諏訪子様視点
最近早苗が凄く嬉しそうだ
理由はわかってる。○○って言う恋人が出来たからだね
○○は何度か早苗に連れられて神社に来た事が有るけど
話は面白いし手伝いも進んでやってくれる。
私も
神奈子もすぐに気に入った。
早苗も仕事のペースが上がっていいと思ってたんだけど、
それからしばらくして早苗が夕御飯の時に言った
「○○さん、変な女の人に近づかれたりしてないでしょうか、
最近仕事が忙しくて会えてないので心配です」
「あはは、流石に○○を子供扱いしすぎでしょ、
心配しなくても○○なら大丈夫だって」
あの時は私も神奈子も早苗の変化に気づかなかったんだ
それからすぐあと、早苗がきて私に言った
「すみません諏訪子様、
分社を通じて○○さんの様子を見てくれないでしょうか」
そこまで心配することかな?
でも可愛い早苗の頼みだし私は早苗にいつでも分社からの映像が
見えるようにしてあげた
これで早苗も安心出来るよね
次の日の午前
「あれ?早苗どこ行くの?」
「少し○○さんについている雌猫を退治して来ます」
雌猫?なんで猫を退治するんだろう?
その時早苗の顔を見上げてみると、
目に光が灯って無かった。私は怖くなって話を辞めた
その日の午後人里で怪我人が出たらしい。
犯人は見つかっておらず、被害者は現在医療所にて治療中
人里での事件は信仰獲得のため私たちも解決に乗り出すんだ
その時人里にいた早苗に話を聞いてみた
「そんな大層な事じゃありませんよ。
○○さんに近づくからこうなるんです」
「ちょっとまって、○○が関係してるの?」
「関係してるもなにも私の○○さんに近づいてきたから
退治しただけですよ」
自分の耳を疑った。
早苗がこんな事を言うなんてあり得ない・・・
「じゃあ・・・今回の事件は・・・早苗がやったの?」
「だからさっきから言ってるじゃないですか、
○○さんに近づく雌猫を一匹退治しただけですって」
「早苗、自分が何をしたかわかってるの?
人を殺しかけたんだよ?」
嘘だと言って欲しかった。
今なら私も冗談だと水に流すことが出来た。
でも早苗の言葉は予想外過ぎた・・・
「諏訪子様、何故そこまで雌猫を気にするんですか?
まさか、諏訪子様はあの雌猫に○○を寝取らせようと
してたんですか?」
「えっ!?ちっ違う!!
私はただ・・・
「そうだったんですね、
諏訪子様は私から○○を引き剥がそうとしていたんですね
いくら諏訪子様でも・・・許しません」
早苗がそう言った瞬間風が吹き荒れた
神奈子が起こした風がちっぽけに思える程の暴風・・・
なんとか目を開き早苗の姿を確認する。
その時の早苗は
今までみたどんな人間よりも、どんな怪物よりも、どんな妖怪よりも、
どんな神よりも恐ろしく、荒々しく、禍々しかった。
怖い・・・
恐怖のせいか力が抜け風に飛ばされる
そこで私の意識が途切れた
うん、○○が全然出てきて無いね神奈子様も出番ほとんど無かったね
ここに投稿するの始めてなもんで
変な所とかあると思いますが
これから精進しますんでご了承ください
最終更新:2012年08月05日 16:20