広島から生放送! 真夏の夜もさだまさし

広島から生放送! 真夏の夜もさだまさし(ひろしまからなまほうそう・まなつのよるもさだまさし)は、2007年8月8日の0:10~2:10(新聞番組表の上での日付は8月7日深夜)に放送された、NHK総合テレビの特別番組。司会はシンガーソングライターさだまさし

概要

  • Wikipedia上では便宜的に「さだまさし生放送シリーズ」としている一連の番組の第7弾である。
  • それまでさだは、広島に原爆が投下された8月6日に、長崎市で無料コンサート「夏 長崎から さだまさし」を行っていたが、さだが「一定の役割を果たした」として2006年に終了。2007年はその総決算として、逆に長崎に原爆が投下された8月9日広島市でコンサートを行う。これに伴い、NHK広島放送局を会場として行われたが、シリーズ第4弾「2007年新春生放送 年の初めはさだまさし」以来の、2時間放送となった。
  • オランダでの放送は1日遅れである(スケベニンゲンの絵葉書を読んだ際の言及)。そのため、さだは「オランダの皆さん、これは昨日の生放送です」と言った。
  • 過去同様、さだがかつてパーソナリティーを務めていた、文化放送のラジオ番組「セイ!ヤング」の雰囲気で、視聴者から寄せられた投書(葉書・手紙のみ)に応えながら、さだやゲストのトーク、生ライブを交えて展開しようというものであった。
  • このシリーズのお決まりとなった、「番組の製作予算が限られている」という触れ込みで、テロップをほとんど使わず、ゲストや曲紹介など手書きのフリップを使って進められた。
  • 今回も冒頭でNHK職員の不祥事が続くことに言及し、それが受信料徴収に悪影響を与えているということを言っていた。
  • いままでのシリーズでは1978年のアルバム『私花集』収録の『天文学者になればよかった』のインストゥルメンタル版がオープニングテーマに使用されていたが、今回は直前にさだが『鬼平犯科帳』の話をしたことから、ジプシーキングスの『インスピレーション』(フジテレビの時代劇『鬼平犯科帳』のテーマ)でスタートし、「長谷川平蔵宣以です」という挨拶で登場した。
  • 『鬼平犯科帳』の説明の後、ホームレスと間違われて男性が少年らに火をつけられた事件に言及した。
  • 放送日の8月8日がどんな記念日であるかホワイトボードに列挙している中で、最後に「フジテレビの日」(ボードにはフジサンケイグループのマークである目玉のみが書かれていた)であることを書いており、今回も民放への言及は健在だった。このとき、さだは「同業他社としておめでとうございます」と祝福した。
  • 一方、さだ自身は恒例の商品名発言をしないようにしており、「制汗デオドラント」と言っているにもかかわらず、井上が「エイトなんとか」、住吉が「なんとかフォー」と言い、結果的に他の出演者が商品名を言ってしまっていた。
  • NHK番組表でのジャンル分けは「バラエティ>トークバラエティ」及び「バラエティ>音楽バラエティ」。
  • 冒頭で、マイクの電池が切れるハプニングがあった。その後もマイクの調子が悪くなった、と思ったら直ったりするトラブルが起きた。
  • 「接待はやめてくれ」とさだは要請するが、スタジオに広島県備北地域の郷土料理であるワニ(サメ)の刺身(「夏の味と言えばワニの刺身」という内容の葉書を読んだ直後に差し出された)やNHK広島放送局のアナウンサーから牡蠣が差し入れされ、最後には妹の玲子からお好み焼きの差し入れを強引に受けた。
  • スタジオには、広島にちなんで広島カープサンフレッチェ広島の応援グッズが置かれていた。

歌った曲

  1. 甲子園(1983年のアルバム『風のおもかげ』収録)
  2. Birthday(鶴瓶の家族に乾杯テーマソング)

いずれも、作詩・作曲:さだまさし

ゲスト

  • 佐田玲子(さだの妹)
  • 山田一穂(広島放送局のキャスター。原爆・戦争関連番組等のPRのため出演。広島放送局のキャラクターデザイン募集の宣伝をした)

スタッフ

  • 井上知幸(構成作家兼アシスタント)
  • 住吉昇(音響効果)
  • チキンガーリックステーキ(隣のラジオ収録室や、放送局の玄関から生でジングル担当。二度目のジングルは生放送であることを証明するためにカメラをラジオルームのドアからさだのいる所へ回して撮影した)

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最終更新:2008年02月05日 06:30
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