フジテレビ水曜夜10時枠(ふじてれびすいようよるじゅうじわく)は、フジテレビ系全国ネットとして水曜22時台に設けられた番組枠である。現在は22:00~22:54(JST)で設定されている。
1973年10月~1985年3月までは関西テレビの制作枠であったが、月曜22時に放送されていた『夜のヒットスタジオ』との枠交換により、フジテレビ制作枠となっている。
この当時の夜10時台後半枠は15分番組(このうちの1番組は「ミュンヘンシリーズ」→「スポーツ・芸能フラッシュ」もう1番組は「ミュージック・ギャラリー」→「ふるさと紀行」)が2本連続していた。
フジテレビ木曜夜8時枠(ふじてれびもくようよるはちじわく)はフジテレビ系列にて毎週木曜夜8時に放送している番組の総称。
フジテレビ木曜夜9時枠(ふじてれびもくようよるくじわく)はフジテレビ系列にて毎週木曜夜9時に放送している番組の総称。
フジテレビ金曜夜8時枠は過去にフジテレビ系列で金曜夜8時台に放送された放送枠である。
※19:00~20:54にスペシャルがある時は、21:00~22:52となる。
フジテレビ金曜夜10時枠(ふじてれびきんようよるじゅうじわく)とはフジテレビ(FNS)系全国ネットで毎週金曜日夜10時台に放送されていた番組枠の総称である。
フジテレビ土曜夕方6時30分枠は、フジテレビで土曜18:30~19:00(JST)に設けられている番組枠で、長きに渡ってアニメ枠でもあった。
ここでは、ニュース枠から転換された後の1975年10月以降の番組を取り上げる。
1975年9月までは、月~土曜のベルト編成による夕方ニュース枠(『30』)であったが、同年10月より土曜日のみニュース枠が移動(17:45から『FNNテレビ土曜夕刊』)となり、タツノコプロ制作のアニメ枠に転換され、タイムボカンシリーズの放送枠として人気を集めた。
タイムボカンシリーズの枠移動後も暫くはタツノコプロ制作のアニメ枠が続いたが、1985年10月を最後にタツノコプロは撤退、その後は東映動画(現・東映アニメーション)制作の『ゲゲゲの鬼太郎』が2年半に渡り放送され、その後はスタジオぴえろ(現・ぴえろ)制作アニメが10年間に渡り放送された。
しかし日本テレビの裏番組『モグモグGOMBO』との競合が激しくなったことで、1998年3月の「烈火の炎」を最後にぴえろがこの枠を撤退しアニメ枠自体が一旦消滅。元々本枠は1984年9月以降ローカルセールス扱いとなっており一部地方局では別番組に差し替えられていたが(遅れネット・未放送となったり、同地域内の系列外局が放送した例もあった)、この件を機に大多数の地方局がネットを離脱した。アニメ枠は半年後の1998年10月に復活するものの、同時ネット局は「烈火の炎」以前から大幅に減ってしまった。中にはこの時間帯にフジテレビ制作の別時間帯アニメを入れる地方局もあった(例:富山テレビ放送で『∀ガンダム』、岡山放送で『アストロボーイ・鉄腕アトム』)。さらには2001年4月に一つ前の枠に『ミュージックフェア21』が入ってからは、これをネットできない局が本枠とのワンセットで1時間(18:00~19:00)のローカル番組を組むケースも見られている。
アニメ枠は2002年3月を以って完全消滅、以降暫くは試行錯誤となるが、2002年10月からは『もしもツアーズ』が開始、『モグモグGOMBO』を打ち切りに追い込み長寿番組となっているが、今なおこの時間は大半の地方局が独自編成のままである。
なお、一時期は、土曜日のみプロ野球中継が18:30開始であったため、それにより番組休止になることもあった(但し19:00飛び乗り局もあるため、19:00に一旦終了する2部構成扱いを取っていた)。
2008年4月現在。
※秋田テレビ、さくらんぼテレビ、福島テレビ、福井テレビ、富山テレビ、岡山放送、山陰中央テレビ、テレビ新広島、沖縄テレビの9局は『もしもツアーズ』を同時ネット。
なお、上記に属しないサガテレビは唯一本枠を再放送枠としている(18:00から『はねるのトびら』を再放送)。
フジテレビ土曜夜7時枠は過去にフジテレビ系列で毎週土曜夜7時枠に放送された放送枠である。
1960年代~1970年代前半では、後半30分は長らくキッコーマン1社提供のホームドラマが続いたが、1969年4月に帯番組の『スター千一夜』と『お茶の間寄席』が移動して、1974年9月まで『スタ千』+αの時代が続いた。一方前半30分は、1964年1月に、それまで火曜夜6:15~6:45で放送してきた『鉄腕アトム』が移動し、1966年12月31日に終了するまで常時20%台の視聴率を稼ぐ人気番組となった。しかし終了と同時に、後番組は視聴率が振るわなくなり、1968年3月に裏で『巨人の星』(YTV・NTV)がスタートすると苦戦は最悪、『あかねちゃん』から『紅い稲妻』までは、『戦え!マイティジャック』を除く全ての番組が3ヶ月で終了&移動&打ち切りとなっていた。その苦戦振りは、『世界一周!!ランニングクイズ』や『クイズ・キングにまかせろ!』といった超豪華賞品『ランニングクイズ』は、5人勝抜くと世界一周旅行が獲得出来る。『キングにまかせろ!』は、チャンピオン大会に優勝すると(当時で)1000万円相当のマンションが獲得出来る予定だった(実際は公正取引委員会からクレームにより、チャンピオン10名で山分けに)。が獲得出来るクイズ番組をつなぎ番組として放送し、視聴者を引き付けようとした事からも分かる。しかし1971年1月にピープロ制作の特撮番組『スペクトルマン』が放送開始すると、約3ヶ月で『巨人の星』を逆転、第二次怪獣ブーム(転じて変身ブーム)の火付け役となり、その後はピープロ特撮番組が続く。だが変身ブームの衰退、更に裏番組の『ど根性ガエル』→『はじめ人間ギャートルズ』(双方ともABC・TBS)の人気に押され、再び視聴率が振るわなくなるようになる。
1970年代後半は、後半30分が、8時台と統合し、90分枠となっていた。この頃の前半は『ズバリ!当てましょう』、後半は『欽ちゃんのドンとやってみよう!』が人気を博していたが、『まんが日本昔ばなし』や『クイズダービー』(TBS)が台頭して視聴率は低下、さらに『あばれはっちゃくシリーズ』(テレビ朝日近畿広域圏のABCは『部長刑事』を放送していた。)も出てこの両番組は終了に追い込まれ、試行錯誤が続いた。特に『欽ドン』が終了した1980年4月からの7時台後半はNHK総合の『海外ウィークリー』にも視聴率を奪われてフジテレビの一人負け状態となり、この頃から5年半の間どの番組も半年以内で打ち切られる暗黒時代だった「クイズ地球どんぶり!」と「ザ!地球どんぶり」を別の番組と考えた場合。実際、内容的には全く別の番組と言ってもよい。。土曜6時半での人気番組だった『タイムボカンシリーズ』も、『イタダキマン』でこの枠に移動したことが裏目に出て、フジ系での同シリーズの終了につながった。そんな中、『所さんのただものではない!』と『ハイスクール!奇面組』は比較的長く続いていたが、1991年10月には1時間枠となり、『平成教育委員会』がスタート。高視聴率を稼ぎ、『クイズダービー』等の裏番組を相次いで打ち切りもしくは放送時間移動に追い込んだ。しかし、平成教育委員会の主な出演者であった逸見政孝(元フジテレビアナウンサー)が死去してからは、苦戦するようになり、『筋肉番付』(TBS)が裏に来てからは、さらに苦戦するようになり、番組は終了した。後番組の『奇跡体験!アンビリバボー』も、わずか1年で時間帯移動に追い込まれた。続く『サタ☆スマ』は、徐々に人気を集め、『筋肉番付』と並ぶ看板番組となったものの、裏番組の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日)に苦戦を強いられた。後に『デリバリー・スマップ デリ!スマ』にリニューアルするものの、視聴率回復には至らず、短命に終わった。
その後も改編を繰り返した結果、2004年4月に開始した『脳内エステ IQサプリ』が、毎週15%前後の高視聴率を取る人気番組となった(後に、裏番組の『爆笑問題のバク天!』が終了に追い込み、さらに、『クレヨンしんちゃん』が再び金曜19時半台へ、『ボボボーボ・ボーボボ』がローカル枠降格へ追い込んだ。これに伴い、土曜19時台のアニメ枠が消滅された。『爆笑問題のバク天!』の後番組として放送された『ぴーかんバディ!』、『人間!これでいいのだ』、『ドッカ〜ン!』、『ヤレデキ!世界大挑戦』も短期間で終了させるほどだった)が、徐々にマンネリ化や裏番組の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)や『ザ・イロモネア』(TBS)の台頭などで視聴率一桁の回も出てきており、ルールや番組内容の大幅変更などのテコ入れが続いたが、視聴率回復には至らず、2009年3月14日の放送をもって終了した。
2009年4月からは『爆笑レッドカーペット』を水曜夜10時枠から移動する予定。「爆笑レッドカーペット」土曜7時進出 サンケイスポーツ 2009年2月23日閲覧。
(19:30~19:45枠)
(19:45~20:00枠)
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フジテレビ土曜夜8時枠は、フジテレビ系列のテレビ局で土曜日20:00~20:54に放送されているテレビ番組枠である。通称「土8」(土8枠)、「王道バラエティ」と称されることが多い。2009年現在は『めちゃ×2イケてるッ!』が放送されている。
当初はドラマ枠だったが、1967年11月に日本初の単発番組『テレビグランドスペシャル』を開始した(ちなみに第1回は『オールスター秋の大運動会』)。これは後の「火曜ワイドスペシャル」に繋がっていく。
1968年7月、フジテレビのゴールデンタイムでは初となるバラエティ番組『コント55号の世界は笑う』が放送開始。開始当初から視聴率が30%を超えるほどの大人気となり同局の看板番組となった。しかし1969年、TBSが人気お笑いグループのザ・ドリフターズをメインとした番組『8時だョ!全員集合』を立ち上げたことで、『世界は笑う』は押される形となり1970年に終了した。
その後フジテレビは打倒『8時だョ!全員集合』として様々なジャンルの番組を送るも悉く不振に終わるが、萩本欽一メインの『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(以下『欽ドン!』)や、ビートたけし・明石家さんまが中心の『オレたちひょうきん族』のヒットで息を吹き返した。この長期戦に渡る『全員集合』と『欽ドン!』および『ひょうきん族』との視聴率争いは俗に「土曜8時戦争」と呼ばれた。
このように、フジテレビの土曜夜8時枠には「数々のお笑いタレントをメインとした、コント・パロディ等のジャンルを問わない番組」という過去からの流れがあり、業界や一部のテレビ番組マニアの間でフジテレビのこの時間帯の伝統行事と称され現在まで受け継がれている。『欽ドン!』のディレクターとして携わった三宅恵介が『ひょうきん族』にも携わり(後に三宅は同番組のプロデューサーへ)、『ひょうきん族』に携わっていたディレクターの佐藤義和とアシスタントディレクターの片岡飛鳥は『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』にも携わり、片岡は『めちゃ×2イケてるッ!』では総指揮として取り仕切る立場となっていることからもそのことが窺える。
なお、『めちゃイケ』は『ひょうきん族』でも成し遂げられなかった放送10周年を突破した。
※太字=お笑いをメインに扱ったバラエティ番組、★印=ドラマ、☆印=単発特別番組、無印=非お笑い系バラエティ番組
20:00開始
19:30開始
20:00開始(フライングスタート含む)