私は最近、日が暮れる頃には家に鍵をかけて戸締まりを確認して眠る。
普通なら夕飯の時間から早朝まで、
御札を四方と床さらに天井にも張った部屋でだ。
こうなったのは数日前、可愛らしい金髪の子供がいて、
売り物のお菓子をタダであげた時、からだ。
珍しく良く売れたから上機嫌になったから少しあげた。
それ以来、夜になると誰かが闇の中から覗いている気がする。
念のために凄腕の薬師の所にも博麗神社の所にも行った。
けど気配は消えない、いや寧ろ増えた。
そして私は今日も寝る
微かに聴こえる声は。

私には自分を狙う獣の声に感じる。 その恐怖を感じながら眠りにつく、
その声の主が私を狙う限り。

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最終更新:2011年11月11日 21:40