東方求聞口授の村紗:危険度激高に滾ったので書いてみた


存在の耐えきれない軽さ


人里の外れ

清流の近くにあり清浄な水の香りが快い

しかし、彼○○にはそれを楽しむことはできなかった

両手両足には太い鉄釘が打ち込まれ、水色の髪の少女が彼の上に跨っていた

彼が涙を流し慈悲を乞うが彼女 雲居一輪は無慈悲に腰を打ち付ける

~ あなたが・・・あなたが村紗を! ~


彼女が命蓮寺の仲間である船幽霊の村紗水蜜の異常に気付いたのは半年前だ

村紗が朝の勤行に出てこなかったのだ

一輪が村紗を探し、そして知ってしまった

水のように透き通る身体

村紗は「消えかかっていた」

通常妖怪には未練など生への執着が余りにも強い者がなるものも多い

「まさか・・・!」

彼女が恋を知ったこと

それが彼女の未練

もちろん白蓮にも相談した

だが白蓮は彼女を救う手段はないと話した

未練を持って永遠に孤独に生きるのが幸せなのか、それとも恋を知り成仏することが正しいのか

答えは決まっている

でも・・・



小屋を巨大な錨が破壊する

彼女が来たんだ

「一輪何している?」

感情ない声が突き刺さる

「何ってナニをしているだけさ。コイツあたしの中にぶっかけながらもアンタの事を呼んでいたわ。ムラサごめんムラサごめんって・・・」

村紗の瞳から光が消える

「言いたいことはソレダケ?」

後は○○を彼女の目の前で消せば、怒りと未練で村紗は消えずに済む

雲山を呼びだそうとする

だが、それよりも村紗の方が早かった

「ひぎぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

私の身体の水分を操って両腕を破裂させたのだ

薄れつつある意識の中で見たもの

それは○○と一緒に笑顔で小屋を出ていく村紗の姿と・・・・怖気を感じる様な彼女の笑みだった


○○怖かったろ?

見ず知らずの妖怪女にヤられるのは?

わかっているわ 貴方には罪はない 彼女にも

彼女を許す?

許すも何も、私は彼女に感謝したいくらいだよ

ようやく答えがわかったんだもの

さぁ 河の流れで身体を清めなきゃね

あれあれ?どうしてニゲルノ?わかっちゃった?

でも水から逃げられないよ

そうらツ・カ・マ・エ・タ

一緒に船幽霊になって愛し合いましょう・・・・ずっとずっと・・・・

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年08月05日 20:29