その日、○○は幸せを噛みしめていた
彼の前には数本の団子と熱いお茶
ただこれだけでも彼は幸せだった
外界帰還のための御用聞きで疲れ切って家に帰ると・・・
うなぎ、どじょう、にんにくの強壮料理フルコースが用意されたり
食器がなぜかテカテカ、タオルや下着がぬるぬるしたりしていた
相談した寺や神社からもらったお札や護符を張ったら四六時中視線を感じるようになったり
そのため彼がもっともリラックスできる場所は此処しかなかった
彼が団子に手を伸ばした時だ
「?!」
最初に感じたのは違和感
股間を無数の蟲が這い回るような感覚が彼を襲う
慌てて下着を確認するがそこには蟲はいない
「ヒィ!」
今度は首筋をナメクジが千匹這い回るような嫌悪感が襲う
逃げなければ!
彼が立ち上がろうと力を入れた瞬間
「アヒィィィィ!」
肛門にカンチョウをされたように体から力が抜ける
そして・・・・・
「らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!おかちくなっちゃひゅぅぅぅぅぅぅ!ぬふぅぅぅぅぅぅ!」
おおよそ、人間が出せるとは思えないような発音で悦びの声を上げ○○は気を失った
Side 永遠亭
「○○が衆目環視の中、イってしまう?危険な病気かもしれないわ!すぐに入院!げふんげふん拉致よ!」
「師匠・・・本音と建前が逆です」
Side 命蓮寺
「○○が公開オナニーとな!このようなふしだらな人間を魔人間にすることとも仏の道。さっそく調教せねば!」
「もうどこから突っ込めばいいのかわからない・・・・」
「はは・・・・主人。私もだよ」
Side 守矢神社
「「「即婿入り!!!!!!!!」」」」
紅魔館地下
悪魔の妹こと フランドール・スカーレットは一人、人形遊びに興じていた
「アノ青いサンタさんが置いて行っただっちはずばんどアソビって面白い~!気持ち良くてこれもおとなのれでぃーになる修行になるなんてサイコー!」
彼の受難はまだまだ続くようだ・・・・
最終更新:2012年11月11日 12:10