フジテレビのオープニング・クロージングでは、フジテレビジョンで開局から現在まで使用された局名告知の映像フィルムについて記す。
1959年3月1日の開局日から使用されたフィルム。モノクロ作品で、1969年まで使用された。
1969年から使用されたフィルム。いわゆるミニチュア特撮を用いたもので、1970年代前半まで使用された。
1970年代前半から使用されたフィルム。1978年3月まで使用された。BGMはドビュッシーの「夢」。
当時のフジテレビのイメージソング「愛のメッセージ」が使用されている。オープニングでは1981年3月まで、クロージングでは1984年3月まで使用された。
1979年4月に開局20周年を迎えたフジテレビがクロージング(CL)用として製作したフィルムで、1984年3月までは従前のクロージングフィルムに続ける形で流された。「I」「愛」「eye」の3つの言葉が使われており、全体的には昭和40年代に流行したサイケデリックの影響が強く見られる。使用された曲はたかしまあきひこによる作曲で当時の音楽の流行の先端を意識したものである。同局『オールスター家族対抗歌合戦』で「I・愛・eye」という歌が流れたことがあるが、本映像で使用された曲とは全く異なるものだった。
1981年4月からはオープニング(OP)としても使用されるようになる。使われ始めた当時、フジテレビの平日の最初の番組はドラマの再放送であったが、なぜかそのドラマの放送の「途中」にこのオープニング映像が流れていた時期があった(なお、放送開始時の形態は不明)。
1984年4月からはOP・CLとも統一され使用される。これ以降CLでは彫刻の森美術館のフィルムを放送前に流している(このBGMは松原正樹「YOU BABE」)がその他80年代以降は美ヶ原高原美術館のCM、またその前にはアナウンスがついた「無線機は免許を受けて使いましょう」「覚せい剤追放」静止画告知も流れ、これらはその後も長らく使われていた。、愛のメッセージ時代のCLが彫刻の森美術館を題材にしていたため、Template:要検証範囲。フジテレビに目玉マークが導入される前日の1986年3月31日をもって放送終了した。
当時放送されていた『夕やけニャンニャン』の「ゴジテレビ」というコントコーナーにて、コーナーの最初に本映像で使用された曲の最後の「フジテレビ」の「フ」の部分を「ゴ」に変えたものが流されていた。その際にはテロップで8マークの下にコーナー開始当時フジテレビが使用していたロゴ用フォントで「ゴジテレビ」と表記されていた。当番組放送中にフジテレビは目玉マークおよび現行フォントの使用を開始したが、当コーナーでは最終回まで8マークおよび旧フォントを使用していた。
宇宙→8マーク→8マークが絡む様々なパターンの映像→Iをかたどったアニメーション→8マークから「愛」の文字が現れる→「愛」の文字が絡み合う木の枝に変化する→小さなハートの絵が集まり、そこから8マークが形成され直後、その8マークが「eye」の文字に変化する→青色の目の絵が上下から重なり合い、背景が濃い青色に変化→目の絵の瞳孔部があった画面中央部よりレーザー光線が放射状に発射される→銀河系と思われる宇宙→最後に8マークとその下に当時のフジテレビのロゴが挿入されて終了。
同じ時期に製作されたジャンクションフィルムは、虹の中から8マークが登場して直後に当時のフジテレビロゴが登場するというバージョンだった。また、富士山の全景が併用して使用されていた。左下に8マークと当時のフジテレビロゴが添えられている。
新しくなったフジテレビのシンボルマークを紹介するCG。当時局アナウンサーだった逸見政孝が「フジテレビのマークが変わりました」とナレーションした。7月以降は「楽しくなければテレビじゃない」というナレーションに変更。
1986年8月30日から2001年10月中旬にかけて放送された。フジテレビの社章(フジサンケイグループCIロゴ)をモチーフにしたCG映像からTemplate:要検証範囲。
放送開始・終了時はコールサイン・周波数・出力をアナウンスした後、本編が始まった。放送が終了しない日は、1日の最終便番組からその翌日の早朝番組へのクッションとしてコールサインと周波数・出力をアナウンスするだけで、この本編は放送されなかった。
音声は本編前のアナウンスが二重音声、本編の音楽はステレオ放送である。BGMの作曲者は有澤孝紀。
新社屋での放送開始初日は別のものに差し替えられた(ナレーション担当のアナウンサーは当時のもの)。
1997年 - 1998年ごろのオープニング版では、シンボルマーク・キャッチコピー・「フジテレビ」バーナー表示シーンがカットされ、直後にピンカちゃんが登場し朝の挨拶をするCGアニメーションの映像が流れたことがある。
クロージング版では、基本的に3.までは共通だが、4.および5.の先頭部分が省略され、6.の途中から夜シーンになり、建物の電灯が消灯し、鳥や猫が寝始め、最終シーンは7.に背景が付いた形で、もしくは短縮版の最後と同じ画像で終了となる。
クロージングには30秒のみの短縮版も存在した。1986年前後の本格的に“ほぼ終日”の放送を開始する前、アナログビデオのVHS連合に属していた電器メーカーがスポンサーとなった番組『録画チャンネル4.5』が深夜から朝まで放送され、放送終了から開始までの時間がわずが10分ぐらいという時期があったが、おもにこのような編成となったときに流された。本編前のコールサインアナウンスなども通常と異なり、一部省略された。最後のシーンはオープニング用と同じだがコーポレートスローガンの背景がレインボーカラーではなくピンクカラー、シンボルマークもホワイト統一ではなく通常のカラーリングで、「フジテレビ」のロゴバーナーもマセンダでなく黒色であった。“ほぼ終日”の放送が始まってからは短縮版は放送されなくなり、終了から開始までの時間がほとんどない場合は最終番組の終了後すぐにカラーバーが現れ、その後オープニングが通常通り放送される形となった。
また、オープニング版でも、「フジテレビ」のロゴバーナーの色がマゼンダではなく黒色のバージョンが使用されていた時期があった。(終夜放送開始前の1987年ごろ)
本編前のアナウンスの際には「JOCX-TV フジテレビ」( - 1987年ごろ)もしくは「フジテレビ JOCX-TV」(1988年ごろ - 2001年)と書かれた静止画(または動画)が使われていたが、時期によって河田町の局舎写真をバックにしたものや日の出をバックにしたもの、マスター室をバックにしたものや河田町やお台場の電波発射シーンを4画面で映像にしたものなどさまざまな種類があった。このうち河田町局舎をバックにしたものは、フジテレビとその系列局のライトバンが次々にドアを閉めていくものであったが、1993年の山形テレビ離脱に伴い差し替えられたという。
1998年ごろは、本編前のアナウンスと本編の間に、フジテレビのキャッチフレーズとして使われていた「また、お会いしましたね」のアイキャッチを挟んでいた。
アナウンスは個々の違いはあるものの、ほぼ同じような文章であった。
アナウンス担当者は以下のとおり。すべて同局のアナウンサーで、担当者は次々と変えていっている。
期間 | OPメイン・CLサブ | OPサブ・CLメイン | JCT | |
---|---|---|---|---|
1986.8 | 1987.3 | 長野智子 | 吉沢孝明 | 松倉悦郎→逸見政孝→城ヶ崎祐子 |
1987.4 | 1988.3 | 松尾紀子 | 野間脩平→吉沢孝明→川端健嗣→吉崎典子 | |
1988.4 | 1989.3 | 小出美奈 | 山中秀樹 | 野崎昌一→露木茂→城ヶ崎祐子 |
1989.4 | 1990.3 | 益田由美 | 軽部真一 | 堺正幸→野間脩平→八木亜希子 |
1990.4 | 1992.3 | 佐藤里佳 | 野島卓 | 永島信道→向坂樹興→福井謙二 |
1992.4 | 1997.3 | 木幡美子 | 奥寺健 | 近藤サト→西山喜久恵→堺正幸→中村江里子 |
1997.4 | 2001.10 | 武田祐子 | 伊藤利尋 | 森昭一郎→小島奈津子→松倉悦郎 |
1997年3月10日(番組進行表では同年の3月9日)、この日をもって1959年3月1日の開局以来続けていた東京都新宿区河田町本社社屋からの放送を終え、翌日から東京都港区台場の新本社社屋からの放送に切り替える記念に製作されたフィルムが放映された。フジテレビの過去のオープニング・クロージング・ジャンクションフィルムにカードテロップ(放送終了告知・交通事故防止・節電・コールサインであるJOCX-TVを告知するものなど)が4分割された画面に次々に表示されるというものだった。素材に使用されたオープニング・クロージングフィルムは以下のとおり。
上記の河田町時代を綴るフィルムを流した後に主調整室(マスター室)を映し、「本日をもちまして『河田町本社』からの放送を終了致します。3月10日(月)の放送開始より『台場本社』からお送り致します。」という終了告知のテロップを流した。続けてコールサイン(音声多重で主音声がテレビ・副音声が音声多重放送)を告知し(ナレーション担当のアナウンサーは当時のものちなみに、3月9日深夜の河田町マスター運用終了時には、スーパータイム特報での取材でCLメインを担当していた奥寺健アナが、河田町のマスター室内をリポートしていた(「FNNスーパータイム」1997年3月10日放送分より)。)、最後に通常のクロージングを流し、一旦ブラックアウトになったのち、下記のフィラーを流し、2時5分30秒を持って開局以来約38年間放送してきた河田町からの電波送出に幕が下りた「FNNスーパータイム」1997年3月10日放送分より。
終了後に流すフィラーには、角松敏生の「Ramp In」と空港の映像とともに「さようなら!河田町 ありがとう!河田町」と今までの本社社屋所在地への惜別メッセージが添えられていた(このフィラーは「JOCX-TVフィラー」として放送されていたものだが、このときは惜別メッセージを添えた)。
未来のお台場をモチーフとしたCG。
クロージングではオープニングと同じフルバージョンまたはラスト5秒のみのいずれかが流される。放送機器点検などのときは、クロージングの前または後に55秒間告知のフリップがアナウンスやBGMなしで流される。メンテナンスの日はラスト5秒だけが流れる。
2003年12月に地上デジタル放送が始まったのを受け、一部シーンが短縮され(男性が目覚めるシーン)、最後のコールサイン部分から出力、周波数の表示を廃止。またナレーション担当者が近藤雄介から向坂樹興に代わった。なお最後の方でジャグリングする男性の周りをコールサインが回転する所や社屋の壁は、JOCX-TVのままである。
なお、2011年7月24日のデジタル完全移行(アナログ停波)により、アナログ放送では通常番組終了後のブルーバックによるお知らせ画面から、砂嵐(完全停波)に入る直前の最終映像として、23時58分よりフルバージョンで放送。映像後半より画面上位置に「以上をもちまして、フジテレビのアナログ放送を終了致します。 今後は地上デジタル放送をお楽しみください。」のテロップが表示された。これにより、旧河田町本社時代から約52年半にわたるアナログ放送の歴史に幕が下ろされた。
2001年10月まではオープニング&クロージング映像の前に局名・呼出符号・周波数・出力(空中線電力)の読み上げ(副音声では音声多重放送の呼出符号「JOCX-TAM」・音声周波数・音声出力を読み上げ)があったが、2001年10月から映像に局名・呼出符号・周波数・出力(空中線電力)が表示されるのみとなった。
また、2003年12月からの映像では、呼出符号と局名(しかも、通称の「フジテレビ」だけ)の表示となった。一方、デジタル放送は正式な呼出名称の「フジデジタルテレビジョン」で表示・アナウンスされる。
Template:フジテレビジョン Template:DEFAULTSORT:ふしてれひ
テレビ東京のオープニング・クロージングでは、テレビ東京およびその前身となる東京12チャンネルで開局から現在まで使用されたオープニング・クロージングについて記す。
周波数単位が「メガサイクル」から「メガヘルツ」に変わった1972年7月1日から1979年3月までは、局のマークや社屋の静止画像と周波数・出力、中継局チャンネル一覧だけだった。
1979年4月から1981年9月まで使われた映像では、当時開局15周年記念に一般公募で選ばれた「トゥエルブ・メイツ」という12人組の女性が起用された。彼女たちはアイドル・カウボーイ・侍などさまざまなコスチュームをまとい、12分割された画面にそれぞれ肩から上を出し、起床または就寝の挨拶とともに「1年12か月、楽しさ12か月、東京12チャンネルでーす」と声を揃えて当時のキャッチフレーズをPRしていた。
BGMは電子音。分割された画面が東京12チャンネルのマークで塞がれたり開いたりする演出があり、オープニングとクロージングでは別構成の映像となっていた。
放送開始時の局名アナウンスは磯部建臣アナウンサー(のちにテレビ大阪に出向移籍)、終了時アナウンスは宮崎絢子アナウンサーが務めた。
1981年10月1日から1998年9月30日まで使用された映像は、東京12チャンネルが社名・局名をテレビ東京に変更するにあたって製作された。幾何学模様風のデジタルアニメーションで、BGMはシンセサイザーによるテクノポップ調である。いくつかのバージョンが存在するものの、デジタルアニメーション本編には手をつけず、すべてアナログベースの編集によるバージョンチェンジとなっている。
社名変更にあたってテレビ東京のCIカラーが緑に変更されたことから、「緑さわやか 12 テレビ東京」のコピー・チャンネルロゴ・社名ロゴを写した静止画から開始される。その後、コールサイン「JOTX-TV」を使用した緑の階層ストライプが右手からスライドイン、そのストライプが白い背景に浮かぶ箱になり、その箱がパタパタと動く様子から本編に入る。本編終了時は同様に箱アニメから階層ストライプとなり、最後に開始時と同様の構図で「楽しさ12か月 12 テレビ東京」の静止画が表示される。2003年12月 - と同様、音声によるアナウンスはなし。画像のみによる局名告知となっている。オープニング・クロージングとも共用で差異はない。
テレビ東京の本社が虎ノ門に移転し、CIカラーが赤に戻され、コピーも東京12チャンネル時代の「楽しさ12か月」に戻されたことから、1985年12月12日より映像に変更が加えられた。なおこの映像のタイトルロゴおよびテロップはマイナーチェンジを経て2代目ロゴマーク変更前日の1998年9月30日まで使用された。
キャッチコピーと各種ロゴの静止画がテレビ東京の社屋の映像に差し替えられたことから、テレビ東京社屋正面煽りの実写映像から開始される。右下のテレビ東京の社名ロゴとJOTX-TVのコールサインの表示の後に、実写映像を緑背景にフェードアウトし、緑背景が白い背景に浮かぶ箱になり、その箱がパタパタと動く様子から本編に入る。本編終了時は同様に実写映像となる。導入・終了時の実写映像はオープニング時は日中のテレビ東京社屋本館上層部をアップした映像が使用され、クロージング時は夜間のテレビ東京社屋全景を捉えた映像が使用される。またこのオープニング時のナレーションおよびクロージング時の実写映像ならびに本編の映像の最初の部分と最後の部分はマイナーチェンジを経て使用された。
ナレーション担当者は宮崎絢子。最初に「JOTX-TV こちらはテレビ東京です。」のアナウンス、本編アニメ中の部分から周波数、出力の表示を追加。同時にアナウンスがテロップとともに挿入され(BGMはその間やや音量が下がる)、最後に「今日も一日テレビ東京でお楽しみ下さい」(オープニング時)、「今日の放送は終了致しました。おやすみなさい」(クロージング時)のメッセージが添えられる。ただし1990年代半ば、終夜放送に近い放送終了が常態化したことから、クロージングの「おやすみなさい」がフェードアウトされるようになった。
当初から1993年9月までは、出力の補助単位キロが大文字の“K”になっており、1993年10月以降は小文字の“k”に訂正したバージョンに変更されるが、文字の表示される部分に紺色のベタ枠を表示してその上にテロップを表示する手法が取られた。
クロージングの終了のときは当初から1986年3月までは「おやすみなさい。」とフェード式で表示していた。1986年4月から1993年9月まではオープニングでのナレーションの全部分での訂正したバージョンの変更に伴い真下の「おやすみなさい」の表示に変更され、1993年10月から1995年9月まではkに訂正バージョンに変更により左上のテレビ東京の社名ロゴとJOTX-TVのコールサインと真下と「おやすみなさい」の表示に変更されたが、1995年10月に放送終了後のオールナイトミュージック(月曜日を除く)による試験電波が始まったのを受け、最後のテロップ部分から「おやすみなさい」の表示を廃止(ナレーションの最後のメッセージの「おやすみなさい」読み上げ部分も月曜日を除き省略される)。代わりにオープニング・クロージングの開始のときに表示されていた、末期のクロージングの最終バージョンでの開始・終了とも共用である、右下のテレビ東京の社名ロゴとJOTX-TVのコールサインの表示となった。
1998年10月1日から2003年11月30日まで使われた映像は、新CIによる2012年現在の「TV TOKYO」ロゴおよび「テレビ東京」のふつうの字体の導入に伴い変更されたものである。フルCGアニメーションによる花が開く様子や花火の映像、子供の笑い声の入ったもの。周波数、出力がCGによる立体文字でスクロールし、最後に「JOTX-TV こちらはテレビ東京です。」のアナウンスが入る。ナレーション担当者は茅原ますみ。
このバージョンはかつて地上アナログ放送の受信報告書専用のベリカードデザインでも用いられており、BSアナログハイビジョン実用化試験放送〈テレビ東京送出分に限る〉の受信報告書でも地上アナログ放送と同じものを発行していた。
2003年12月1日、東京地区の地上デジタル放送開始に伴い変更。フルCGアニメーション。銀色の金属的な球体が草原や海などを飛び、最後に宇宙空間で「TV TOKYO」ロゴに変形とシンプルである。
アナログではアナログ放送終了告知を行うため、2008年7月21日から後半30秒のみに短縮されていた。告知画面は一般的なブルーバック画面で表示されていたが、のちに黄色のバックに地デジカのイラストが付いた告知画面に変更された。在京キー局の民放局で唯一アナウンスは - 1985年12月11日 と同様なし。BGMは、局名告知からのオリジナルBGM付きであった。
テレビ東京では在京他局と異なり終夜放送は現在土曜日をのぞき行われておらず、クロージングはほぼ毎日見られる。クロージングとオープニングの間には、オールナイトミュージックという試験電波(テレビ東京関連曲やハロープロジェクトの最新曲)が放送されていることが月曜日をのぞいて多い。月曜日は放送終了後カラーバーになり停波し、放送開始30分前ぐらいからふたたびカラーバーになりロゴと「JOTX-(D)TV こちらはテレビ東京 ただいま試験電波発射中です。」と案内後カラーバーになり放送開始画面となる。
なお、2011年7月24日のアナログ放送終了日には、終了後のお知らせ画面(ブルーバック)の後、砂嵐(完全停波)の直前に、アナログ放送(JOTX-TV)での最終映像として3年ぶりに完全版で放送された。在京キー局の中では唯一アナログ放送終了に関するアナウンスの表示が行われなかった。これで、旧・東京12チャンネル時代から47年3カ月にわたったアナログ12chでの放送に幕が下ろされ、テレビ東京は完全にデジタル7chへ移行した。
Template:テレビ東京グループ Template:DEFAULTSORT:てれひとうきよう
テレビ朝日のオープニング・クロージングでは、テレビ朝日およびその前身の日本教育テレビ(NET)で放送開始・終了時に放映されているジャンクションについて記す。
開局から1960年11月まではバレリーナが踊る映像。
1960年12月から1972年6月30日までは、無人のスタジオに徐々に椅子が映し出され、やがて指揮者が登場、そして高らかな音楽と共に、画面はNETのテレビカメラに切り替わり、カメラが横を向くと、各周波数と出力のテロップが映し出された。
1972年7月1日(周波数単位が「メガサイクル」から「メガヘルツ」に変更された日)から1977年3月までは切り絵のアニメーションだった。
全国朝日放送時代のすべてのナレーションは「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」もしくは「JOEX-TV・テレビ朝日・10チャンネルです」のみだった。テロップは「JOEX-TV 10チャンネル TV Asahi」。音声多重放送は「JOEX-TAM・テレビ朝日テレビジョン音声多重放送・音声周波数・音声出力」のコール。10の箇所は1991年10月 - 2001年11月のみ10のロゴで、2001年12月からは普通の書体の10に変わった。
テレビ朝日への呼称に伴う変更。「テレビ朝日の歌」をバックに「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」のテロップを表示、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」とナレーションされるもの。
ナレーターは吉岡晋也(開始)、高井正憲(クロージング)、音声多重放送ナレーターは堀越むつ子ほか。初期のオープニングのみ歌詞付きのバージョンだった。
『ニュースステーション』・金曜チェックコーナーの「あなたのプッツン度チェック」の24項目めにおいて、クロージングの一部が劇中劇の形で音声のみ全国に放送された。ただしドラマ出演者の声や歌でかなりかき消されていた。
テレビ朝日の社員が集合し、人文字で局ロゴの「10」を作る。
朝日に被せて「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」が表示され、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」のナレーション。パラボラアンテナ→アークヒルズのビル群の空撮→昼間のテレビ朝日アーク放送センター全景1987年からのものは「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」のテレビ朝日の部分は白、1990年からのものは赤に。パラボラアンテナ→アークヒルズのビル群の空撮→昼間のテレビ朝日アーク放送センター全景の部分も1987年と1990年のものとは微妙に変わり、撮り直されている。。テレビ朝日のスタジオに集まった社員が「おはよう!」の挨拶をし、徐々にテレ朝スタジオ上部に映り変わり、当時の番組(報道、情報番組)を紹介(ただし、1990年以降のものは、そのまま人文字→ヘリポートから飛び立つヘリコプターを写すものに変更)、最後に人文字の「10」を作り全員で手を振り、「10」「テレビ朝日」ロゴの表示とともに終了。
当時のテレビ朝日六本木センター屋上に設置されていたパラボラアンテナに当時の番組(バラエティー、ドラマ)を映し(ただし、1990年以降はSNG車のパラボラアンテナの立ち上げ→アークヒルズ全景からの夜景に変更)、通りを行き交う車→アークヒルズのカラヤン広場→夜のアーク放送センター全景が映される。最後に薄暗くなったテレビ朝日のスタジオに社員が集合し人文字の「10」を作り、全員でペンライトを振る。照明が暗くなり、スタジオをカメラが社員向きから上へと回転するように回し、「10」が鮮明に見えるところで「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」が表示され、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」のナレーションで終了。
使用を中断した時期があり、Template:要出典続いて1989年4月から1990年3月にかけては、風景映像に合成で当時テレビ朝日の連続ドラマに出演していた女優・万里洋子が登場するというものになった(ナレーター:吉岡晋也)。クロージングでは、背景に当時のテレビ朝日本社(現在のアーク放送センター)も映った。曲は通常時と同じであった。
なお、このクロージング映像の一部分が日本テレビの番組で流れたことがある。
1991年10月から2001年11月まで使われた映像は、アップテンポな英語の曲Template:独自研究範囲にあわせ、いろいろな映像(風景など)が流れるというもの。オープニング、クロージングそれぞれ違う映像が使用されている。長さはすべて60秒である。
ナレーションはオープニングが「JOEX-TV・テレビ朝日・10チャンネルです」、エンディングが「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」ですべて統一されている。ナレーターはオープニングが小林一枝、クロージングが宮嶋泰子。音声多重放送のナレーション(オープニングのみと思われる)は「JOEX-TAM・テレビ朝日テレビジョン音声多重放送・周波数209.75MHz・出力12.5Kwです」で、渡辺宜嗣、松苗慎一郎、丸川珠代らが担当した。
1992年4月からは、オープニングは基本的に同じだが、クロージングは夜景の合成になった。10ロゴや顔が付いた太陽の代わりにTemplate:要検証範囲を合成したものに変更された。
1992年10月からは、新たに白人・黒人・黄色人種のそれぞれの子供たちの映像が合成された。子供たちは、オープニングでは遊具を使って遊んだり走り回ったりしており、クロージングではパジャマやナイトキャップを着用して登場していた。
1999年4月ごろには、バラエティ番組『パパパパPUFFY』の罰ゲーム企画の一環として、PUFFYら出演者たちが子供たちといっしょに遊んでいる様子や、人文字でチャンネル番号の「10」を作っている様子が合成された特別バージョンが放送されたことがある(ただし、コールサインが見えにくかったという理由で、後に郵政省(現:総務省)から注意を受けた)。
素材に使用されていたマンハッタンの空撮映像には世界貿易センタービルが映っていたが、アメリカ同時多発テロ事件発生直後の週末となる2001年9月16日の放送終了分から朝の海岸の映像へ差し替えられた。事件発生からおよそ5日で差し替えが行われたことになる。
オープニングは朝の食卓をイメージした爽やかな映像。クロージングは眠る赤ちゃんとメリーゴーランドのおもちゃを中心としたファンタジックな映像。
ナレーターは高橋真紀子(前期)、萩野志保子(中期)、佐分千恵(後期)。
テレビ朝日の棒のシンボルマークと「tv asahi」のロゴが動くCGアニメーション。ナレーターは森下桂吉。アナログ放送では地上デジタル放送の視聴方法つきのアナログ放送終了告知の字幕スーパーが出る。音楽はアンダーワールドの"born slippy nuxx 2003"(オープニング)・"rez"(クロージング)。
テレビ朝日の動くロゴとコーポレートステートメント「NEW AIR,ON AIR.」を表示。ナレーターは村上祐子。アナログ放送では引き続きアナログ放送終了告知の字幕スーパーが出る。このバージョンはYouTubeのテレビ朝日公式ページにてデジタル用・アナログ用両方を動画で見られる。音楽はレイ・ハラカミの"new air"が使われている。
なお、2011年7月24日のデジタル完全移行(アナログ停波)により、アナログ放送終了後のお知らせ画面(ブルーバック)の後、砂嵐(完全停波)の直前に、アナログ放送(JOEX-TV)での最終映像としてクロージングが放送された(従来のアナログ放送終了告知および地デジ視聴方法の字幕スーパーは、「アナログ放送はまもなく終了します 今後はデジタル放送をお楽しみください」のスーパーへ差し替え)。これにより、旧・日本教育テレビ(NET)時代から52年5カ月続いたアナログ10chでの放送に幕を下ろし、10chはテレビ愛知に引き継がれた。因みにアナログ番号のガイドチャンネルが、リモコンキーIDになったのは、よみうりテレビのみ。アナログ放送終了後、現在も引き続き前述のYouTube公式ページにて視聴可能。
ちなみに、デジタル放送では同日23時58分ごろ『やべっちFC』の生放送中に割り込む形で、同番組のレギュラー出演者である進藤潤耶・前田有紀両アナウンサーが、岩手・宮城・福島各県の系列局を除いたアナログ放送の停波告知を、口頭で(テロップはなし)行った。
テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」が登場するアニメーション。 宇宙船で地球にやって来たゴーちゃん。がひよこの「ピヨコ」達を穴から救出するという内容。 最後は彼の鼻を残すように暗転し、テレビ朝日ロゴ+コールサイン(白字)を表示し「JOEX-DTV テレビ朝日デジタルテレビジョンです」とアナウンス、再び白へフェードインする(同時にロゴとコールサインも黒字に変わる)。 BGMは彼のテーマソング「ゴーゴー!ゴーちゃん。」。
2012年4月まで引き続き「NEW AIR,ON AIR.」が使われていたが、同年5月よりゴーちゃん。の登場する「ぽよPOPダンス」に変更。 「ゴーゴー!ゴーちゃん。」をそのままテンポアップさせたようなBGMに乗せて、ゴーちゃん。や沢山のピヨコ達がダンスしている。 締め括りはオープニングと概ね一緒だが、暗転時の画面右下でゴーちゃん。とピヨコが眠っている。
「NEW AIR,ON AIR.」同様、Youtube公式ページでも視聴可能(ちなみにクロージングの動画では、最後に内容に関するクイズが出題されている)。
クロージングの流れを以下に示す。参考:日曜日深夜1:15放送終了時。
また、これらの映像は、テレビ朝日のCSデジタル放送チャンネル「テレ朝チャンネル」でも、コールサイン部分の「tv asahi」ロゴをテレ朝チャンネルのそれに差し替えたものがフィラーとして不定期で放送されている。
クロージング直前に放映される、地震に対する心構えや防災対策を視聴者に促す30秒CMである(ナレーションは渡辺宜嗣)。 阪神・淡路大震災を教訓に「風呂の水を貯めて消化用水や生活用水を確保しておく」「二次災害を招くおそれがあるので煙草や電気器具の使用には十分に気を付ける」といった内容を、当時の震災の映像に乗せて啓発している。消防車のサイレンが微かに響く短調の物寂しいBGMが印象的。 ラストにロゴ(黒色)が右下に表示される(~2003.9までは「テレビ朝日」和文タイプロゴ、2003.10~現在は「/tvasahi」ロゴ)。 また、このCMが流れる時点でウォーターマークが表示されるため、Template:独自研究範囲。
Template:テレビ朝日 Template:デフォルトソート:てれひあさひ
TBSテレビのオープニング・クロージングでは、TBSテレビで1日の放送開始時と終了時、および1日の基点時間に放映されているジャンクションフィルムについて記す。
KRT開局から1961年3月までは「赤坂鉄塔」バージョン。1961年4月から1962年12月までは「モノクロ夕日」バージョン。
視聴者によって「ガラス棒」との通称が付けられている。用いられるガラス棒の形がTBSテレビのチャンネル番号を示す「6」になっていたことから「6のオブジェ」と通称されることもある。
スタジオに組まれたセットに設置したガラス棒やガラス板を上下左右に、しかもぶらさず丁寧に動かすなどして撮影には3か月以上かかった。コールサインや周波数などを示すテロップは女性アナウンサーのナレーション(カラー化後は藤田恒美)にあわせて画面下から出てきて、画面奥へ流れるように消えていく(映画『スター・ウォーズ』の冒頭を思わせる流れ方)。
1963年1月に放送を開始し、1973年1月よりカラー化される。24時間放送を開始した1987年10月5日からは、1日の基点時間に30秒の短縮バージョンを放送し、90秒のロングバージョンは日曜日の深夜に不定期で放送していた(その際オープニング用は廃止された)。1991年9月30日のCI導入によるロゴマーク変更に伴って、その前日である同年9月29日をもって放送を終了した。
近年、TBSが関わった映像作品DVDの冒頭に収録されるTBSロゴ映像で、大きくアレンジされた新作CGを見ることができる。
1963年1月 - 1987年10月4日、90秒(1分30秒)
1963年1月 - 1991年9月29日、90秒
ラジオ(当時はTBS本体がラジオ・テレビを併営していた)の終夜放送が行われるようになっていたので、最終番組終了後にラジオの深夜番組についての告知スポットを放送し、その後ブルーバック(のちに夜景をイメージしたイラストに変更)に字幕で「ラジオは窓際に置いた方がよく聞こえます 夜もふけました 音量はひかえめに…」と表示してから本映像に入った。最後に「この後はTBSラジオでお楽しみ下さい。『スーパーギャング』放送中!」の画面が現れ終了した(番組自体の放送期間は1984年10月 - 1991年9月)。
1991年9月30日、TBSのロゴマークがミクロコスモスに変更されたことから全面的に改められた。CGで万華鏡のような背景のなかに太陽系の惑星が次々と出てくる映像。この代からステレオ化され、音声多重放送のコールサインも告げられる。また、テロップ・ナレーションから「東京放送」の名称がいったん消えた。オープニング・クロージングは共通。周波数情報などのテロップは順に出てきて奥に小さく消えていく。林美雄アナウンサーによるナレーション。60秒。
CGで地球を映しながら、英語で書かれた周波数情報、コールサインを地球に沿う形で流していくもの。ミクロコスモスが短期間で終了したためTBSのロゴマークが小河原義一よるロゴに変わった後も前バージョンのBGMがそのまま使用され、林美雄アナウンサーのナレーション、共通のオープニング・クロージング、60秒も変更なし。 また、ラストのロゴが現れるシーンは、当時TBSから出版されていたビデオ作品等のOPに使われていた。
1994年10月3日のオープニングは、通常のオープニングでも放送されたが、TBSの東京・赤坂の新社屋(TBS放送センター)が完成したことによる特別バージョンであった。5時25分、新社屋の空撮とともに鈴木順アナウンサーによる生放送での技術情報の読み上げのあと(文章は通常時と同一だが、音声出力を言い間違えるミスを起こしている)、当時アジア大会が開催されていた広島から磯崎洋三社長の挨拶などが生中継された。
なお、旧社屋からの最後の放送となった同年10月2日(3日午前)のクロージングについては『CBSドキュメント』を参考のこと。
2000年4月、「ジ〜ン」の制定により、全面的に変更となったもの。獏と子供が登場するアニメーションを使い、従来の映像に比べると柔らかい印象になった。当初はケイ・グラントがナレーションを担当した。なお「東京放送」の名称は出ないが、「Tokyo Broadcasting System」の英語名称がナレーション・映像に使われている。
2001年10月、TBSラジオの分社化に伴いコールサインが「JORX-TV」となったため映像に変更が加えられ、ナレーターも林美雄アナウンサーに代わった。林は2002年7月に死去したが、本映像のナレーションはTemplate:要出典範囲引き続き使用された。
2001年9月30日23時59分45秒から10月1日0時00分15秒にかけて、画面に木村郁美アナウンサーが登場して、「これまでの東京放送のコールサイン“JOKR-TV 東京放送”がまもなく変わります。」とアナウンスし、午前0時の時報の後「今変わりました。新しいコールサインは“JORX-TV TBSテレビジョン”になります。」と再びアナウンスした。テロップはそれぞれ変更前「JOKR-TV 東京放送」、変更後「JORX-TV TBSテレビジョン」と表示されていた。
2003年4月から2009年12月まで使用した映像。他局同様放送終了後はフィラー化したため、オープニング・クロージングとも15秒に簡略化された。ナレーションは吉川美代子アナウンサーが担当した。なお、BGMはなし。
デジタル放送用もほぼ同じだが、アナログで「Tokyo Broadcasting System」とコールする部分で「東京放送です」とアナウンスし、ひさびさに「東京放送」の名称が使われるようになった。アナログのみ最後に制作当時のキャッチフレーズ「この窓は、キミのもの。TBS」と表示される。
2009年4月1日に旧TBS(株式会社東京放送)が認定放送持株会社「東京放送ホールディングス(TBSHD)」になり、テレビジョン放送免許を子会社の株式会社TBSテレビが保有することになったが、同年末まで訂正もせずに従来のジャンクションが使われていた。
Template:節stub 2010年1月から使われている映像は、コールサインなどの字幕以外は、アナログ・デジタル共通(アナログではレターボックス放送になっている)。前作と同じく15秒のバージョンとなっている。
コマ撮りで撮影されており、全部で150コマが1枚あたり10分の1秒程度映し出される。手に持っている紙(全部で150枚)の絵や背景(赤坂通りから赤坂五丁目交番前交差点を左折し三分坂を登り、TBS放送センターに至る)がコマごとに少しずつ変化し、最後はTBS放送センターの前で紙の絵が「TBS」のロゴに変わる。
BGMは管弦楽の音楽を使用。アナウンスは女性の声で「JORX-(D)TV、TBS(デジタル)テレビジョン」とシンプルである。
なお、2011年7月24日のアナログ放送終了日には、アナログ放送終了後のお知らせ画面(ブルーバック)の後に、アナログ放送(JORX-TV)での最終映像として放送された。その後には、TBSのマスコットキャラクターBooBoがブラックバックに登場し、「アナログ放送は終了します」 「ありがとうございました」の吹き出しが流れ、BooBoが一礼した後、砂嵐(完全停波)になった。これにより、ラジオ東京テレビジョン時代から約56年3カ月にわたるアナログ放送の歴史に幕が下ろされた。
Template:TBSグループ Template:デフォルトソート:TBS
ABCテレビのオープニング・クロージング(ABC-)は、ABCテレビ(朝日放送)のオープニング・クロージングについて詳細に説明する。なお、記事名にあるバージョン名は、あくまで執筆者による便宜上の名称であり、正式な名称ではない。
前身の大阪テレビ放送が開局から使用していた服部良一作曲の開始・終了音楽「OTVシグナルミュージック」を継承し社史「Album OTV」ISIS本座「まぼろしのテレビ局」(11)12月1日 、ABCの本社が中之島から大淀南へ移転した後の1967年から1989年3月31日まで、音楽は34年間、映像は約20年間使われた。大阪タワーを中心に、未来の大阪市内の朝をレトロフューチャー的イメージで描かれたイラストを使ったカラー映像であった(カラーフィルム映像。1分30秒+20秒)。
(試験電波音楽終了の直後、カラーバーから次の画面に移る)最初に、オーケストラの開始音楽に乗せ、まず大阪タワーのイラストを大きく映し、手前に引きながらタワーからABCのロゴが下半分に滑るように出てくる。ロゴが消えると、未来の都市の様子を順に映しながら、途中で映像と音声の周波数・出力のテロップを表示周波数表示の単位が「MHz」(メガヘルツ)になっていることから、このテロップが入れられたのは早くても周波数の単位が「c」(サイクル)から「Hz」(ヘルツ)に変更された1972年7月1日以降と推察される。前日まで「Mc」(メガサイクル)表示によるテロップ表示があったのか否かは不明。。そして、最後に大阪タワーから『6』ロゴが出て画面上で大きくなったあと、コールサインが一文字ずつ描かれて一旦終わる(ここまでで1分)。続いて、鳥のさえずりなどを入れながら、同じ絵を背景にサテライト局(中継局)一覧のクレジットが府県毎に流された(30秒)。これが終わると、その日の日付と「きょうも一日 お元気で!」か「あけましておめでとうございます」と手書きで書かれた文字が入った写真の静止画が映し出され、その後、ABC女性アナアナウンサーの声で「JONR - TV、ch6(チャネルシックスch6をチャネルシックスと読むのは、大阪テレビ放送開局時からの伝統であった。)、ABC 朝日放送です」というブルーバック静止画のIDが流れていた(合わせて20秒)。
この開始音楽は、ステレオ化以前と1979年以降で2つの録音があり、編成・オーケストレーションも異なっている。ステレオ以前のものは、残された録音で判断する限り、二管編成のフルオーケストラによるもので、パートの多さを活かした、複雑な内声部を持ったオーケストレーションが施されている。一方、ステレオ化以降のものは、弦楽器や高音部の金管楽器、打楽器群などをスタジオ収録した上に、ホルンや木管楽器の代わりとしてシンセサイザーによる演奏が宛てられている。こちらは前者と比べパート数が小さい分、内声部のオーケストレーションは簡素に抑えられている。
楽曲はコラール風である。弦楽器のグリッサンドを伴った短い序奏のあと、主題的なメロディAが弦によって6小節間やや甘くうたい上げられ、続いて、再びメロディAの前半2小節が(最初のバージョンでは引き続き弦で、あとのバージョンではシンセサイザーのホルン+高音重奏によって)提示される。そして、それを受けて新たなメロディが弦によって力強く4小節演奏される(最初のバージョンではここで中低音の管楽器群、弦楽器による近代的和音を含んだ対位的な伴奏があてられており、編曲者の腕の高さを感じさせる)。続いて、バイオリン群による三度目のメロディA前半が、ビオラ群による静かなアルペジオを伴って演奏されるが、その流れは弦楽器群の決然としたフレーズ1小節とそれを受けるtuttiの1小節をはさんで、ティンパニーを伴った四度目のメロディAの前半に引き継がれる。この部分は、主に弦によって高らかに演奏されるクライマックスであるが、さらにこれを受けたコーダがtuittiで演奏された、ティンパニーの連打を伴いクレッシェンドする全楽器の長奏によって華やかに締めくくられる。続く中継局紹介部分のBGMもメロディAの前半をもとにしたスタジオオーケストラ演奏の軽いものである。
1989年4月1日に一般的な呼称を「ABC」にしたことから、オープニング・クロージングとも映像が新たなものになった。どちらも、日本・世界各地の日の出の映像を集めたもので、最初と最後はCGでABCセンターとABCのロゴを示していた。ABCのロゴは3代目のものになり、2種類が混在することはなくなった。
音楽は服部良一作曲のもの(ステレオ録音版)が継続使用され、映像の尺も同じ1分+中継局表示30秒と同じである。
まず紀淡海峡から大阪湾を北上し、ABCセンターの正面に至るCGで流され、コールサインのロゴが画面に出てくる。続いて、パリやエジプトのピラミッドなどの日の出映像が出てきて、ABCのロゴと人工衛星を現したCGが出てきて曲が一旦終わる。その後、再び日の出映像が示され、中継局一覧のクレジットが表示された(1分30秒)。なお、続けて以前と同じように「きょうも一日…」の写真とIDが流された(20秒)。
1990年、翌年の朝日放送創立40周年を記念して、オープニングだけ新しいものに差し替えられることになった。
新しいオープニングには坂本龍一の作曲による音楽が用いられ「まぼろしのテレビ局 (11)12月1日、朝」川崎隆章 -ISIS本座Template:リンク切れ、前半は「大阪の朝」をテーマをもとにした環境映像風のものになり、最後にABCセンターから大阪湾へ抜けるCG(日の出オープニングで使われた冒頭部分を逆再生にしたもの)で流され一旦終わる。続けて大阪市内の上空からの映像(梅田→難波→京橋・OBP、なお、京橋・OBPの部分ではライバル局の讀賣テレビ放送の社屋が映っている)を流しながら、中継局の一覧が表示された。これにより、時間は2分30秒と従来より1分長くなった。その後に従来通り「今日も一日お元気で!」とIDの静止画が流された。
1998年には、子供2人+イルカ→朝日放送局舎→ザ・シンフォニーホール→ホテルプラザ(ホテル閉鎖の1999年4月以降映像省略)→朝日放送局舎→中継局の紹介時は水中カメラの映像という流れのオープニングに変更された。同時に音楽も変更されており、このバージョンだけ、唯一コールサインが表示されなくなっている。
2000年10月からは、創立50周年バージョンとなり、テレビカメラと古びたテレビが出てくるCGアニメに、クジラが泳ぐ映像などを合成したものとなり、テーマ曲にスピッツの「ホタル」が使用された(40秒)。
2001年12月にキャラクター「キュキュ」が出てきたことにより、オープニングやクロージングも一新された。ただ、放送終了後・開始前はフィラー(天気予報やイベント案内)を流しているためか、どちらも15秒の短いものになった。コールサインを3回繰り返しながら、キュキュが宇宙から降臨するイメージのもので、最後に「info designing ABC」と歌って終わる。ABCやコールサインのロゴは使われず、キュキュのボディに描かれているものと同じフォントになった。
地上デジタル放送用のデジタルテレビ放送のオープニングは、花を映したHD映像で、最後にコールサインとキュキュが小さく出て終わる15秒のものである。曲はNHKEテレと同じである。現在のロゴマークに変更後もキュキュを使用する。
クロージングの前には、長らく「おやすみ前にはガスの元コックの確認を……」という静止画が流されていた(星と元コックのイラストが描かれている。大阪ガスが大株主である関係から)。
1973年12月まで使用されたもの。街のビルの明かりが消えてゆく映像に、ABCの社章とコールサインのロゴ(初代)が出た映像だった。
1974年1月から使用されていたもので、影絵を使ったメルヘン調のフィルムアニメーション(演出:藤城清治)に、女声コーラス(作曲:キダ・タロー)というもの。1974年1月から2001年11月まで、音楽は27年間、映像は15年3ヶ月間使われた。
まず影絵から始まり、影絵の母子や影絵のハープと続き、「6」と表示、ABC、朝日放送、コールサインと表示され、最後に流れ星が流れ、ズームアウトで星空の下に山と灯りと共に「おやすみなさい」と表示されて終了する(30秒)。
1989年より、オープニング同様の映像に変更された。同様に音楽は従来のもの(キダ・タロー作曲)を流用した。
まず大阪湾上空から回転しながら、ABCセンターの正面に至り、ここでコールサインのロゴが出る。続けて、3ヵ所の日の出の映像(うち1つはエリア外である三重県伊勢市二見町の夫婦岩のもの)が出てきて、最後にABCのロゴと人工衛星のCGで終了する(30秒)。
2001年の「キュキュ」登場により、オープニングとともにクロージングも一新され、キュキュがスポットライトの中を飛びながら着地し、六面体に描かれたABCの文字を1文字ずつ見せて、続いてキュキュを丸囲みで見せた後、黒バックに赤い文字で「JONR-TV」の表示とコールがされて終わる映像になっている。2003年にわずか2年で終了となった。
2003年以降はクロージング画面は放送されておらず、テレビショッピングのある平日は同番組終了後『MUSIC FILE』を挟んですぐに、無い場合には「ガスの元コックの確認を・・・」の静止画を流した後、『MUSIC FILE』を放送後すぐにフィラーになる。
6月22日深夜(23日未明)は午前1:10で旧社屋からの放送を全て終えた。最後の番組はANN NEWS&SPORTSで、ローカルニュース終了後1分間のスポットCMを放送した後、特にクロージング用のアナウンスや画像は放送せず、5分間程度お天気カメラから撮影した新社屋の映像を映し、「2008年6月23日(月)4時59分より新社屋から放送を開始いたします。」の字幕を出しただけであった。
その後、23日午前1:15ごろに旧社屋から最後の映像となるカラーバーを1-2分程度(デジタルのカラーバーは「ABC D MASTER」の表示。アナログテレビジョン放送は「ABC OSAKA」を10秒程度表示)映して停波し、旧社屋での電波送出を全て終了。その後午前2時ごろから新社屋での最初の電波送出となるカラーバー(画面左下に「ABC MASTER」の文字入り)を4:58まで放送した後、4:58に再び新社屋を映したお天気カメラを出して「ABC新社屋から放送を開始いたします。」の字幕を出し、その後ABC新社屋移転キャンペーンCM(2本。1本はABC出演のアナウンサー・スタッフや、おはよう朝日ですのおき太くん等を繰り出して新社屋へ走るもの、もう1本は引越しセンターのスタッフが新社屋に荷物を運び出した後、引越しセンターのダンボールからABCの女性アナウンサーが飛び出すもの)を送り、その後通常のオープニングID画面を送った後、ステーションブレイク(ステブレ)なしで5時のおはようコールABCのスタートへつなげた。
2011年7月24日23:59のアナログ放送完全停波時には、前半は大阪テレビ放送開局時の街頭テレビ(天六周辺でナショナルテレビの広告入りのあとテストパターンが写っているテレビにビクターテレビの広告入りだけの写真)の前に群がる群衆と大阪テレビ放送本社およびABC合併後のABC堂島社屋時代の写真を「OTVシグナルミュージック」(ステレオ録音版)に乗せて、後半は大淀ABCセンターの社屋・大阪タワーなどを映した写真を坂本龍一のオープニング音楽に乗せて流し、曲の終わりでほたるまちの現社屋の写真が1枚、最後に黒バックに初代ロゴによる「JONR-TV」(楠淳生アナウンサーがアナウンス)の白い文字が1文字ずつ書かれ、画面右下に「ch6」と入った画面が示されたクロージングが流れ停波となった。