メイドさんにおんぶして貰って、空を楽しんでみた
『うわー、すごいや咲夜さん! 紅魔館があんなに小さくみえるよ! 』
咲夜「でしょう? 地上からの景色もいいけど、空から下を見下ろすのも乙なものよ」
『でもこの格好、結構恥ずかしいよ……。さっきも天狗に写真取られたし』
咲夜「首に顔をうずめてやり過ごしていたから平気でしょう。
――まぁ、私がこんなことする相手なんてあなただけだから、向こうは誰だか分かっていただろうけど」
『男が女の子におんぶされるなんて、かっこ悪いよ。この前だって、むりやり紅魔館のみんなの前で甘えてきて……ウワァー』
咲夜「あなたしょっちゅう恥ずかしがっているじゃないの。もっと気丈に振舞いなさい。それこそ、お嬢様みたいにね」
『咲夜さんが'既成事実だ'とか言って無理やりするから……』
咲夜「キスぐらいでモジモジしないの。さぁ、家に着いたわよ。また今度一緒に空を楽しみましょうね。――病み付きになるぐらいに、ね」
最終更新:2011年11月13日 10:09