セミは面白い生き物だ…あいつ等は交尾が終わると、雌は枯れ木に卵を植えるんだ…
その生態から、間違って電灯に卵を植えてショートさせるんだから面白い…
「号外で~す!!」
んっ?号外と言うことはまた異変でも起きたか?
俺は号外版文々。新聞を手に取った…
大きな見出しにこう書いてあった…
新たな妖怪が発生!?人型セミ妖怪!?
「まぁ、蛍の妖怪が居るから珍しくは無いと思うがなぁ…」
家の外ではジ~…っとセミの鳴き声が聞こえる…
「久しぶりに捕まえてみるか?」
こう見えても俺は昆虫博士と言われていた…
ガチャ…と幻想郷ではちょっと珍しい、ドアを開ける…
「ジ~…♪ジ?」
ドアの前ではアブラゼミの様な妖怪が三体、こちらを見ていた…
おいおい、ちょっと待てよ…
なんで雌が鳴いてるんだよ…!!
セミは雄が求愛の印に鳴くものである…
雌は鳴けず、その代わり子宮など、その他のものが発達している…
さて、目の前のセミ妖怪の雌は鳴いている、雌が求愛する相手は当然雄である…
鳴いている場所は俺の家の前…
イコール答えは…
「ジ~!!」
リグルはその様子を見ていた…
遠く離れた場所で、頬を赤らめ
息は少し前に荒くなっていた…
妖怪の力に必死に抵抗しても、何も持たない人が妖怪にかなうわけが無く…
○○という男は三匹もの妖怪に力ずくで襲われている…
もちろん性的にだが…
ただ、そんな中で○○のあれが反応するわけが無く…
妖怪達は困っていた…
生まれたばかりの妖怪で、やり方が分からないらしい…
しかし、愛する人が犯されるのを見る…と言う、歪んだ性癖を持つリグルは、能力を使い、
妖怪達を操り、○○に興奮させるようにさせる…
「ふふ、ふふふふふ…どんなに拒否しても体は正直だね…私…ゾクゾクするよ…」
終わり…落ちがないような…
そこまでエロく無いよな?
本人じゃないから批判が怖いですね…
最終更新:2012年11月20日 12:10