映姫「いいですか小町?死神とは…。」
今日も上司の幻想郷の閻魔である四季映姫から説教を受ける小野塚小町。
いつもなら、長い説教にうんざりな顔をするが今日はどこか違った。
映姫「と、言う訳で死神のアナタと私は生命の尊さを知るべきなんです。」
小町「はい、わかりました映姫様。」
そうにこやかな笑顔で返事をする小町。
〇〇「あのぉ…お二人とも…。これはどういうことでしょうか?」
そう言うのは人里に住んでいる外来人の青年〇〇。
二人との出会いは博麗神社での宴会。
いきなり拉致られ現在、彼は縄で縛られていた。
映姫「それは〇〇が咎人故にです。」
小町「そうだよ〇〇?まさか、わからないとは言わないよね?」
〇〇「いや…何が何だか…。」
映姫「これだから貴方は咎人なのです。いいですか?貴方は私と小町を一目惚れをさせたの上に…。」
小町「それなのにあんな雌猫達に愛想を振り撒いて。」
映姫「だから、考えました。小町に生命の尊さを教え、貴方に出来る罪を償う善行を。それはずっとここに居て私と小町の夫になり、子供を作るのです。」
小町「これならアタイも仕事を堂々と休めるし。」
映姫「何より貴方を目が届く所に置けるから一石何鳥です。」
〇〇「えええぇ~…俺の意思は?」
「「そんなの咎人にはありません。【無いよ。】」」
最終更新:2011年07月10日 05:56