薄暗い屋内
八雲紫は金色の髪を揺らし、扇子を指揮棒のようにしながら演説していた。
「諸君君達の○○は行軍を開始したようだ」
黒板に書かれた略図には博霊神社までの○○達の行軍予想が書かれている。
「これから我々は雪に紛れ、○○を確保する!!!!」
少女達が立ち上がる。
そしてその身体を包む外套を放り投げる。
現れたのは様々なデザインが凝らされた純白のウェディングドレス。
「○○・・・待っててね・・・たっぷりと温めてあげるわ」
「うにゅ・・・・燃えるような愛撫をしてあげる」
歪んだ笑みを浮かべる少女達の背後には、手錠・足かせがつけられたベットがいくつも備え付けられていた。
幻想郷ベビーブームの1年前の出来事である。
最終更新:2012年03月20日 13:52