年中向日葵が咲き乱れる 太陽ノ丘
そこにはUSCこと風見幽香の棲む危険地帯であるが、同時に夫婦関係に悩むヤンデレたちの駆け込み寺となっていた。
「あいつが外界へ帰ると聞いて私・・・・何が何だか判らなくなって・・・・」
「だから○○を組み敷いて犯し、サイコクラッシャーしながら同じ蓬莱人にしたのね・・・」
白髪の少女がすすり泣く。
普段の彼女を知る者なら信じられないだろう。
しかし、それほどまでに彼女は追い詰められていた。
そんな彼女を幽香は慈母のような微笑みを浮かべながら見つめている。
「あいつは怒り狂ったよ・・・だって無理やりに外界の家族を捨てさせたんだから。その日以来、○○は変わっちまった」
「昼間から酒を飲み、酔った勢いで妖怪に喧嘩を売る。私はそれも仕方ないと思っていたんだ・・・あの日までは」
いつもの竹林の案内&殺し合いを終えて家に帰る。
暗い部屋に少女のすすり泣きが響く。
引き裂かれた衣服、血とむせかえるような淫臭。
○○が妖精を凌辱していた。
「なに・・してんだよ・・・」
「鳥女のお帰りか?もう終わりかよ。まだ五回しかしてねぇのに」
「何してんだよ!!!!!」
「何ってお前の穴に飽きたから初物を食っているだけさ。さぁ殺せよ」
「それで○○を灰にしたのね」
「ああ、私の所為だ!!私が○○を化け物に変えちまった!!!」
灰から徐々に再生しつつある○○を見つめる。
「大丈夫よ。あたしに任せて」
○○は暗い部屋で目を覚ました。
「ははっまた死ねなかったのか・・・・」
「意外と遅いお目覚めね・・・・」
○○が振り向くと、小ぶりな胸を黒革のブラで包み、その肢体をジッパー付きのショーツで固めた緑髪の少女が彼を見つめていた。
「あの鳥女の仕業か!クソッ!」
「そうよ・・・・でもあなたは今に彼女に会いたくなるわ。優しい優しい彼女に」
「?」
「ねぇ知ってる?あなたは自分を死ねないと思っているけど、不死者を壊す方法は幾らでもあるのよ。たとえば・・・・」
幽香のロンググローブに包まれた細い指が○○自身を愛撫する。
「精神が壊れるまで犯し尽くしたり、脳髄が焼きつくまで苦痛をあたえるとかね・・・」
いつのまにか幽香の手には鋸刃のつけられたハサミが握られていた。
「まずはあなたの悪根を絶ちましょうか?彼女を傷つけ続けたそれをね。」
「やめっやめろぉぉぉぉぉぉ!」
「再生しても、同じことをしてあげるわ。ずぅっとね・・・・」
地下室に男の絶叫が響いた。
「それでどうかしら?」
「ええ、とってもやさしくなってくれました。時折、夜中にうなされていることもあるけどその時は私が彼を抱きしめてあげるの。そしたら、子供みたいに甘えちゃって・・・」
「あらあら」
その後、幻想郷の旦那たちに「言うこと聞かないとUSCがやってくる」との脅し文句が流行ったという。
最終更新:2011年11月14日 09:35