白熱した議論の合間に、いつも通りお通し程度の駄文を投下します。

微病みで嫁は各々で想像お願いします。




「ねぇ、お母さん。」


幼い息子に呼ばれて振り返ると、何かを隠すように両手を後ろに回してモジモジとしていた。


「どうしたの?」


「あのね…いつも、ありがとう。お父さんが今日はお母さんに感謝する日だって教えてくれたの。」
そう言うと息子が真っ赤なカーネーションを出して来た。


「ふふっ…ありがとう。」夫は私達を見て微笑んでいた。


「それで、お母さんに感謝する日なら何をくれるのかしら?私は貴方の妻であり母親なのよ?忘れたの?」

「え…えっと…。」


「もう!ダメなお父さんね?」

「ねー?」
息子と相槌うつと〇〇は今度は苦笑いをした。

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最終更新:2012年08月05日 20:33