罪びとには死すら休息にはならず


冥界 白玉楼

期待と不安が入り混じった表情で白髪の少女が庭を掃いていた。

あの人が言うのなら間違いはない。
でも、もし私を見てもわからなかったら・・・
いっそ過去の出来事として忘れてしまったほうが・・・

ザッ

剣士でもある彼女が振り返るとそこには・・・

「○○さん!!」
もはや彼女の中には不安などない。
あるのは○○と呼ぶ青年への純粋な恋心のみだった。
彼女は○○を抱きしめ、その場に○○を押し倒し、そして・・・
枯れた桜がそびえる庭で淫欲の花が咲いた。


太陽ノ丘

季節に関係なく向日葵が咲き乱れることからここは太陽ノ丘と呼ばれている。
そこを慈しむように世話する緑髪の少女は自慢の花畑を進む、懐かしい靴音を聞いた。

「○○・・・。あなたは死んだはずじゃ・・・・」
「・・・・・・・・・」

○○は答えない。

「・・・そう。答えないのね。なら私があなたをどれほど思っていたか教えてあげるわ。」

○○の身体を植物のツルが拘束し、○○の服を剥ぎ取る。

「私が貰ったのは一日。それで十分だわ。」
花が咲くように少女は一枚、一枚と服を脱ぎその肢体を露わにした。


四季映姫・ヤマザナドゥの執務室

「戻りました。」
「今日の善行は終わりましたか?」
「・・・はい。」

楽園の最高裁判官 四季映姫・ヤマザナドゥは罪人○○を見下ろす。
「あなたは優柔不断が過ぎる!結果、人妖問わず愛されそれを苦に自ら命を絶った。」
彼女の話は続く。
「そして、あなたの死を知った彼女たちは疑心暗鬼に囚われ幻想郷を破壊寸前まで追い込んだのです。」

「本来なら消滅を命じてもよい事態です。けれどあなたが直接手を下していない。あなたができることは罪滅ぼしとして彼女たちに性愛の奉仕をすることのみです。」

「はい・・・・」

「明日も善行は続きます。よいですね?」


○○が執務室から出ていくと、映姫はこっそりと浄玻璃の鏡を覗く。
そこには○○が少女たちから様々なまぐわいを行う姿が映し出されていた。
映姫が足を開くと純白のパンティーに淫臭をまとった黒々としたしみがついていた。
微かな水音をたて映姫が自らの指をそこにあてがう。

「○○・・・あなたは極悪人です。何者にも染まらず惑わされない私を夢中にさせているのですから。」
淫らな儀式は映姫が疲れ果てるまで続いた。

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最終更新:2021年08月15日 04:29