【名前】ミィル
【種族】妖精
【二つ名】 風に揺られる瀟洒な妖精
【危険度】中
【人間友好度】中
【主な活動場所】不明
【能力】 風を扱う程度の能力
元々は妖精の集落に住んでいた普通の妖精。
ふとした好奇心から近くに住んでいる魔法使いと交流を持ち、魔法を教わっていた。
ある時、彼女が住んでいた集落に妖怪が襲いかかる。
その時に彼女は妖精の友達を庇いながら魔法を使って応戦をしたが、それがきっかけとなり集落からは異端扱いを受け今度は集落の妖精から攻撃を受けてしまう。
辛くもその場から逃げ出すことには成功したものの、仲間に裏切られたと言う思いは彼女の心を強く傷付けトラウマとなってしまう。
心身共にボロボロとなっていた彼女を、たまたま外出中だった咲夜が見つけ紅魔館のメイドとしてスカウトされる。
紅魔館でその才能を開花させ、見事副メイド長として皆に慕われるようにまで上り詰める。
元々強気な性格もあったせいか部下からは姐さんとして敬意を払われ、部下思いの性格から彼女のことを目標とする妖精達も後を絶たなかった。
咲夜からもかなりの信頼を置かれていた為、たまたま紅魔館に迷い込んだとされる人間の子、立石 涼太(翔のこと)の専属メイドとしても働いていた。
だが翔への感情は余り無く、ただ人間は珍しいという程度に見ていなかった
。
だがある時、フランの世話をしている最中にフランが暴走しそれに巻き込まれて大怪我を負ってしまう。
その時に翔によって救出され、それがきっかけで少しだけ翔にも心を開くようになる。
そして、その直後にレミリアから翔の護衛につくようにと暇を出されてしまう。
それからは常に翔と共に行動していたが迷いの竹林で翔が重傷を負ってしまった際に彼女の力を翔に分け与え、そのせいでミィル自身は翔の心の中に住むようになってしまう。
その後、とある事件がきっかけで翔と分離する事が出来たが、そのまま翔と一緒に魔法の森のはずれに住んでいて、時々人里に顔を出す事もあるという。
性格としてはサバサバしたお姉さんタイプ。
ただし初対面の相手には紅魔館直伝の礼儀作法が出てしまうために、彼女をお嬢さんだと勘違いしてしまう人も少なくはないようだ。
慣れた相手には普通に接するため、彼女の変わり具合に驚いてしまう人も多い。
ただ、その真面目さの為に周囲の妖精や人間などからの信頼は厚く、
彼女のためにパーティを開いてくれる事もあるかもしれない。
普段は強気で居る事が多いが、一人になると昔のことを思い出してしまうせいか弱気になってしまうこともしばしば。
翔とはお互いに助け合っていて、家族の様に見えることもあるかもしれない。
戦闘では魔法の力を活用し、主に風の力で攻撃を行う。
翔のようにちょこまかと戦うのは苦手らしく力で押して行く戦いを好む。
妖精でありながら彼女の力はなかなかに侮れないものであり、かつては部下を守る為にフランとまともに戦った事すらあるという(もっとも、フランは手加減をしていたかもしれないが)
だが、そこまで好戦的な性格ではなく、自分などに関係が無い戦いは行わない主義である。
所持スペル
風符『ブリーズエッジ』
翔のものとは違い、こちらは空中に風のナイフを並べて相手に向けて打ち出すというもの。
使い方次第では咲夜の「ミスディレクション」や「殺人ドール」の様に使うことも出来る為、ミィルがもっとも使うスペルである。
暴風『ストームサーベル』
こちらは翔と同じく、巨大な風の刃を作り出すというもの。
だが翔と違う点は、ミィル自身が風の刃を剣としてブンブン振り回してくる所にある。
面倒な時はとりあえず突っこんでみるもの、彼女の性格がよく現れたスペルであるといえる。
砂嵐『デザートサイクロン』
ミィルオリジナルのスペカ。
横殴りの突風を吹かせ、その風に様々な物を乗せて攻撃をする。
まるでそれが砂漠の砂嵐の様な感じで飛んでくるのでこの名が付けられた。
弾幕は主に横から飛んでくるが、ミィル自身も弾幕を撃つ為に前からの攻撃にも警戒しなければならない。
おまけにミィルの弾幕は風の勢いに押されて軌道が曲がるので注意が必要。
木符『シルフィプレッシャー』
パチュリーから七曜について教わった時に考えたスペル。
一定の場の気圧を高くし、動きを押さえつけるというもの。
相手の動きを抑制できるほか、弾幕の軌道を地上に向けて逸らす事にも使えるのでそこそこ汎用性は高い。が、ミィル自身補助技は好まないので余り使われない。
疾風『ソニックブラスト』
ミィルのラストスペル。
発動時、一定時間ミィルに向かっての弾幕が展開されミィルの周囲に魔力を集中させる。
一定時間後、集めた魔力を強烈に圧縮し前方へと勢い良く撃ち出す事で速度を増し、周囲に強烈なソニックブームを発生させる。
前方に対しては強力な攻撃手段となるが、魔力消費が多いためか多く使うことは無い。
癒符『ヒーリングフェアリー』
大妖精から貰ったスペル。
妖精の癒しが込められていて、使うと一定量体力が回復する。
自分以外の相手に使うと威力はだいぶ落ちてしまう・・・らしい。
護符『フェアリーガード』
大妖精から貰ったスペル。
自然の力を身に纏い、喰らう弾幕の威力を低下させる。
これによって即死級のスペルでも重傷になる程度まで軽減される。
ただし、自分に使う場合と他人に使う場合では軽減できる度合いが違うらしい。
最終更新:2010年09月07日 00:58