを差し替えた上で謝罪文が掲載されることになった(2011年9月末まで)。
これを受け、当の岩手県はこの件について「東日本大震災津波からの復興に全力をあげて取り組んでいる本県を誹謗中傷したもの」とし、岩手県の達増拓也知事から東海テレビ宛てに抗議文を発出したと岩手県の広報サイトにて発表した<ref name="iwate">Template:cite web。
岩手県の広報サイトでは、現在流通している米は原発事故発生前の2010年秋に収穫されたものであり、岩手県の場合、低温倉庫、準低温倉庫に適切に保管されているものが流通しており、安全な米であるとしており、「岩手県のお米を始め、全国のお米は安全です」と強調している<ref name="iwate"/>。東海テレビには4日午後6時半までに約300件の苦情電話があり、その後も電話は増え、数え切れないほどになったTemplate:cite news。インターネット上では「リハーサル用だったとしてもテレビ局として悪ふざけが過ぎているのではないか」といった声が上がっており、掲示板などで炎上状態になった<ref name="housouziko"/>。
東海テレビ視聴者センターに寄せられた「セシウムさん字幕騒動」関連の抗議電話やメールは6日夜までに1万件を突破。大半は岩手県など東北地方在住者からで、関係者の厳正な処分を求める内容がほとんどであったTemplate:cite news。
東海テレビでは今回の問題を受けて、急遽8月5日に放送する予定だった同番組を中止にし、9:55から3分間、この問題について番組MCの福島アナウンサーが謝罪。9:58 - 11:30には『トムとジェリー テイルズ』が穴埋め放送されたTemplate:cite newsTemplate:cite web。
また、5日の朝には、コンプライアンス担当の常務取締役と営業局次長の2人が岩手県庁などを訪れ、「風評被害を食い止めるべき立場の我々が(被災者や生産農家を愚弄するかのような)軽率な放送をしてしまい誠に申し訳ない」と謝罪。その後農協(JA岩手県中央会)も訪れ生産農家に対しておわびを述べたというTemplate:cite news。県庁で対応した農林水産部長の東大野潤一も抗議したTemplate:Cite news。盛岡市内で会談したJA岩手県中央会の田沼征彦会長も「悪ふざけにも程がある。我々にとっては事故ではなく事件だ」と厳しく批判し、抗議文を手渡した<ref name="kougi">Template:cite news。
また同日夕方には『東海テレビスーパーニュース』の放送枠を短縮し、18:36:32から18:51:27までの14分55秒間、今回の「セシウムさん字幕問題」の経緯を説明する特番を放送。冒頭で浅野碩也社長が謝罪し、その後は高井一アナウンサーと福島アナウンサーが今回の問題の経緯を説明したTemplate:cite news。
但し、事故発生の翌日に放送された上記の謝罪特番は愛知・岐阜・三重のみで放送され、岩手めんこいテレビへはネットされなかった。このため東海テレビは公式サイト内で5日に放送された特番の概要と、幹部が岩手県庁などを訪れ関係者に謝罪した旨を報告したTemplate:cite web。
放送中止となった8月5日以降、「ぴーかん」は当面の間放送を休止することを発表Template:cite news、本番組の放送枠ではテレビアニメ番組やテレビドラマ番組で穴埋め放送された。
電話による抗議は8日夜までに約1900件を超え、メールによる抗議も8日夜までに1万5千件を超えた。さらに(今回の不祥事に抗議する意思を示し、かつ企業イメージ悪化を防ぐため)番組スポンサー降板が相次いだ(下述参照)。
その後、浅野社長を本部長とする「セシウムさん字幕騒動問題」対策本部を設置しTemplate:cite news、不適切内容のリハーサル用テロップが番組本番で誤送出された原因を調査し検証する番組を後日放送<ref name="kougi"/>。この「セシウムさん字幕騒動」検証番組を、岩手めんこいテレビでも放送する予定としたTemplate:cite news。そして原因が明らかになり次第、この「セシウムさん字幕」問題に関与した社員及び外部スタッフを懲戒処分する旨を公式発表した。
8月5日には日本民間放送連盟(以下、民放連)の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)が、「原発事故によって多くの方々が被害にあっておられるなか、放射能の風評被害について、放送事業者はもっとも敏感であるべき」などとするコメントを発表、その後、会長は「問題のテロップはあまりにも常識を欠いた表現」と指摘し、「本件では(1)こうした内容のテロップを作成するという社会意識の欠如に問題の根源があるうえに(2)それをチェックできなかったこと(3)操作ミスで画面に出したものを即座に取り消せなかったことにも重要な問題がある」と述べ、また、民放連の会員各社に対して、倫理観の再確認や防止策への注力を求めたことを明らかにしたTemplate:cite news。
愛知県の大村秀章知事は8月8日朝、県庁に浅野社長を呼び、「大変遺憾」と伝えたうえで再発防止の徹底などを求め、知事は8日の定例会見で、面会内容について「特に岩手県関係者の皆さんには経過を十分に説明し、検証したうえでしっかり説明していくことが必要と申し上げた」と説明し、浅野社長からは「対策本部を設置し、私=社長が自ら陣頭指揮をして謝罪と事故の検証を進めている」との説明があったというTemplate:cite news。
岩手県の達増知事は8日の定例記者会見で、今回の「セシウムさん事件」について「人の心の闇の奥深さを見せつけられた感がある。当事者には猛省を促したい」と批判。関東大震災を例に「大震災や非常事態発生時にはとんでもないデマが飛び交う」と指摘したうえで、「マスメディアはデマを沈静化し、(誤った情報による国民の混乱を)防ぐ使命があるはずだ」と述べたTemplate:cite news。
10日、浅野社長が岩手県庁を訪れ、達増知事に謝罪。放送までの経緯と、その後の対応を説明した。それを受けて達増知事は「正しい情報を伝えるマスメディアが根拠のない情報で風評被害を起こすのはあってはならないこと。猛省を求めます」と述べて、再発防止を要請した。浅野は、『ぴーかんテレビ』の存続については「検討中。休止の期間が長くなると迷惑をかける。できるだけ早く結論を出したい」と話した。また、自身の進退に関しては「今の時点ではない」としたうえで「(退任も)含めて検討しているが、責任を持って再発防止に努力する」と述べた。番組関係者に関しては「重く受け止めており、きちっとした処分を出す」とした。なお、有識者の監修で制作する検証番組を岩手県(岩手めんこいテレビ)でも放送する予定としたTemplate:cite news。さらに浅野社長はJA岩手中央会も訪れ関係者に改めて謝罪。JA岩手中央会の朝倉栄常務は「農家への思いを踏みにじった事への謝罪を検証番組内でしっかり行ってほしい」と述べた。
浅野社長は11日の記者会見にて、問題のテロップが流れた4日は、長野県にゴルフに出かけていて、問題発生後約2時間にわたって連絡が取れない状態だった、と言うことを明らかにしたTemplate:cite news。
ぴーかんテレビでは、この不祥事の前より、テロップミスや操作ミスなどが多いと指摘されており、特に報道番組色を強めてからは、ミスがそれまでよりも目立つようになった、と言われていた(「『ぴーかんテレビ』検証報告書」より)。
8月30日、東海テレビは「『ぴーかんテレビ』検証報告書」を作成し、ホームページ上にて公表した。この報告書は、検証委員会が作成。検証委員会の任務は不適切放送の原因究明と再発防止策のとりまとめ、検証番組の制作と検証報告書の作成としている。また、同局は上智大学文学部の音好宏教授を特別委員として招いたTemplate:cite web。
8月31日、東海テレビは再発防止策を立案し、実施状況を確認する「再生委員会」を設置した。再生委設置に伴い、検証委員会は同日付で解散した。委員長には検証委で特別委員を務めた音が就任。祖父江伸二常務が副委員長を務めるほか、同社の局長、部長計8人が委員となったTemplate:cite webTemplate:cite news。
9月7日、民放連の幹事会において、東海テレビに対して「文書による厳重注意」という方針が示された。なお、同社は「正式決定は15日と聞いておりますが、(中略)視聴者の皆様、被災地の皆様、とりわけ岩手県の皆様からの信頼回復に向けて、全社を挙げて取り組んでまいります。」とホームページ上で発表したTemplate:cite web。
9月15日、民放連から正式に「文書による厳重注意」という方針が示された(前述参照)Template:cite webTemplate:cite news。
また、民放連制定の番組コンクール「日本民間放送連盟賞」「日本放送文化大賞」について、同社は両賞とも辞退したと発表した<ref name="THK-20110915">Template:cite web。その他にも、「審査員の皆様から頂いた評価をしっかりと胸に刻み、再生への誓いとし、引き続き良質な番組作りをしてまいります。」と発表した<ref name="THK-20110915"/>。
9月22日、毎年秋に社会、文化、学術、産業などの各分野で功績のあった東海地方にゆかりのある個人や団体を顕彰する「東海テレビ文化賞」を取りやめることを発表するとともに10月29日、30日に予定していた「わんだほ祭2011」についても中止したと発表したTemplate:cite web。
11月15日には社長・浅野に対して答申書を提出したTemplate:cite web。
2012年8月4日(当事件発生から1年後)にホームページ上で発表した「再生の取り組みのご報告」内によると、検証委員会は2012年6月9日までに15回開かれた。問題を風化させないよう、毎年8月4日を「放送倫理を考える日」に定めたというTemplate:cite web。
事件の影響による風当たりは強く、(不祥事に抗議するため)番組スポンサーを降板する動きが続出した。当初はJAグループなど農業関係団体のみだったのが、徐々に(東海3県以外の地区に本社を置き、東海3県に支社を置いている大手を含む)東海3県の民間企業や東京及びその他の地域の大手企業にも(「ぴーかん」スポンサー及び東海テレビ内CM提供降板の動きが)拡大。最終的にはスポンサー20社全てが降板するに至った<ref name="chuspo-20110812">東海テレビ社長 問題知っても帰社せず 『中日スポーツ』2011年8月12日付朝刊、20面。また「ぴーかんテレビ」以外の、同局の自社製作番組でもスポンサー降板が相次いだ<ref name="chuspo-20110812"/>。
事件発生直後において、番組継続についての見解は公式には発表されていなかったが、地元紙中日新聞の8月11日朝刊では「同局が番組の続行は困難と判断」と報道されたTemplate:cite news。そして同日20時から本社で行われた緊急記者会見にて、番組打ち切りが正式に決まったことを浅野社長から発表するとともに、自らの役員報酬を3カ月間50%カットとするなど、役員と社員ら計8人の減給や降格処分も発表。「ぴーかんテレビ」は2011年8月4日の放送を最後に画面から消え(13年半の歴史に幕を閉じ)、(最終回特番が組まれる事もなく)番組としては最も後味の悪い終わり方となったTemplate:cite newsTemplate:cite newsTemplate:cite news。
また民放連も、今後放送される検証番組など、原因究明と再発防止に向けた同局の取り組みを見た上で、会員活動停止などの処分を検討することを決めたTemplate:cite news。そして9月7日に開催された民放連の緊急対策委員会の幹事会にて、同局に対して文書による厳重注意を行う方針が決定された後、同月15日の対策委員会において、正式な処分が下された(前述参照)。
かつて「ぴーかん」が放送されていた月~金9:55~11:30枠は現在ドラマやドキュメンタリーの再放送「朝プレ」及び自社制作ミニ番組「きょうのアナ(2012年10月開始。月~金10:58~11:18、土11:35~11:45)」に充当されており、「別冊ぴーかん」に内含されていた「一番本舗」は11:18~11:28枠で放送の独立番組となっている。
テレビ各局などでつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)にも批判などが寄せられておりBPO「2011年8月に視聴者から寄せられた意見」(番組全般→【取材・報道のあり方】の上から5件の部分)、9月9日の放送倫理検証委員会にて、問題として取り上げるかどうかを決めるとされたTemplate:cite news。
その後BPOは、9月22日の同委員会において、放送の結果は重大であるものの、意図されて放送されたものではなく、また当該局の自主的・自立的な対応はすでに実施済みであることから、審議の対象にはしないと判断した、と記者会見で発表した。しかしこの事例の背景には、他の放送局にも潜在する根本的な問題があると考え、BPO規約第23条に基づき加盟各社に対し、問題の再発防止策として下記4点の提言を行った。
東海テレビは上記の提言を受けて、「放送界全体の信頼を失墜させたとして、深く反省し、(中略)役員・従業員一同、真摯に受け止め、(中略)信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」とともに、「放送活動を通じて(中略)東北地方の農産物に対する風評被害の防止に努めていく」と発表したTemplate:cite web。
東海テレビは8月26日に、検証番組として「検証 ぴーかんテレビ不適切放送〜なぜ私たちは間違いを犯したのか〜」を、8月30日の午前9時55分からCMなしで東海地方(愛知・岐阜・三重)で放送すると発表した<ref name="東海テレビ-20110826">Template:cite web。
また、同社への視聴者からの質問や意見に答える月1回のレギュラー番組「メッセージ1」(午前6時15分~6時30分放送)の8月28日放送分でも、不適切テロップの送出問題と経緯について放送した<ref name="東海テレビ-20110826"/>。
なお、当初予定していた岩手県での同検証番組の放送は、調整に時間がかかったために見送りとなった。東海テレビでは代わりに同検証番組を、放送当日の8月30日から9月12日までの2週間に渡り、同社ホームページ上で動画配信を行ったTemplate:cite news。
検証番組の冒頭、浅野社長は「岩手県をはじめとする全国の農業関係者や、必死に復興に取り組む被災地、視聴者のみなさまに深くおわびを申し上げる。言い訳のしようのない過ちを犯し、深く反省している」と謝罪。テロップを作成した外部スタッフが、所属会社から2011年8月28日(日曜)付で懲戒解雇されたことを明らかにしたTemplate:cite news。また、このスタッフ(50代男性)が顔と名前を伏せて出演し「ふざけた気持ちで」作成したことも明らかにした<ref name="毎日新聞-20110831">Template:cite news。
その後、担当MCである庄野俊哉アナウンサーが今回の問題の経緯を説明。(今回の「セシウムさん事件」に対する)岩手県の米農家の声、視聴者から寄せられた意見、さらに今回の問題に関与した東海テレビ社員及び外部スタッフの証言を取り上げ、不適切テロップが誤送出されるまでの経緯を再現したVTRも流した。
岩手県の米農家からは
視聴者からは
などの手厳しい声がそれぞれ寄せられた。
この検証番組の平均視聴率は、6.1%だった(ビデオリサーチ、名古屋地区のもの)Template:cite news。しかし、検証番組終了後同日午後7時までに、視聴者から562件の苦情電話やメールが同社へ寄せられたTemplate:cite news。
検証委員会(当時)は、東海テレビ経営陣(幹部)・「ぴーかん」不適切テロップの件に関与した東海テレビ社員&外部スタッフに対し述べ43時間に及ぶヒアリング(聞き取り調査)を行って事故当時の状況や不適切テロップ誤放送に至るまでの経緯を調べ、その内容を下記の通り検証報告書及び検証番組としてまとめた(報告書には「東海テレビが今後放送活動を通じてすべき視聴者や岩手県民への償い、震災被災地復興支援、再生・信頼回復への取り組み」についても記載し、それら関連の特番制作など放送活動を通じた震災復興支援についても報告に盛り込み)。
検証番組及び検証報告書では
「(2011年3月11日に発生した)今回の東日本大震災を踏まえ、様々な形による復興支援の方法があるが、"被災地で生産された物をお金を出して買うという行動も立派な復興支援だ"という旨を"ぴーかん"ではこれまで紹介してきたので、番組でも岩手産ひとめぼれ10kgの視聴者プレゼントを(2011年)8月1日(月)~8月5日(金)まで(「夏休みプレゼント主義る祭り」と題して)行うという形で東日本大震災の復興支援をしようと思った(プレゼント告知は第1部冒頭の9:56頃に行い、11:27頃の"別冊ぴーかん"エンディングでプレゼント当選者を発表する予定だった)。
しかし今回、(岩手県産米を視聴者へプレゼントする形で震災復興支援をするはずだったのが)"不体裁"という言葉で簡単に片付けてはいけない、取り返しのつかない大事故(安全である岩手産ひとめぼれが安全ではないかのような誤解を招き、かつ風評被害をも助長しかねない重大放送事故)を起こした事で、(東海3県の)視聴者の皆さん・岩手及び東北の皆さん・震災で被災された皆さんの心情を逆撫でし、加えて農家の方々をも深く傷つける結果となり大変申し訳なく思っている。自分のチェックの至らなさ、危機管理の甘さが今回起きた取り返しのつかない大事故の原因と考えている(総合プロデューサーの証言)」
「(誤って電波に乗った不謹慎テロップにより)直接的に不快な思いをされた方々はたくさんいらっしゃると思う。視聴者の皆さん、岩手・東北の皆さん、震災で被災された皆さん、農家の皆さんを深く傷つけてしまい申し訳ないという気持ちは今でもずっと持っている。今回の事故原因としてスタッフ間コミュニケーション(意思疎通)不足があったと思う(当時の情報制作部長の証言)」
事故当時は"しあわせ通販"VTR放送中の9分間を利用して次コーナースタジオリハーサルをしており、この時は司会アナがコメントをどのくらいの時間(尺)で収めれば良いかと、スタジオ大型モニターに出す画面の種類や順番の確認をしていた。
「夏休みプレゼント主義る祭り」の当選者発表方法は、8月1日~3日放送分までは当選者名と市区町村名をスタジオADがフリップに手書きする形だったが、4・5両日はスタジオ大型モニターに当選者テロップを映し出して発表する形へ変更する旨を前日(8/3)のぴーかんスタッフ会議で決定。このためADはその日(8/3の)午後(スタッフ会議終了後)にCG制作室へ行きその旨を伝達すると共に、(岩手産ひとめぼれ10kg)プレゼント当選者用テロップを発注。これを受注したテロップ制作者は「プレゼント当選者は生放送中に決まるため時間のない中での作業となる事から、リハーサル用として仮の名前が必要」と判断。その時に問題の(「怪しいお米・汚染されたお米・セシウムさん」という)不謹慎テロップを(当選者名の欄に)作成した。通常(プレゼント当選者発表リハーサルなどで用いるための)仮テロップを作成する場合は名前(当選者)欄に「○○市・◎◎さん、△△町・××さん」などといった記号を入力するが、今回の不適切テロップは制作者の独断と偏見で作成されたものであり、発注書の図面・文面とは明らかに異なっていた。
不適切テロップ制作者は東海テレビで30年以上番組のテロップ及びCG制作に携わってきたベテランで、(各曜日50人ずつ、月~金5日間で総勢88人体制だった)「ぴーかん」スタッフの中で最年長だった。しかし「(テロップ送出回路である)T1・T2の詳しい仕組みは把握していなかった」と(検証委員の質問に対して)証言しており、テロップ送出の仕組み・誤送出防止策・万一誤送出された場合の復旧方法といった危機回避策を知らなかった。さらに今回の不適切テロップを作った理由は「新聞記事を読んで(頭の中で)思いついた事をポンポンと書いただけ。東北の皆さん及び会社の人(東海テレビ社員)に何かしてやろうという意図は無かった。今回作ったテロップは電波に乗るはずのない(リハーサル用の)ダミーで、本番では(プレゼント当選者決定後に)別の物が電波に乗るはずだったので、その場では深く考えずに(自分が思いついたふざけた文言がまさか電波に乗るとは思わずに不適切テロップを)軽い気持ちで作った」と述べるにとどまり、「怪しいお米・汚染されたお米・セシウムさん」という不適切かつ不謹慎・非常識な文言を思いついた理由は語らなかった。また「(自分が担当する他番組テロップ修正も同時進行させていた事から)"ぴーかん"視聴者プレゼント当選者用テロップの不謹慎内容を修正するように言われた記憶は無い」とも述べ、AP及びTKの証言との食い違いも見られた。
このテロップ制作者の仕事ぶりや(CG制作会社上司及び東海テレビスタッフからの)評価はあまり芳しくなく、「仕事のペースが遅かったり、一つの物事に夢中になると周囲が見えなくなる」と同僚らから言われる事が多かったため、緊張感を要求される生放送番組から自分のペースで仕事が出来る生放送以外の(事前収録)番組への配置転換を(CG制作会社人事部及び東海テレビ側が)将来考えていた矢先に今回の不適切テロップ誤放送事故が起きた(この事態の重大性及び社会的影響の大きさに鑑み、のちにテロップ制作者は2011年8月28日付けでCG制作会社を懲戒解雇)。また不適切テロップ制作者への放送倫理教育はこれまでCG制作会社・東海テレビいずれもしてこなかった。
AP及びTKは
「放送前日(8/3)夜に発注テロップチェックのためCG制作室へ行った際、初めて不適切内容を見た。それで、"何ですかこれは、やめて下さい。不謹慎です。すぐ直して下さい"とテロップ作成者に言った。放送当日(8/4の)朝も再度テロップチェックしたところ不適切内容が未修正だった事に気づき、"昨日直してと言ったのにまだ直ってない"と言った。するとテロップ作成者は"ハイハイハイハイ、やってます"と、自分の言葉を半分遮るように生返事をしていた」
さらにプロデューサー兼ディレクターも
「当選者用テロップは当選者が決まった時に初めて完成し、それから(完成後に)チェックする形だったので、リハーサル段階ではT2番線フォルダに何も入れてなかった。本番前リハーサルでもテロップは一通り確認したが、不適切内容だった当選者発表用テロップについては(本番前リハーサル段階では)確認しなかった」
と証言している(この段階では不適切テロップが未修正状態のままT1フォルダへ誤保存された旨を知らなかった)。
また「作成したテロップ原稿は必ず紙に印刷し、プロデューサー及びディレクターによる二重チェックを受ける」という規定が今回の不適切テロップでは守られなかった(不適切テロップ原稿は紙に印刷されなかった)ため、不適切テロップの存在はごく一部のスタッフしか知らなかった。理由は「発注内容と異なる不適切なテロップ原稿は必ず直させてから印刷する」という取り決めになっていたため、TK及びAPは(テロップ作成者に対し)印刷させるより不適切内容を修正させる事を優先。故に、不適切テロップがある旨を(TK及びAPは)プロデューサー及びディレクターに報告せず、ディレクター及びプロデューサーも印刷されたテロップ原稿が上がってこない=提出されないのを不審には思わず、自らも確認しなかったためによるものだった(今回作られた不適切テロップが直される前そのままの状態で印刷されプロデューサー及びディレクターに提出されていれば、さらにディレクター・プロデューサー側も"通常は印刷され提出されるはずのテロップ原稿が上がってこないのはおかしい"という疑問を持って不審点を自ら確認していれば不適切内容は修正され、今回の事故は防げたはずだった)。
「プレゼント当選者テロップ原稿を印刷せずに持ってこなかった理由をTKに聞くと"あまりに不謹慎な内容だったので、そのまま印刷してプロデューサーへ提出したら(プロデューサーに対し)失礼になると思った"と答えたので、自分は(通常は印刷され上がってくるはずのテロップが上がってこないのを疑問には思わず)不適切内容を正しい仮の表現に直したテロップ原稿が上がるのを待ち、不適切表現を確認しに自らCG制作室へは行かなかった(プロデューサー兼ディレクターの証言)」
テロップ作成者はTKからの再三にわたる修正要請を(それと認識せず)無視し生放送直前まで(不適切内容を修正せず)そのまま放置。やがてそれ(不適切テロップ)は(未修正のまま)放送本線に直結するT1フォルダへ誤保存。これら事実は"ぴーかん"スタッフ全員に行き届かず、多くのスタッフは(生放送本番中に突然起きた)誤送出時に初めて不適切テロップを見た。このため対処方法がわからず戸惑い「放送画面がおかしい、とんでもない内容のテロップが電波に乗っている」などとすぐ異変を知らせた人は(スタジオ・サブ両スタッフ共に)誰一人いなかった。
リハーサル中、サブの新人TKとプロデューサー兼ディレクターは(スタジオFDからの指示で)スタジオ大型モニターに映し出す当選者用テロップを当初は規定通り予備用T2番線より探したものの見つからず、「当選者が決まっていないのでダミーも何も入れていない」とFDに返答。TKは仮テロップの不適切内容が未修正のまま放置されていた事を把握していたため、リハーサル用に用意していなかった。しかしスタジオにいたFDはじめ他のスタッフ・出演者は、T2フォルダに何も入っていなかった理由が「当選者発表リハーサル用仮テロップが不適切内容で、それが未修正のままだったため」という事を知らなかった。
やがて(サブからの返答に対し)FDは「(番組MCの)福島アナが『当選者発表コメントをどのくらいの時間(尺)で収めれば良いか確かめたいので(スタジオ大型モニターに)画面を映してほしい』と言っている。当選者が入ってなくても良いので何か画面は無いか?」とサブのTKに要求。
「一度リハーサルをやった時にプレゼント当選者画面が(スタジオ大型モニターに)出るはずだったのが(簡単に言うと)出なかったので、"なぜ(当選者画面が)出ないのか?"という話を(サブの)TKとした(しかしTKは画面が出なかった理由について答えなかった)。その(当選者画面が出なかった)理由が"当選者テロップが未修正の不適切内容だったのでTKがリハーサル用に用意しなかったから"とは知らなかった(FDの証言)」
TKはFDからの要求を受け、(スタジオリハーサル進行を滞らせまいと)自分が管理するテロップの中から放送本線に繋がるT1番線を探したところ、問題の(未修正)不適切テロップを発見(この不適切テロップ以外の当選者発表リハーサル用仮テロップは無かった)。TKはFDからの要求に従ってスタジオ大型モニターへ映すためそれ(不適切テロップ)を当選者発表リハーサル用仮テロップとして選んだが、そのコピー先を(本来はT2番線上で"VF1のNEXT"番線へ指定すべきところ)誤って放送本線である"T1のOA"番線に指定し、かつ(本来はT2送出機を操作すべきところ、放送本線に直結する)T1送出機を誤操作し(生放送本番に使っていたT1オンエア番線上でVF1番線へのコピー作業をしようとし)たためスタジオ大型モニターに(当選者発表)リハーサル用仮テロップは映らず、不適切内容として誤って電波に乗った(テロップ送出先モニターが生放送本番に使用中である事を示す赤ランプ点灯も確認せず操作。TKは検証委員の質問に対し「リハーサル用画面だと思っていた」と証言)。
もし「なぜ当選者画面が出ないのか?」とFDから聞かれた段階でTKが「当選者テロップが未修正の不謹慎内容なのでリハーサル用として準備してない」などと正直に答えて(FDに伝えて)いれば、今回の不適切テロップ誤送出は防げたはずだった。しかしTKはFDからの質問に焦り(「当選者テロップは不謹慎内容のため用意してない」などとは言わず)、当選者発表リハーサルに使える画面を(何か探してスタジオ大型モニターに)出す事を優先させたため、リハーサル用として選んだ不適切テロップを(焦りから来るテロップ送出機の操作ミスにより)本来出してはならない放送本線へ出してしまい、スタジオ及びサブにいた他の出演者・スタッフも別の作業を優先して(放送画面から目を離して)いたためそれ(不適切テロップ誤送出)に気づくのが遅れた。
「当選者が入ってなくてもいいから何か(プレゼント当選者発表リハーサルに使える)画面はないかなぁ"とFDから言われ、問題の不適切テロップは(T1フォルダに保存されて)あるので(自分の管理するT1フォルダからそれを探し出し、放送本線ではなく)スタジオ大型モニターに出そうとした。しかし、リハーサル時にT1回路をオンエア(生放送本番)で使ってる事を確認しないまま(本来はT2送出機を動かすべきところ)T1送出機を(誤って)動かし、問題の(不適切)テロップを(スタジオ大型モニターではなく)オンエア(放送本線)に上げてしまった。この時(不適切テロップ誤送出時)はスタジオで(出演者及びスタッフが)ただ見てるだけと思ってて、まさか(不適切テロップが)電波に乗ってるとは思わなかった(新人TKの証言)」
この新人TKは生放送の経験が少なかった事から、ベテランのAPが横に付いて指導をしていた(新人TKの生放送は今回が5回目だった)。しかし不適切テロップ誤送出当時、APは第1部出演者見送りのためサブを、プロデューサーは(AP同様第1部出演者見送りのため)スタジオをそれぞれ離れており、いずれも(AP・プロデューサー両者共に)不適切テロップ誤放送を知らなかった。
テロップサーバーよりスタジオ大型モニターにテロップを出す際は「CG1」・「CG2」・「T1」・「T2」、以上4カ所の番線(フォルダ)いずれかへ保存したのち、(それら番線より)「VF1」・「VF2」番線いずれかへコピーしないと(スタジオ大型モニターにテロップが)出ない仕組みとなっており、その中でもスタジオ大型モニターにのみ出す(放送本線に直接出ない)テロップは使用頻度が最も低い予備用「T2」番線へ保存し、そちら(T2番線)から「VF1」・「VF2」いずれかへコピーする形で送出する旨が制作スタッフ間での取り決めとなっていた(「VF1」及び「VF2」へのコピー作業を伴わない場合、テロップはサーバーより放送本線へ直接出る)。
しかし、今回の不適切テロップは制作者(不適切テロップを作った人)が上述の規定に反し、(予備用T2ではなく)放送本線に繋がる「T1」番線に誤って保存(その事実を他のスタッフには伝えなかった)。こうした「テロップ保存先フォルダ選択ミスの発見遅れ」が不適切テロップ誤送出という放送事故に繋がった(リハーサル段階で大型モニター用テロップの保存先フォルダ確認が出来ていれば不適切内容は修正され、かつ保存先を万一間違えても正しい「T2」番線へ移せてテロップ誤送出は防げたはずだったが、今回はそれら確認が不十分のまま生放送本番を迎えてしまった)。
「当日(8/4放送)の"別冊ぴーかん"ではスタジオ大型モニターに3枚のテロップ画面を出す予定だった。そのうち最後の3枚目が岩手産ひとめぼれ10kgプレゼント当選者画面だが、リハーサル当時はそれがあるべき場所(T2フォルダ)に何も入ってなかった。その理由が"未修正の不適切内容だったためTKが用意しなかったから"という旨を知らなかったので、T2フォルダに当選者用テロップを入れてない理由をスタジオFDから聞かれてもどう答えようか戸惑った(プロデューサー兼ディレクターの証言)」
番組MCをしていた福島智之アナは
「事故当時はエンディングコーナーのリハーサル中だったが、始めのうちは問題のテロップがオンエア(放送本線)に出たとは思わなかった。問題の不適切テロップがオンエア画面(放送本線)に出たのかどうかは自分でも確認すべきだったと思う。問題のテロップが画面に出た時は(自分自身が本番前リハーサルでは全く見ず、今回の"しあわせ通販"VTR中のリハーサルで初めて見た内容だったので)まずその言葉に驚き、"ダミーでもこんなの作っちゃダメだ"と言ったような気がする。復興に尽力されている皆さん、とりわけ岩手・東北の皆さんへ申し訳ない気持ちでいっぱいで、今はただ謝る事しか出来ない。まずは"この度は(不謹慎テロップ誤放送により岩手・東北の皆さん、及び全国の農家の皆さんを深く傷つけてしまい)大変申し訳ございませんでした"とお伝えしたい」
スタジオいた出演者とスタッフは次コーナーのリハーサル中。サブにいた他のスタッフもカット割り確認や出演者見送りなど別の作業を優先。(不適切テロップなどの画面異常を発見・消去する最後の砦だったはずの)マスター監視スタッフは次のCM放送順確認のため予定表を見ていて(放送画面から目を離し)不適切テロップ誤放送を知らなかった。このためサブに画面の異常事態を知らせず、かつ放送画面異常時に手動送出するはずの「しばらくお待ち下さい」という割り込み画面も出さなかった。
「11時から"別冊ぴーかん"が始まり、"しあわせ通販"VTR正常送出を確認。約3分経ってから次に放送予定のCMアドレス(識別番号)を確認するため机の横で予定表を見ていた。多分その(自分がCMアドレスを確認している)間に不適切テロップが電波に乗っていたのだと思う。しばらくして放送画面に目をやると(通販コーナー終了後に)福島アナが謝罪していたので何かあったのかと思った(マスター監視スタッフの証言)」
故に、どの部門のスタッフ・出演者いずれも別の作業を優先して放送画面から目を離していた(9:55~11:00の第1部はVTRが出ないスタジオ画面中心の構成だったため、スタッフは1時間以上にわたり緊張状態が続く。逆に11時からの別冊ぴーかんはVTR中心で構成され、各VTRは本番前チェックを何度も繰り返した完成品で本番中に特に大きな作業が無かった事から、スタッフはこの時間を休憩時間と位置づけていた)。即ち、放送画面を100%確実に監視(モニタリング)する人物が誰一人いなかったため、不適切テロップ誤送出という操作ミスの発見が遅れた。
「"しあわせ通販"VTR放送中の9分間は、スタッフ及び他の出演者にとって本番というより休憩時間という感覚があったのかもしれない。特に"しあわせ通販"VTRはディレクター自身が本番前チェックを何度も繰り返した完成品だった事。"ぴーかん"第1部本番中、及び全体の本番前準備やリハーサル中は忙しくバタバタしていたので、この9分間の"しあわせ通販"VTR放送中はスタッフも緊張から解放されていたのだろう(番組MCをしていた福島アナ及びプロデューサー兼ディレクターの証言)」
「(不適切テロップ画面には何の前触れもなく)いきなり切り替わった。(サブのスタッフは)皆ざわつかずシーンとしていたので、まさか(不適切テロップ画面が)放送されている(電波に乗っている)とは思いもしなかった。画面に何か出てるという事はわかっていたが、(その画面が放送本線だという認識は持たず)その言葉・文字までは気にしていなかった(サブにいた音声担当スタッフ及びVTR送出担当スタッフの証言)」
(本来放送されないはずの)不適切テロップが誤って電波に乗るという(前代未聞の)異常事態にサブのスタッフが気づいたのは誤送出から約10秒後。
「事故当時は、リハーサル用画面を見ながらスイッチャーと次コーナーにおけるカメラカット割りの打ち合わせをしていた。それから約10秒後に放送画面を見たら画面がおかしい(不謹慎テロップが電波に乗っている)事に気づき、"あれ?、これってオンエアだよね?"と言ったような気がする。スイッチャーと一緒にサブにある多数のモニターを確認して異変の原因を調べたがすぐにはわからず、スイッチャーは"自分は何も触っていない"と言った。自分(ディレクター)は"おそらくあれ(テロップ送出機)が原因じゃないか"と判断し、スイッチャーが"TKさん、何かやった?"と隣の新人TKに尋ねたところ、"下(スタジオ大型モニター)に出すためにT1の操作をしました"と答えたので、これで異変の原因がようやくわかった。通常では起こり得ない形で放送画面がおかしくなったので(このような不謹慎テロップは今回の誤送出時に自分自身も初めて見たので)、我々も最初は何が起きたのかわからず、通常の作業より対処に(時間がかかり)手間取った面がある。
自分(ディレクター)・スイッチャーどちらだったかは憶えていないが、ディレクターの前にある「テロップ送出解除」ボタンを押したところ(不適切テロップは放送画面から消え)通常の"しあわせ通販"VTRに戻ったので、ようやく肩の荷が下りたと思った。しかし(不適切テロップ誤送出)発見までに10秒かかり、さらにその消去にも手間取って(10秒以上かかり)、結局は(放送界では長時間の部類に入る)23秒にも亘り不謹慎テロップを電波に乗せ続けてしまったので、そこは我々が猛省すべきと思っている。自分(ディレクター)自身が(リハーサル用画面及び進行表ばかり見ていて)放送画面から目を離していた、これが(不適切テロップが電波に乗る)異常事態・操作ミスの発見が遅れた最大の原因と考えている(プロデューサー兼ディレクターの証言)」
2010年7月に東京支社制作部から本社情報制作部(当時)へ異動し、「ぴーかん」の曜日ディレクター・APを経て2011年7月より現在の役職に就いた「ぴーかん」総合プロデューサーは
「10年ぶりに本社勤務へ戻ったが、(自分が東京支社へ赴任していた最中の2003年春に東海テレビ本社は現在の新社屋へ移転。これに伴い放送装置=サブ装置及びマスターが現在のデジタル放送対応モデルに更新された事から)Aスタのサブは自分が新人の頃より操作が複雑になりディレクターの仕事量は急増。スイッチを4・5カ所で操作する形となり、隣にいたTKは自分よりさらに複雑な操作をしていた」
と、高度化・複雑化するサブ装置にスタッフの学習が追いつかない実態を証言している。
「ぴーかん」が使っていたAサブは字幕(テロップ及びスーパー)やCGを送出する番線が6系統あるが、これはスイッチャー単独では使いこなせない数であり、ディレクターやTK、さらに生放送経験の浅い若手スタッフも(スイッチャー単独では追いつかない)字幕(テロップやスーパー)の送出作業をしなければならない現実。加えて(T1・T2両)テロップ送出機運用規定には(東海テレビ自社制作の)各生放送番組毎に微妙な違いがあり、スタッフ間でもテロップ送出機運用方法について認識の違いが生じていた事も今回の不適切放送に繋がった。
と検証報告書及び答申書は指摘している。
情報制作局長(当時)は
「今回起きた不適切テロップ誤放送の原因は一つではなく、制作現場はじめ各部署に内在していた問題が複雑に絡み合って起きたのだと思う。よって"これだ!"という一つの大きな要因を潰せば(究明・解決すれば)大丈夫という事ではないだろう」
電波に誤って乗った不適切テロップの消去操作は最終的にサブのスイッチャーがしたが、結局は(不適切テロップ誤送出発見から消去までに手間取り)画面復旧までに23秒もかかった事。本番前準備の段階で度重なるテロップ原稿チェック機会がありながら、コミュニケーション不足によりそれらが機能しなかったため生放送段階まで不適切内容が未修正のまま残り、その旨がスタッフ全員に伝わらなかった(大半のスタッフは未修正の不謹慎テロップがある旨を事前に知らされず、突然の誤送出時に初めてそれを見る形となった)事が今回の「セシウムさん事件」直接要因だった。
東海テレビ社員及び外部スタッフを対象に年に数回実施されている「放送倫理研修会」と(東海テレビ社員及び外部スタッフに配布されている)「放送倫理及び番組制作ハンドブック・放送基準冊子」では、「不快感や嫌悪感を(視聴者に)与えない、品位ある番組作りに努めること」と謳っており、こうした倫理が全スタッフに隅々まで浸透していれば今回のような事故は起きなかった。「正しい放送倫理を制作現場へいかに徹底させるか」も東海テレビが反省すべき今後の大きな課題である。
と結論づけている。
検証委員会(当時)は「今回の不適切テロップ誤放送は"ぴーかんテレビ"という一つの番組内のみの問題ではなく、会社(東海テレビ)全体の問題としてその土壌(職場の雰囲気)に原因・背景がある」と考え、(第三者の立場から)東海テレビ全社員及び(東海テレビ番組制作に携わる)外部スタッフに(上記のヒアリングに加え)今回の「セシウムさん事件」についてのアンケート調査を実施。それに寄せられた意見も一部紹介した(寄せられた回答は244通)。特に多かったのは
などだった。
再生(信頼回復)に向けては
などの回答が大半を占めた。
アンケート結果は「セシウムさん事件」検証報告書及び(再発防止及び信頼回復のための)答申書として同社公式サイトに掲載されており、その中で「"ぴーかん"スタッフは仕事量が急増しているにも拘わらず、人数が少なかった事から、一人あたりの仕事量が多く制作現場が疲弊。こうした環境から番組の品質管理にほころびが生じ、かつ("ぴーかん"スタッフの大半を占めていた)外部スタッフとのコミュニケーション不足が重なったこと。加えて現場従業員からの提案・指摘・意見を受け止める仕組みが十分機能せず、制作現場が抱える課題が経営陣に届かないという問題が今回の放送事故を誘発した」と結論づけた。
(第三者の立場から「ぴーかん」不適切テロップ問題を検証する)検証委員会委員長を務め、のちに再生委員会委員長となった音好宏上智大学文学部新聞学科教授は番組の中で
「(今回起きた不適切テロップ誤放送問題を受けての)東海テレビ従業員アンケートで8割以上の社員が挙げた(東海テレビ社内の)問題点は"制作体制の不備"で、特に"リストラによる人員及び制作費削減で現場が疲弊し、ひたすら放送をこなすだけの状態になっていた"、"(各曜日50人・月~金5日間合わせて総勢88人という)限られた人員でこれだけ大規模の生情報番組を(月~金の帯で)作るのは無理"、"(リストラで社員が減らされたのに、東海テレビ社員による)チェックが行き届かなくなるほど仕事量が多かった"、"視聴者から常にテロップ間違いなどの指摘を多く受けていた"という声が多く寄せられた。これらは今回のような不適切放送が起きる予兆、即ち"アラーム"となっていたはずだが、それら社員の声が経営陣にきちんと届いていたかというと、残念ながらその仕組みは万全でなかったと言わざるを得ない。
不況・熾烈なメディア間競争・ライフスタイルの多様化(インターネットや携帯電話の普及)などにより今日の放送界を取り巻く環境は厳しさを増し、特に民間放送は(不況によるCM収入減の影響で)厳しい経営の舵取りを余儀なくされている。このため番組制作現場はある種の"効率"を求められていたのだろう。
今回の"ぴーかん"不適切テロップ誤放送は本番前の小さなミスが積み重なった事で起き、その背景には会社(東海テレビ)の(CM収入減による)苦しい台所事情があったのだろう。
しかし、生き残りのための合理化・リストラ(人件費・制作費削減)による効率重視・利益重視が番組の品質低下を招くようでは元も子もないわけで、"会社の台所事情が苦しいので番組の品質低下はやむを得ない"というのは全く言い訳にならない(番組の品質低下は視聴率低下のみならずスポンサー離れを招き、そうなればCM収入が減り続け会社の台所事情を今よりさらに苦しくする)。高い倫理感を持ったスタッフ(放送のプロ集団)が制作する品質管理の行き届いた番組こそ我々視聴者に感動を与え、情操を豊かにする。社会に信頼され、地域経済や文化の発展に貢献し、視聴者が安心出来る番組を(局の台所事情が苦しい状況であっても)品質管理のきちんと行き届いた環境で制作し放送するのが放送局の使命だ。
東海テレビは(操作ミスにより電波に乗った不謹慎テロップを即座に取り消せず23秒にも亘り放送画面に出し続けた事で、自社のみならず放送界全体の信用を著しく失墜させる)重大なミス(過ち)を犯し、視聴者・特に岩手の人々に(安全である岩手産米が放射能に汚染されているかのような誤解を生じさせる)不快な思いをさせた。加えて(社会常識・放送倫理に欠けたテロップ制作者により作られた「怪しいお米・汚染されたお米・セシウムさん」という不謹慎な文言が震災被災者及び農家の心情を逆撫でした事から)風評被害を拡げる危険性も生み出し、(東海テレビの)スポンサー離れも加速させ、結局は(東海テレビ自らの失態で)会社の台所事情を一層苦しくさせた。
即ち、東海テレビは1958年の開局以来今日まで、半世紀もの長きに亘り積み上げてきた信頼をあの"23秒(に及んだ不謹慎テロップ誤放送)"で一瞬にして失った。同時に放送界全体の信用も大きく失墜させた。
東海テレビ社員の大半は、今回のような過ち(不祥事)を今後二度と起こさないために"経営方針の抜本的見直し"を求めており、浅野社長も(先日行ったヒアリング=事情聴取に対し)それを約束してくれた。さらに"("怪しいお米・汚染されたお米・セシウムさん"という)不謹慎テロップ誤放送という取り返しのつかない過ち(放送事故)により視聴者・岩手県民・震災被災者・農家を深く傷つけ、風評被害を助長する危険も生み、日本中の人々の心情をも踏みにじった罪の重さを東海テレビ社員としてしっかり心に刻むと共に、会社の有りようを今一度見つめ直し、今回のような過ち(放送事故)は今後二度と起こさない。(放送人・マスコミ人・社会人としての常識や倫理を今一度考え直して)放送の原点に立ち戻り、視聴者及び社会に信頼される良質の番組制作へ地道かつ真摯に精進すると共に、今後東海テレビが放送活動を通じてすべき信頼回復&再生への取り組み・震災被災地復興支援・(不謹慎テロップで)多大な迷惑をかけた視聴者&岩手県民への償いは何かを東海テレビ社員として常に考え、番組で失った信頼は番組で取り戻す"という、再生・信頼回復への強い意志を東海テレビ社員全員が持っている事が今回のヒアリングから感じ取れた。
今回"ぴーかん"不適切テロップ誤放送が起きた最大の原因は、"制作現場に及んだリストラのしわ寄せで番組の危機管理体制及びスタッフ&各部署間の意思疎通と連携(コミュニケーション)が脆弱になり、安全に生放送を行う体制になかったため"という結論としてまとめられる。
東海テレビ経営陣には(今回の問題を重く受け止めて)現場社員及び視聴者の声にきちんと耳を傾け、今回のような不適切放送(放送事故)が二度と起きない環境・即ち"安心・安全な番組制作体制及び放送体制"を確立する姿勢が求められる。今回東海テレビが(視聴者・岩手県民・震災被災者・農家に対して)誓った(再生・信頼回復への)約束は本物かどうか、そして(放送事故)再発防止策と安心・安全な番組制作体制&放送体制の確立を経営陣がきちんと実行に移せるかどうか。視聴者は静かに、そして厳しく見ている」
と、今後の再生・信頼回復に向けた提言をした。
番組エンディングでは「今後は岩手県の魅力を取り上げる特番と、米作りに邁進する農家の姿を長期に亘り取材した特番を放送して被災地の人々へ過ちの償いと再発防止を誓う」旨と「今年(2011年以降)出荷される岩手県産米に対しては全て放射性物質の検査が行われ、(国及び各自治体の基準値を下回った)安全と確認されたもののみが市場へ出回る」旨を示すと共に、斎藤徳美放送大学岩手学習センター長からの「今回はまさに災害復旧と原発の問題。不適切テロップで多大な迷惑をかけた岩手の人々への償いとして東海テレビがどのような形で(岩手の震災復興へ)プラスの貢献をし、地道な日々の放送活動を通じていかに(放送界の)信頼回復に努めていけるかが今後試される。日々の報道(良質のニュース、特に岩手の震災復興へプラスの貢献となる話題を視聴者へ届ける事)から信頼回復への礎を一つずつ、長期に亘り築く姿勢が今後の東海テレビには求められる」という再発防止に向けた提言も紹介された。
浅野社長は(検証番組放送終了後の)8月30日午後2時過ぎに記者会見を開き、「今後は番組制作費及び経営計画を見直し、制作スタッフの増員を検討する」旨を公式発表した。同時に「再生するため先頭に立って進んでいくのが責任だ」と述べ、辞任する考えがないことを強調した。また、検証報告書では、「テロップ送出等の作業がスイッチャー単独では追いつかず、TKやAPもテロップ送出操作をしなければならないほどサブ機能が高度化・複雑化し、スタッフへのテロップ送出ルール確認が徹底されなくなってきていた」、「スタッフの人手不足や超過勤務、コミュニケーション不足などにより看板番組を制作する現場は疲弊し、安全に生放送を行う体制になかった」と結論づけた<ref name="毎日新聞-20110831"/>。
この検証番組は放送の翌月9月13日の番組審議会でも取り上げられ、出席した委員からは
などの意見が出された。
(再生委員会作成の報告書より抜粋)
東海テレビは上述「セシウムさん事件」を受け、「ぴーかん」など中京ローカル(東海テレビ自社制作)生情報番組を制作していた情報制作局を2012年7月1日付で廃止とし、今後の自社制作生情報番組担当部署は制作局へ移管。また外部制作会社との契約で曖昧な点が多かった事から、編成部内に番組に関する契約を担う編成業務部を新設する旨を明らかにした。なお、東海テレビでの「ノンストップ!」および「ごきげんライフスタイル よ〜いドン!」の放送は行っていない。
さらに再生委員会が作成した「(セシウムさん事件からの再生に向けた)活動報告書」には、信頼回復のための取り組みとして下記の事項が明記されている(報告書は東海テレビ公式サイト内「ぴーかんテレビ」関連項よりダウンロード可)。
なお2012年3月期における東海テレビ連結決算(単体)は、売上高が前期比1.4%減の327億円。最終(当期)利益は同14.5%減の17億円で、3期ぶりの減益となった。「セシウムさん」テロップ問題に伴うCMキャンセル(スポンサー降板)により、計7,000万円の減収となったTemplate:cite news。
また「セシウムさん事件の経緯」及び「不適切放送再発防止のための取り組み」は現在も東海テレビ公式サイト内に継続掲載されており、同局トップページのバナーより当該項目を開けるようになっている。
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