「○○ー、ダンスゲームで脚が疲れたから揉んでー」
「あいよー」

テレビとPS○とダンスマットの前で寝転んでいる輝夜の脚を揉む○○。

「○○ー、ご飯食べさせて~」
「あいよー」

あーんと口を開ける輝夜に、雛鳥の世話をする親鳥の如くご飯を入れる○○。
んまーいと口をモグモグさせている輝夜の口の周りを吹いてあげた。

「○○ー、背中流してー」
「あいよー」

隅々まで洗って性感帯を刺激させ、エッチな雰囲気になってしまった。

「○○ー、も、もっと激しくしてぇ」
「あ、あいよぉ!」

月夜が差す輝夜の部屋で激しくまぐわう2人。
覗き見る者も、嫉妬する者も、乱入する者も居ない、2人きりの時間。

「輝夜ー、そろそろ解除しないか?」
「嫌よー」

○○に心身共々依存しきっている姫は、頬を胸板にすり寄せながら言った。
「永遠と須臾を操る程度の能力」によって、輝夜の依存生活を邪魔するものは居ない。
○○も惚れた弱みでそれ以上強く言えず、彼女の髪を撫でながら困った面持ちで障子の間から見える満月を見上げる。
いつもならこちらを嫉妬と羨望に満ちた赤い瞳も、冷厳な智と狂気に満ちた目線も無く静かな月光が降り注いでいる。
永遠亭は、主の部屋を除いて静寂に満ちていた。
輝夜が○○のみに依存を望む限り、恐らく、ずっと。

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最終更新:2013年07月04日 10:19