なぜ奴らはヤンデレになるかって?
キミも馬鹿なことを聞くなぁ
いいかい?妖怪は精神に依る存在だ
対して人間は肉体に依る
つまりは人間は自らの損得で一歩引いたりできる存在だ
たとえ、存在を否定されても人間は消えたりしない
だが、妖怪は違う
相手に遠慮して、一歩引いたりでもしたら妖怪としての格が落ちる
それは自分自身の在り方を否定することにつながる
だから妖怪は後に引けない

欲しいものは全力で

嫌いなものは塵すら残さず滅する

それが対象が人間の雄だって同じことさ?
キミだってわかっているだろ?幻想入りの意味を・・・
人間は肉体に依る、だから存在を否定されても消えることはない
ならキミは?
君が大結界を通り抜けられたのは、「キミ自身の存在は妖怪に近づいているから」
両親も親友もなく、10年も引きこもっていたキミを知る存在はない
君も知っているだろ?「ニート」、「ナマポ貴族」、「スケベロビッチ・モウソウスキー」等々キミやキミ達を外の世界の人間が呼んでいることを
つまりはキミは「妖怪」のカテゴリーに分類された私と同じく、人ではなく概念として分類されている

「さぁ・・・一緒に引きこもりましょう・・・・○○」

そう言うと目の前の495歳児は手を広げ、僕を向かいいれた
彼女の身体は暗闇の中でも真珠のように輝き、彼女の妖花の蕾は開き切り蜜を垂らしていた

いいさ
どうせ外に出てもいいことなんてないもんな
なら演じてやるさ
哀れな外来人○○を・・・

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最終更新:2012年11月11日 17:35