石橋菜津美記事

 オーディション番組『イツザイ』(テレビ東京)が生み出した女優・石橋菜津美が、ゴールデン・ウィークに2夜連続で放送されるドラマ『君のせい』(TBS系)のヒロインに抜擢されることが発表された。同ドラマのプロデューサーは「今時の女の子っぽくないピュアなたたずまいと、かもしだす雰囲気に妙なひっかかりを覚えた」と抜擢の理由を語っている。

『イツザイ』オーディション合格後、初のドラマ会見時の写真。「鶴」の写真

 石橋菜津美は、オーディション番組『イツザイ』(テレビ東京)の“歌える演技派女優オーディション”で、181名の応募者から満場一致で抜擢。携帯配信とCS放送のファミリー劇場で放送されたドラマ『わたしが死んでも世界は動く』で主演デビューを果たした。その後ドラマ『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)にも出演し、注目度を増している女優である。

 石橋が出演するのは、携帯サイト『モバゲーTOWN』で1430万の閲覧数を記録した携帯小説『君のせい』(咲良色・著/ソフトバンク・クリエイティブ刊)のドラマ化作品。ドラマ初出演となるウルフルズのギター、ウルフルケイスケを筆頭に個性的なキャスティングも魅力だ。

 このドラマのプロデューサーで『君はペット』『ジョシデカ!』(TBS系)等を手がけたTBSの鈴木早苗は、石橋の抜擢理由をこう語る。 「恋愛の切ない気持ちを描いて人気を博した携帯小説のドラマ化ということで、ヒロインはあえて今風でないキャストを起用してみようと漠然と思ってました。そんな時、あるきっかけで、なっちゃん(石橋菜津美)に、初めて会ったとき、今時の女の子っぽくないピュアなたたずまいとかもしだす雰囲気に妙なひっかかりを覚え、ヒロイン柚梨奈のイメージとダブってみえました」

 このドラマの主題歌はアフロヘアーの3ピースバンド、鶴の「桜」に決定。実はドラマに先駆け「桜」のPVで石橋が主演し、ひと足早く、ドラマを盛り上げている。石橋菜津美が主演するゴールデン・ウィーク2夜連続ドラマ企画『君のせい』は5月4日(月)24時29分から前編が、5日(火)24時29分から後編が放送される。

 テレビ東京系の深夜番組「イツザイ」で行われた「歌と演技が出来る女優オーディション」でグランプリを獲得したタレント、石橋菜津美(16)が、TBS系のGW2夜連続ドラマ「君のせい」(5月4、5日深夜0・29)のヒロインに抜てきされたことが27日、分かった。  石橋は、コブクロや絢香が所属するレコード会社「ワーナーミュージック・ジャパン」が設立したマネジメント会社「ナインティワン」の所属第1号タレント。これまでケータイドラマやワーナーに所属するアーティストのPVなどに出演し演技を磨き、フジテレビ系ドラマ「メイちゃんの執事」で連ドラ初出演を果たした。  ドラマ出演2作目にして、ヒロインという大役を務める石橋は、「初めてのヒロイン役にドキドキしています。主人公の心の痛みが変化していく様子を伝えられるように、素直な気持ちで一生懸命に頑張ります」と胸を躍らせている。  作品は1430万閲覧数を記録した人気携帯小説「君のせい」を映像化したもので、恋愛の切ない気持ちを描く。

加藤ローサ、徳井義実主演の映画『天国はまだ遠く』(11/8公開)のスピンオフドラマ『わたしが死んでも世界は動く』で主演女優デビューを果たす石橋菜津美ちゃん。オーディション番組『イツザイ』(テレビ東京)のオーディションをきっかけに、ドラマ主演とCDデビューの夢を同時に果たした菜津美ちゃんに、ドラマのこと、オーディションのこと、これからの夢のことを聞きました!泣くシーンでは景色の綺麗さで泣けました


Q 『イツザイ』のオーディションを受けたきっかけは?

「女優とか歌手とか、すごくこういう世界に憧れて、小学校5年生ぐらいからオーディションに応募していたんですけど、書類選考で落ちてしまう事ばっかりで。丁度深夜にオーディション番組をやっているのを知って応募しました。2次(審査)に行けたって事自体私には奇跡で、決まったことが信じられませんでした。今までチャンスがなかった分がまわってきたのかな? と思います」

Q 今回のオーディションではどんなところがよかったと思う?

「最初の1次審査で、入って来る時の笑顔が良かったというのは言われました。あとは…えっと“目ぢからがいい”って言われました」

【ドラマのストーリー】「誰かわたしに生きていることの意味を、生まれてきたことの意味を教えてください。わたしが死んでも世界は動く」という差出人不明のメールを受け取った高校生・安藤サヤカ(石橋)は、謎の差出人とメールを通じて心を通わせようとする。そして直接会うために宮津・天橋立へと向かうのだが……。

Q 実際に撮り終えた映像を見て感じた事は?

「演じてるのと、編集されて出来たものは、やっぱりこんなに良くなってたんだと。自分で演じてて駄目だったかもというシーンもあるんですけど、そういうシーンとかは凄く良くなってると思いました」

Q 自分で気に入っているシーンは?

「後半に出てくる泣くシーンです。何かを思って泣こうとか、役になりきって泣こうというのもあったんですけど、それよりも(泣けたのは)景色が一番でした。前が海で凄く景色が綺麗だったので“何でこういう海ができたんだろう”とか思って」



ドラマの撮影現場にて。 Q 演じたサヤカはどういう子だと思いますか?

「特別じゃなく、普通の女子高生なんですけど、どこか凄く真面目で人を無視できないというかほっておけない性格だと思います。私はそこまで行動力はないなと思いますが、 やっぱりほっておけない性格で、友達が困っていたら相談にのってしまいますね」

Q 友達からはどういう人だって言われますか?

「同じ歳の子だと、弟とか妹とかみたいに接してしまうところがあって、お姉さんっぽくなってしまいます。ひとりっ子なんですけど。精神年齢がたぶん高いんですかね」

Q 現場での長澤雅彦監督や共演の加藤ローサさんの印象は? 

「長澤監督は凄く優しい方なんですけど、演技の事になると一言、一言が勉強になりました。加藤ローサさんは一緒に演技をしていて、一つ一つの動きが勉強になりました。見てるだけでアドバイスになりました」

Q 現場を経験して、自分が将来女優を目指していく中で「役に立った」と思ったのは?

「自分が“夢”って言ってたものが“夢”だけじゃなくて、それを果たすのは凄い大変なことなんだなっていうことを一番感じました。そして、共演の方を見ていて、やっぱり人への気遣いだったりとか、喋り方とか、あいさつとかは欠かせないものなので、それは絶対にやっていこう、真似していこうと思いました」

Q 友達はこのドラマに出るという事を知っていますか?

「そうですね。わたしが知らないうちに知ってますね(笑)。応援してくれる子がいたので、私を見てもらうのが楽しみです」

Q auで先行配信されたものを見た友達は?

「メールでおめでとうとか、良かったねとかしてくれます。厳しい子からはダメ出しがありましたね。“ちょっと台詞に力入ったんじゃない?”とか言われました(笑)」

Q ご両親は応援してくれていますか?

「小学生の頃は、私が勝手に応募したりすると凄く怒られましたが、今は努力の甲斐あって認めてもらえました。”今まで頑張ってきて良かったね、チャンスがなかったらこういうの出られないから 本当に良かったね”と言ってくれました」

PART2につづく…

『わたしが死んでも…』 深夜番組が発掘した逸材がドラマ女優&歌手デビュー

女優&歌手デビューを果たした石橋菜津美。 
自然体の演技がプロデューサーに高く評価された。 
ドラマはファミリー劇場で11月10日から放送。 

 加藤ローサ、徳井義実主演の映画『天国はまだ遠く』(11/8公開)のスピンオフドラマ『わたしが死んでも世界は動く』で主演女優デビューを果たす石橋菜津美。オーディション番組『イツザイ』(テレビ東京)のオーディションをきっかけに、ドラマ主演とCDデビューの夢を同時に果たした石橋菜津美が、WEBデ☆ビューのGIRLS☆インタビューに登場。オーディションのこと、ドラマ撮影のこと、これからの夢について語った。

彼女が『イツザイ』のオーディションを受けたきっかけは? 「女優とか歌手とか、すごくこういう世界に憧れて、小学校5年生ぐらいからオーディションに応募していたんですけど、書類選考で落ちてしまう事ばっかりで。丁度深夜にオーディション番組をやっているのを知って応募しました。2次(審査)に行けたって事自体私には奇跡で、決まったことが信じられませんでした。今までチャンスがなかった分がまわってきたのかな? と思います」

 未経験ながら撮影現場を経験して、彼女は一回りも二回りも成長できたようだ。 「自分が“夢”って言ってたものが“夢”だけじゃなくて、それを果たすのは凄い大変なことなんだなっていうのが一番感じたことです。そして、共演の方を見ていて、やっぱり人への気遣いだったりとか、喋り方とか、あいさつとかは欠かせないものなので、それは絶対にやっていこう、真似していこうと思いました」

 彼女が主演するドラマ『わたしが死んでも世界は動く』は11月10日よりファミリー劇場にて毎週月~金曜20:55~21:00放送。そして熊木杏里作詞・クボケンジ作曲の映画本編のイメージソング「air bird」は映画のサウンドトラックCDにボーナストラックとして収録される。深夜番組から巣立った女優&ボーカリストに注目しよう。

 インタビューの全文はフレッシュな女優が毎週金曜に登場する、WEBデ☆ビューの『GIRLS☆インタビュー』に掲載中。

■石橋菜津美プロフィール 1992年6月25日生まれ、東京都出身。テレビ東京『イツザイ』のオーディションで、長澤雅彦監督をはじめ、審査会場満場一致で主演を射止めた。合格の決め手はナチュラルな演技と意思を感じる目だ。

最終更新:2009年03月31日 01:47
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