『マリア様がみてる』(マリアさまがみてる)は、集英社コバルト文庫から刊行されている、今野緒雪原作による少女向けフィクション小説(ライトノベル)シリーズ。
イラストはひびき玲音。および、これを原作とした漫画、テレビアニメ、ドラマCD、OVA作品。略称は「マリみて」。なお、マリア様がみてるシリーズの作品一覧、マリア様がみてるの登場人物も参照の事。
概要
原作である小説版は、第一作が1997年に雑誌Cobaltに掲載され、続いてコバルト文庫の単行本として1998年に刊行を開始した。それまでの作品にありがちだった同性愛のイメージとは異なる、同性の先輩への憧れをテーマにした作品性は、すぐに話題となりヒット作として認知される事となる。
2003年にコミック化(画・長沢智、マーガレット連載)、 2004年にはテレビアニメ化された。コバルト文庫が本来ターゲットとする読者層である女性ばかりか、男性にも支持層が広がる。2006年から、OVAが製作された。
あらすじ
舞台は東京都下武蔵野の丘の上にそびえる、伝統あるカトリック系の私立リリアン女学園高等部。そこには代々、特別厳しい校則が無くとも、規律正しい学園生活を送るように、先輩と後輩が「姉妹」としての契りを結び、リリアンの生徒としてふさわしい振る舞いをするよう指導する、「スール」(sœur(s) 姉妹の意のフランス語)という制度が存在している。
物語はその下、高等部に通う平凡な一年生・福沢祐巳が、憧れの先輩である「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」こと、二年生の小笠原祥子に呼び止められ、制服の身だしなみを正される所から始まる。そして、祐巳は、薔薇の館や、祥子とのスールなどの出来事で、成長は悩みを持ちながら、一歩一歩成長していく物語である。
尚、詳しい情報は、関連リンクを参照すること。
追記1で、説明するが、今野緒雪先生に関してのデーターは、別冊の作家辞典を参照の事。
追記2、この話の登場人物に関しては、アニメニュジュ 別冊の登場人物事典を参考の事。
関連リンク
最終更新:2007年11月12日 22:41