TBSテレビ系列土曜夜7時30分枠は、1960年代から1994年3月26日までTBSテレビ・JNN系列で毎週土曜19時台後半に放送されたテレビ番組の放送枠。
当初は主にハウス食品の1社提供によるドラマ枠であったが、1967年10月よりロート製薬1社提供枠に移行した後は、『お笑い頭の体操』や『クイズダービー』を始めとした大橋巨泉が司会を務めるクイズ番組が主に放送された。特に大橋巨泉司会時代の『クイズダービー』はTBSの黄金時代を象徴する番組のひとつとして、1990年のセミリタイア宣言に伴う司会降板までの約22年間、TBS系列土曜19時台後半の顔として親しまれた。
しかし1992年に『クイズダービー』が終了した後は、後続の番組がいずれも短命に終わり、1994年春の番組改編で土曜19時台前半と放送枠を統合し1時間のバラエティ番組枠となった。
一部を除き、いずれの番組もロート製薬の1社提供である。
TBSテレビ系列土曜夜8時枠は、TBSテレビ・毎日放送(1975年3月までは朝日放送)系列で放送されている番組枠である。
1960年代はドラマ枠。「逃亡者」や「宇宙家族ロビンソン」など海外ドラマや自社製作ドラマが放送されたが、晩年は視聴率が伸び悩んでいた。
これを打開するため、1969年10月にザ・ドリフターズをメインに据えたバラエティ番組「8時だョ!全員集合」が放送開始。最高視聴率50.5%、年平均視聴率も長年30%を超えるなど驚異的な高視聴率を記録し、まさに当時のTBSを代表する国民的人気番組となった。しかし、1981年に放送開始の裏番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)に押されて1985年9月に終了。この1980年代前半における「全員集合」と「ひょうきん族」の争いは日本のテレビ史に残る伝説として今なお語り継がれている(視聴率を参照)。その後ドリフの加藤茶と志村けんにメインを絞って始まった後番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」が高視聴率を記録し「ひょうきん族」を終了に追い込むものの、1990年代に入り裏番組の「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(フジテレビ)、「マジカル頭脳パワー!!」(日本テレビ)や「暴れん坊将軍」(テレビ朝日)等に苦しめられ失速。「KATO&KENテレビバスターズ」としてリニューアルするも好転せず、1992年に終了。これをもって23年間続いたドリフメインのバラエティ番組の歴史に幕を閉じた。「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」終了後のTBSテレビ系列土曜夜8時枠は、日本テレビの「マジカル頭脳パワー!!」等の台頭で1年半の間迷走していた。
1993年に「どうぶつ奇想天外!」が放送開始されてからは、好評を得て固定客を掴み、日本テレビの「マジカル頭脳パワー!!」を木曜日20時台への移動に追い込んだものの、その2年後の1996年に始まった裏番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ)が高視聴率を獲るようになると苦戦。2000年に放送時間を日曜日夜8時に移動した。これ以降、この枠は2008年春にドラマ枠に変更されるまでの8年間は迷走するようになり、「USO!?ジャパン」が2年半(2001年4月~2003年9月)続いた以外はどの番組も1年以内に終了するという暗黒時代を迎えることになる。
2000年代前半にはジャニーズJr.などジャニーズ所属のタレントによるバラエティ番組が多く放送されたが、若年層に安定した人気がある「めちゃイケ」に押されて今一つ定着しなかった。
さらに2004年に始まった日本テレビの「世界一受けたい授業」やテレビ東京の「土曜スペシャル」にも視聴者を奪われ、これと同じ知的バラエティ路線の「8時です!みんなのモンダイ」や「島田検定」がいずれも短命に終わった。
2006年には前番組から司会者・島田紳助を残してスポーツ番組「アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3」に路線変更したものの、視聴率では改善が見られなかった。
2007年には「どうぶつ奇想天外!」以来のみのもんたを起用した新番組「キャプテン☆ドみの」で挽回を図っていたが、視聴率はさらに悪化する。結局、1回も視聴率が二桁になることなく「キャプテン☆ドみの」は1クール未満(3ヶ月)で打ち切りられ、この枠での放送期間の歴代最短記録を更新してしまった。以降の10月の改編までは固定番組が設けられず実質的に特番枠として充当された。10月からは「地球!ジオグラTV」が放送され、「キャプテン☆ドみの」よりは視聴率が回復したものの、裏番組には太刀打ちできず4ヶ月で打ち切りとなった。
その後、2008年春の改編でTBSの土曜夜8時枠はテレビドラマの番組枠に変更することになった。これにより38年半ぶりに同枠がバラエティ番組枠からドラマ枠に戻ることになった。
ドラマ枠に戻るまでの途中で、前座番組枠からのステーションブレイクを一切挿入しなくなった。
※ここまでドラマ枠、以降バラエティ枠に変更
TBSテレビ系列土曜夜9時枠はTBS系列にて毎週土曜夜9時に放送している番組の総称。
TBSテレビ系列土曜夜10時枠(ティービーエステレビけいれつどようよる10じわく)は過去にTBSテレビ系列で毎週土曜夜10時台に放送されたテレビ放送枠である。
1969年3月まではTBSの制作枠で「土曜ロードショー」(金曜19:30へ「金曜ロードショー」として移動した後、さらに移動し「月曜ロードショー」に)等を放送。同年4月以降は、当時の準キー局である朝日放送(ABCテレビ)に移行した。ABCに移行後は、“脱ドラマ”と評された『お荷物小荷物』を生み出す。しかし、続編『お荷物小荷物・カムイ編』は、直接の裏番組である時代劇『木枯し紋次郎』(C.A.L.製作、フジテレビ)に人気を奪われてしまう(『お荷物~』の30分遅れスタートである)。『カムイ編』の後番組『君たちは魚だ』も不振で、キー局のTBSから制作枠の返上を通告される。そこで、『お荷物~』、『君たちは魚だ』のプロデューサーを務めた山内久司(現・朝日放送顧問)は、池波正太郎の小説『殺しの掟』を読み、同作を原作にした『必殺仕掛人』(松竹京都製作)を開始。
『仕掛人』はその衝撃(殺し屋、つまり悪人が主人公で、演じる俳優は緒形拳、山村聰といったホームドラマに出てくる良識・知的なタイプ)と斬新な映像美、さらに平尾昌晃が作曲した劇伴音楽で、たちまち『紋次郎』から人気を奪い、「必殺シリーズ」の幕を開ける。「必殺シリーズ」は、次作『必殺仕置人』から原作を持たないオリジナル路線に変更。その『仕置人』で、当時はサブキャラクターであった北町奉行所の落ちこぼれ同心・中村主水(藤田まこと)が同世代のサラリーマン層から支持され、藤田にとって『てなもんや三度笠』の「あんかけの時次郎」に続く当たり役となった。しかし、番組に影響されて起こしたとされる「必殺仕置人殺人事件」により、世論の糾弾を浴びるものの、事件と番組との関連性は否定された。その影響もあり、3作目『助け人走る』、主水が再登板した4作目『暗闇仕留人』と、メインタイトルから『必殺』の二文字が外されるが、5作目『必殺必中仕事屋稼業』で『必殺』の二文字が復活し、ついに歴代最高視聴率の34.8%(第8話「寝取られ勝負」(1975年2月22日放送、関西地区))を記録。
しかし、その前年の11月19日、当時のTBS-ABC、日本教育テレビ(NETテレビ、現在のテレビ朝日)‐毎日放送(MBS)から、TBS-MBS、NETテレビ‐ABCと1975年3月31日をもって、東京・大阪のJNN/ANN系列局を変更すること(腸捻転ネットワークの解消)が決定していた。これにより、『仕事屋稼業』は、それまでMBSが『皇室アルバム』『真珠の小箱』などを放映していた金曜10時枠への変更を余儀なくされる。それと入れ替わりに、新たに準キー局となったMBSは、「必殺シリーズ」と同系統の時代劇『影同心』(東映京都製作)を制作、20%を超える視聴率を記録し、多くの視聴者は「必殺」が打ち切られたと勘違いした(『仕事屋稼業』の視聴率が30%前後から半減してしまう。さらには強力な裏番組の存在もあった)。続編の『影同心II』も制作されるが、前作の二番煎じの感は拭えず、さらに直接の裏番組である『テレビ3面記事 ウィークエンダー』(日テレ)の視聴率上昇もあって人気は低迷(視聴率は関西地区のもの)。
『影同心』シリーズ終了後は三船プロダクション制作の時代劇を2作放映(『隠し目付参上』、『江戸特捜指令』)。1977年4月、古谷一行主演による『横溝正史シリーズ』を皮切りに、角川書店との提携によるシリーズを開始。おりしも角川書店は劇場映画で次々とヒット作品を飛ばしていた時期であった。
角川書店との提携によるシリーズ終了後は、片平なぎさ・あおい輝彦主演の時代劇『雪姫隠密道中記』を制作し、同作をもってMBSの制作枠は終了した。
1980年10月4日、JNN初の大型報道番組『JNN報道特集』を開始する。米国CBS『60 Minutes』に倣い、硬派の時事問題をさまざまな観点から分析。1982年4月には日曜夕方6時枠に移動(それまで同時間帯に(実際には5時半から)放送されていたMBS制作『ヤングおー!おー!』は昼1時に移動)、後番組として9時からの2時間ドラマ『ザ・サスペンス』を新設。しかし、直接の裏番組である『土曜ワイド劇場』(テレ朝)の壁は厚く2年半で打ち切りとなる。
1984年10月、それまで水曜夜9時から放送されていた『日立テレビシティ』がこの枠に移動。そのあとを継いだクイズ番組『日立 世界・ふしぎ発見!』も好評を得る。1987年10月には1時間早く9時に移動し、同枠は連続ドラマを2作放映した後、1988年4月、再度2時間ドラマ『土曜ドラマスペシャル』を新設(実際には平日の帯(ベルト)の報道番組『ニュース22プライムタイム』の編成により終了となった『水曜ドラマスペシャル』の後継番組)。1989年10月には月曜日に移動(『月曜ドラマスペシャル』→『月曜ミステリー劇場』→『月曜ゴールデン』)し、同枠は恋愛ドラマやコメディドラマをメインにした『ドラマチック22』(深夜の帯ドラマ『ドラマ23』の流れを引き継いだもの)にリニューアル。
1991年4月、『ブロードキャスター』(当初は『情熱ワイド!ブロードキャスター』)を開始し、安定した視聴率を記録していたが、晩年は『土曜ワイド劇場』や『土曜プレミアム』(フジ)、『エンタの神様』(日テレ)の裏番組に苦戦し、2008年9月末で終了。後番組はビートたけしとTBSアナウンサーの安住紳一郎の司会による『情報7days ニュースキャスター』。現番組の視聴率は15%前後で、各裏番組との四つ巴の争いを演じている。
※は遅れネット局
上記の遅れネット局は、JNN系列局の場合NTV系の土曜グランド劇場の遅れネットなどを放送した局があった。
TBSテレビ系列日曜朝7時枠はTBS系列で毎週日曜朝7時に放送している番組の総称。
TBSテレビ系列日曜朝8時枠はTBS系列にて毎週日曜朝8時に放送している番組の総称。
8:00~8:15の枠
8:15~8:30の枠
8:00~8:30の枠
8:30~9:00の枠
TBSテレビ系列日曜朝9時枠はTBSテレビ(東京放送)系列にて毎週日曜朝9時台に放送している番組の総称。
TBSテレビ系列日曜朝10時枠はTBS系列にて毎週日曜朝10時に放送している番組の総称。
10:30~11:00(第1期)
10:30~11:30
TBSテレビ系列日曜朝11時枠はTBS系列にて毎週日曜朝11時に放送している番組の総称。
TBSテレビ系列日曜正午枠はTBS系列にて毎週日曜正午に放送している番組の総称。
TBSテレビ系列日曜午後1時枠はTBSにて毎週日曜午後1時に放送している番組枠の総称。